第74話 かわいい後輩が欲求不満らしい。
先日のプール掃除では、水着のお嬢様方を観賞させていただきました。
特に1年生達は、将来性を感じさせてくれる、新鮮な水着姿でしたね。
僕の水着からは、
お昼には、かわいい妹が、大量のおにぎりを持って来てくれました。
プール掃除の参加者全員、大喜びです。ポロリちゃん、ありがとう。
プール掃除を終えた後は、部屋に戻って、クマさんと2人きりの時間。
カノジョと2人で、何をしていたのか。
それは「オトナの事情」で、お伝え出来ません。ごめんなさい。
その日の夕方、クリさんと以下のような会話がありました。
「アマちゃん、さっきは、ごめんね。ヤってる最中だとは思わなかったから」
「あははは、気にしないでください。クマさんも喜んでいましたので」
――ぱんっ!
「――あだっ!」
「喜んでません。気持ち良すぎて、お姉さまに気付かなかっただけです」
「イヨは、いい声出してたよねー。アマちゃんも息が荒かったし」
「もう、ホントに、すごく良かったです。最高でしたよね?」
「うん、うん」
クリさんが部屋に帰って来たのは、僕達がフィナーレを迎える直前でした。
「オトナの事情」で割愛された場面につきましては、ご想像にお任せします。
そして、ここからが今回の本題です。
「ダビデ先輩! クマちゃんのおっぱいばっかり
これは、欲求不満なカンナさんからのリクエストだ。
なぜカンナさんは、これほどまでに、胸を揉んで欲しがるのか。
その理由は、もうすぐカンナさんの16歳の誕生日だから。
『カンナ、胸のサイズは15歳までに決まります。諦めが肝心ですわよ』
去年の今頃、脱衣麻雀中に、お姉さまである
ルームメイトの
そんなカンナさんに、僕が、
「『15歳まで』なら、15歳も含まれるんじゃないですか?」
このようなアドバイスをしてあげたところ、その後も継続的に「豊胸マッサージ」をおねだりされるようになったのである。
これは、僕がクマさんと付き合う前からの関係であり、ただの「豊胸マッサージ」という事で、クマさんも容認してくれている。
「もちろん、いいですよ。カンナさんも、もうすぐ僕と同じ16歳ですから」
「そう、時間がないの。もう、部活どころじゃないでしょ?」
「そうですね。カンナさんにとっては、部活よりも大事ですよね」
「じゃあ、みんなが来ないうちに、お願い! いつも通りにね!」
「はい、はい」
しかし、この濃厚なスキンシップは僕達の距離を縮め、もはや仲の良い先輩と後輩という関係を超越しているようであった。
ここからは「エロ注意」の話です。
エロが苦手な方と15歳未満の方は、第75話にお進みください。
スマホでご覧の方は、念のため壁を背にしてから、ご覧ください。
なお、登場人物には全く罪はありません。汚れているのは筆者のみです。
運営様から修正依頼が来た場合は、すぐに修正させていただきます。
――では、準備が出来た方は、どうぞ。
2人きりの部室で
防犯カメラの画像を見ながら、制服の中に手を入れ、優しくマッサージ。
去年の今頃と比べると、おっぱいは、順調に成長している気がする。
カンナさんのブラのサイズは、平均的な【B65】サイズですが、去年はブラの中に厚手のパッドを入れていましたからね。
「あっ、そこっ……もっと……」
「このあたりですね。了解です」
「あー、気持ちいい。なんだか、すごく幸せな気分」
「それは良かった。お誕生日の前日までは、いつでも協力しますから」
「ホントに? じゃあ、明日も、お願いしていい?」
「あははは、お安い御用です」
かわいい後輩のおっぱいを揉んで感謝されるなんて、素晴らしい環境だ。
「ダビデ先輩は、ヒトスジちゃんより手も大きいし、ずっと上手だね」
「カンナさんは、
「うん。でも、センパイと違って、イヤそうな顔をするから、頼みづらくて」
「それは、恥ずかしがっているだけなんじゃないですか?」
「そうかなー? ダビデ先輩は、私の事、どう思ってるの?」
「そうですね……部活では頼りになる副店長で、脱衣麻雀仲間。4年生の中では最も親しい友達だと思っています。カンナさんは、どうですか?」
「私も似たようなものかな。ダビデ先輩が店長で、私が副店長でしょ? 5年生の中では、センパイが1番仲良しかも。もうすぐ、また同い年になっちゃうけど」
「僕と同い年だと、何か問題でも?」
「ダビデ先輩はロリコンだから、年下の女の子のほうが好きでしょ?」
「そんな事は……ないと思いますよ」
「ホントかなー? ――あっ! アイシュちゃん達が来ちゃった!」
「残念ながら、今日は、ここまでですね」
「じゃあ、続きは明日ね!」
「あははは、了解しました」
その日の夜――
「ミッチー先輩、明日の予定って、どうなってますか?」
――クマさんから、明日の予定について打診されてしまった。
「あー、ごめん、クマさん。明日は、カンナさんに呼ばれてまして……」
「あはっ、それなら、いいんです。私も、カンナ先輩から頼まれたので」
「カンナさんに頼まれた?」
「はい。レンタル彼氏です。『しばらく貸してっ!』って、言われました」
「つまり、カンナさんに『根回しされた』と」
「うん、うん」
「僕は構いませんけど、クマさんのほうは、どうですか?」
「あはっ、カンナ先輩には、いつもお世話になってますし、カンナ先輩も、ミッチー先輩のことが大好きなので、明日は優しくしてあげてください」
「そうですか。了解しました」
僕の精神が安定しているのは、すべき事としたい事が一致しているから。
クマさんが許可してくれるなら、何の心配もありません。
明日の午後が楽しみです。
クマさん、いつもありがとう。
「ダビデ先輩、今、ちょっといい?」
次の日の昼休み、廊下でカンナさんから声を掛けられた。
一緒に食事がしたい――というわけではなく、予定の確認らしい。
クマさんから僕を借りる許可を得た為、今日は豊胸マッサージだけでなく、もっと強い刺激も欲しいそうだ。
そこまでするなら、部室以外の、ゆっくりできそうな場所がいい。
お互いの部屋だとルームメイトに見られてしまうので、それは避けたい。
――となると、僕には、あの場所しか心当たりがなかった。
「体育倉庫かぁ! じゃあ、体操着に着替えて、3時半に集合ね!」
「了解。カンナさんは誰かに見つからないよう、注意してください」
集合場所は体育倉庫。
高跳び用のフカフカなマットがある事は、すでに調査済みである。
部活をサボる件に関しては、昼休み中にリーネさんかフランさんに「根回し」しておけば、特に問題はないだろう。
放課後、体操着に着替えて、3時半に体育倉庫へ到着。
カンナさんは、倉庫の横でキョロキョロと周囲を見回していた。
「カンナさん、お待たせ!」
「うわっ! びっくりした。脅かさないでよ!」
「あははは、カンナさん、今日は、どうしたんですか? 顔が真っ赤ですよ」
「ダビデ先輩は慣れてるかもしれないけど、私は、こういうの初めてだから」
「あー、体育倉庫ですね。昼間は光が入るので、中も意外と明るいんですよ」
「えー! それじゃ、センパイに全部見られちゃうじゃない!」
「脱衣麻雀で、お互いに、何度も見られているじゃないですか」
「それは、そうだけど……」
「カンナさんがイヤなら、僕は、目を
「その時は、私がいいって言うまで、絶対に目を開けちゃダメだからねっ!」
鍵の掛かっていない倉庫に忍び込み、フカフカなマットの上に寝転ぶ。
暑くもなく、寒くもなく、丁度いい気温だ。
今日は水曜日で陸上部が休みなので、誰かに見つかる心配もないだろう。
「このマット、寝心地がいいわね。クマちゃんとは、よく来るの?」
「いや、クマさんとは一度も。春休みにネネコさんと来ましたけど」
あれは、たしか3月11日――避難訓練の日――でしたね。
4回ほどする予定が、避難訓練のせいで1回しかできませんでしたが……。
(「ろりねこ」第253話参照)
「そう言えば、ダビデ先輩って、クマちゃん以外に
「付き合っている女の子は常に1人ですよ。カンナさんは、クマさんからの許可を得ていますので、今の僕は、カンナさんだけのカレシだと思ってください」
「そっか……でも、カレシと男友達って、どう違うのかな?」
「それは、ヤる事をヤっているかどうか……じゃないですか?」
「ヤる事って、アレでしょ? センパイは、今までに何人の子とヤったの?」
「僕の経験人数は、今のところ6人ですね」
「意外と少ないのね。ここには女の子が100人以上もいるのに」
「性行為は悪い事だと思っている人も多いですからね」
「そんな事は、ないんじゃない?
「カンナさんは、エッチな事に興味があるんですか?」
「私だって、もう高校生だし。ヒトスジちゃんより先にオトナになっておかないと、正しいアドバイスをしてあげられないでしょ?」
「そうですね。この環境なら、丘野君の童貞卒業も、時間の問題ですから」
でも、丘野君って「ついてない」ですよね?
丘野君は、どうやって、するつもりなのだろう。
「じゃあ、これ、先に渡しておくね。我慢できなくなったら、使って!」
カンナさんが真っ赤な顔で差し出したのは、学園で配られたコンドーム。
もちろん僕も、こっそりとポケットの中に用意してありますけど。
「これは、僕との
「今のセンパイは『私のカレシ』なんだから、当然でしょ?」
「あははは、そうでしたね。では、始めましょうか」
カンナさんをマットに押し倒し、豊胸マッサージを開始する。
今回は、揉むだけでなく、吸ってもいいそうなので、かなり楽しめそうだ。
それに、いつもの「生殺し」ではなく、最後まで、させてもらえるらしい。
カンナさんは初めてだが、僕には、もう20回以上の実践経験がある。
すでにマウントが取れている今の状況は、僕のほうが圧倒的に有利だ。
目を瞑っているという約束も、カンナさんが先に目を瞑ってしまえば無効である。
「あっ……なにそれ? 気持ち良すぎてヤバイんだけど……」
「して欲しい事があったら、遠慮なく言ってください。何でもしますから」
「何でもって、それ以上何を……ああっ……そこっ……」
「さすがカンナさん、いい反応です。そのままリラックスしてください」
「あっ……なんか……おしっこ漏れそう……」
「カンナさん、お楽しみは、まだまだ、これからですよ」
ここから先は「大人の事情」により、お伝え出来ません。
例によって、読者様のご想像に、お任せ致します。
「センパイのお陰で、ちょっと胸が大きくなったかも。これで測ってみて!」
初めての「仲良し」の後、ご機嫌なカンナさんにメジャーを渡された。
「あははは、いいですよ!」
「上手に測ってね!」
カンナさんの背中に通したメジャーを左右の乳首の真ん中で合わせてみる。
ささやかで、張りのあるおっぱいは、重力に負けてしまう心配もない。
「――はい。カンナさんのトップバストは、75.5センチですね」
「きゃー! 昨日より2センチも大きくなってる! ダビデ先輩、ありがとう!」
「あははは、どういたしまして」
カンナさん、それは、きっと乳首が立っているからですよ。
僕は、そう思ったが、余計な事は言わないほうがいいだろう。
「ところでカンナさん、誕生日プレゼントは何がいいですか?」
「それって、私が決めていいの?」
「僕が決めるよりは、本人に聞いたほうが早いかな――と思って」
「そっか、それなら、アレがいいかなぁ」
「そのアレを教えてください。明後日までに用意しますから」
「私がセンパイにあげたプレゼント、明日で期限が切れちゃうでしょ?」
使用許可証――これは、僕がカンナさんからもらった誕生日プレゼントだ。
カンナさんの胸を自由にマッサージできるという素晴らしい権利証である。
しかし、残念な事に、有効期限は明日までだった。
「僕がカンナさんの胸を揉んでいいのは、6月23日まで――でしたね」
今日は6月22日。
「うん。だから、今度はセンパイが私に許可して!」
「僕がカンナさんに? 何を許可すればいいんですか?」
「そんなの、豊胸マッサージに決まってるでしょ!」
「えっ? 胸のサイズは15歳までに決まってしまうのでは?」
「お姉さまは、いつも言ってたもん! 『もうは、まだなり』って」
「『もう成長しない』は、『まだ成長する』……って事ですね!」
「そう。私は、まだ諦めてないから!」
「あははは、カンナさんらしい、前向きな考え方ですね」
『もうは、まだなり。まだは、もうなり』
これは、相場の格言であり、下高先輩の座右の銘である。
カンナさんの良い所は、執念深く、
そのお陰で、僕達の関係は、まだ続くらしい。
「――という訳で、お誕生日プレゼントは、マッサージの利用許可証がいいな!」
「了解しました」
カンナさんに言われた通り、僕はマッサージの利用許可証を作る事にした。
カードの文面は、カンナさんからもらった「使用許可証」のパクリである。
マッサージ利用許可証
『カンナさん、16歳のお誕生日おめでとう。このカードをお持ちの方は、いつでもダビデ先輩こと甘井道程の豊胸マッサージを受けることができます。胸だけでなく、他の場所にも対応可能ですので、お好きな場所を指定してください。なお、当許可証は甘井道程が優嬢学園を卒業するまで有効です』
「きゃー! ダビデ先輩、ありがとう! これからも、よろしくねっ!」
「あははは、カンナさん、こちらこそ、よろしく!」
お誕生日当日、かわいい後輩は大喜び。カンナさんは誕生日ケーキをクマさんにも分けてくれたので、クマさんも大喜びだった。
カンナさん、16歳の誕生日、おめでとうございます!
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