第20話 私の定年退職
二〇十八年二月、私は遂に定年退職した。定年を迎えた二月、大阪の姉が定年のお祝いに大阪に招待してくれた。二月二十三日から二十五日までの二泊三日の予定で高速バスを利用して大阪に向かった。午前十一時頃大阪に到着し姉の家で昼食を摂った後、早速『小林幸子ショー』に連れて行ってもらった。ここ何十年とコンサート等、縁がなかったのでとても楽しかった。生で聞く歌も最高だったが紅白歌合戦で披露した衣装も素晴らしかった。あっという間のひとときだった。
コンサートの後は一年前に結婚した甥達と夕食を摂る段取りもしていてくれた。久しぶりに再会し話も弾み楽しいディナーとなった。
翌日は大阪でのショッピングを楽しんだ。問屋街など一日中色々歩きまわった。私の欲しかった物やお土産物も沢山買った。姉の所からはちょっと電車で乗り継ぐと買い物する所はいっぱいあるのでとても便利だ。五分おきに電車もバスも来るので私の住んでいる田舎とは大違いだ。あちこち歩き回ったので二日目の夜はぐっすり眠れた。
翌日は帰るばかりだ。三日目の午前中は姉の家でゆっくり過ごし午後二時頃の便で広島へと帰った。あっという間の三日間だった。これからは母との生活が待っている。その後はこうした泊りがけの旅行は出来なくなった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます