会議
男「さて。
彼等がどう、動くのか。
楽しみだね。」
フードを被った者1「定刻になった為。
これより、評議院。定例会議を始めたいと思います。
尚、リリア不在の為。代理で進行役を務めさせて頂きます。
異議のある方は、挙手を。。
んんっ、、では始めさせて頂きます。」
フードを被った者2「トルカ、ケイラ、ガニスも不在ですか。」
フードを被った者3「今に始まった事ではない。」
フードを被った者4「そもそもこの会議すら。
我々にとって時間の無駄なのでは?」
フードを被った者5「発言には、気をつけるべきよ。」
フードを被った者6「なあ?ごちゃごちゃうるせんだよ。」
フードを被った者7「皆さん、、落ち着いて下さい。」
フードを被った者8「それで?
今回の議題は、」
フードを被った者1「"異世界人"についてです。」
男「リリアはあれから何処へ向かったのか、、
まあ。ネクロ君の事が気になっちゃったのかなあ?
彼はきっと。何かに感ずいている。
裏で、何かが起きようとしている事に。ね、
ロウニアは相変わらずの美食家だね、、
彼は美しい物に対して目がない。
トルカは不在。彼はきっと何処かで遊んでいるのだろう、、
彼が参加したのはほんの数回のみだ。
ザラート。彼はクールだ。
でも、本当は。何を考えているのやら、、
ネイオ。彼はパワー特化。
脳筋野郎、とでも言うのかな。
メデル。彼女は美しい。
その性格すら、神に近い存在なのかも知れない。
アスティー。彼女は苦手だ。
彼女の前では嘘が通じないからね?
リオン。彼も感情を出さないタイプだ。
情報があまりない、、
ケイラも不在。彼は何をしているのか。。
僕には理解出来ないかな、、
バーン。彼は、今後も評議院を背負って行くんだろう。
重要な鍵だ。
?。不在。
僕は、、美少年。」
キラッ、
男「ディエロ。
彼女は、可愛らしと言える。
将来化けるね。
計8人。。
どうなるのか、楽しみだねえ、」
ディエロ「何か。あったんですか?」
バーン「ええ。
またバランスを崩す者達が生まれようとしている様で、」
リオン「、、やっかい事か」
ロウニア「必要枠以外、不要だ。」
メデル「理解を求め、解決はできないのですか?」
アスティー「話し合って解決出来るのならば問題はない。」
ザラート「彼等は日に日に我々の力に近くなっている、、
話して理解出来るのであれば、こうはならない。」
ネイオ「ふあ、ぁ、、!
糞みてえになげえ話に飽きてきたし。
要は躾をするかって話だろう??
簡単じゃねえか、
俺がやってやるよ。」
ロウニア「手加減、は。して貰いたいね。」
リオン「好きにすればいい」
メデル「他の方の意見は、、」
ザラート「参加しないのが悪い」
アスティー「本来ならば時間を掛けるべきだろうが、、
またあの出来事を繰り返す訳にもいかない。。
公平に。参加した者達だけで、多数決を取るとしよう。」
ディエロ「はーい」
バーン「ネイオ。それで宜しいでしょうか??」
ネイオ「良いぜ?」
バーン「ネイオに賛同する者は、挙手を。」
ロウニア、ザラート、アスティー、ディエロ、バーンが挙げる。
バーン「半数を上回った為。
この件はネイオに一任する事とします。。
以上で定例会議を散会とさせて頂きます。」
ネイオ「、、ったく。
どいつもこいつも。
使えねえ糞ばっかりだぜ。。
まあ、バレちゃいねえ様だが。
都合が良かったぜ。」
「ったく。まだ追ってきやがる、、」
身を隠しながら登っているハズなのに、
管理院は少しずつ距離を縮めて来た。
管理院「探せえ!!!
捕らえるんだあ!」
おっさん「はぁ、、はあ。。
ダンナ、、まだ。ですかねえ??」
男の話では、山の中の大きな木って、、。
「どれも、それなりにでけえじゃねえか、、」
おっさん「ダンナァ、??
ポストって。
あれ、ですかい??」
おっさんの指差す方に、ポストがあった。
男「君の探してる、"鍵"となる者達に会えるよ。」
管理院「まだ見つからないのか!?」
「おっさん。行くぞ??」
おっさん「はぃ、、。」
罠かも知れない。
だが。下がる訳にもいかない、、
ポストに手紙を入れると、木の幹は歪み。
そこには、さっきまで無かったハズの扉があった。
管理院「追い込めえ!!」
「入るぞ??」
おっさん「ええ。。」
ガチャ、、
扉の先にあるのは、、
光か。闇か。。
奴隷商人ネクロ 影神 @kagegami
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