何故。
何故。私は生きている。何故。私は死なないのだ。どうして、私は産まれてきた。何で、、何の為に、、何が楽しくて、私は生きている、、どうして、、私は、、生きているんだ。
腹が減り、何かを口に入れ、排泄する。
「自分の身体の為に」
自分勝手な奴等のせいで、、宗教や、権利や、地位や、名誉や、歪んだ。正義のせいで、、
沢山の小さな命や、、自らの夢や希望を持った者等が、、、次々に。
"意図も簡単に、、"
『この世界から、、消されてゆく、、』
「どうして私ではなく、、彼等なのだ。」
どうして。どうして。どうして。何が違う。何が違っている。
"私と彼等とで、、、は、"
生きたい彼等は死に。生きたくもない私は生きる。
「何で。」
「どうして。」
「生きたくない。」
「生きたくない。」
何も知らない奴等は、自分勝手な奴等は、、きっと。私に、こう言うのだろう。
「生きたくても、生きられない奴が居る。」
「じゃあ、死ねば?」
「構ってちゃんも大概にしろ、」
自分が種を蒔いた癖に。他人に文句を言い。自らを特別視し、棚に上げる。
"いい加減にしてくれ"
恰も自分は悪くはありません。自分は何もしていません。自分達は被害者です。とでも言わんばかりに。
子が子なら。親も親である様に、『常識』の無い。『常識』すら知らない親が、「すいません」も、ろくに言えずに。ただ。「うるさい」とだけ、逆ギレをする。又、責任を逃れる者は。知らない。言ってない。と、シラを切る。
こうして。繰り返す。何回も。何十回も、、
「何で、、どうして、、」
人間は残忍だ。弱い者を差別し、皆で追い込み。楽しむ。
結局、最後にはこうなった。
「痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。」
何万回かしたら。ようやく気付いた。
「そうか、、。
人間は、、いらないんだ。
人間は必要ない。
人間が居なくなれば良い。
人間が存在しなければ、、
そうだ。
少しずつ、、人間を減らそう。
人間"さえ"。居なければ。」
こうして、彼等は同じ思想を抱き、動き始めたのだった。
「また。"あの人"に逢いたいな、、。
私を救ってくれた人。
"私に教えてくれた"
人間の優しさを、、
きっと。
彼も理解してくれるだろう。
『さぁ。始めようか、、人間猟りを。』」
人間「助けて、下さい、、」
「何で」
人間「やめてくれ、、」
「何で」
人間「許してくれ、、」
「何で」
人間「許さねえ。」
「何で」
人間「殺してやる。」
「何で」
キエロ
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