暗夜世界
世界は暗闇に包まれた。
人々は光に別れを告げなければならなかった。
それは、神が強いた人への試練。
暗夜は弱い人々の命から刈り取っていく。
怯え、不安に震える人々は忘れてしまった。
互いの間にあった絆を、温もりを。
「誰かが犠牲になれば、その分自分が助かる」
「誰かを生贄に差し出せば、今日一日は怯えずにすむ」
血は血を呼んで。
犠牲は新たな犠牲を生み出す。
連鎖が起きて、不幸を繰り返していく。
それは暗闇に支配された世界。
人々の心から光は失われていた。
詩集S 夜のばけものの塔 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
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