第4話 会えない距離感



 会えない日々が辛いんだ

 触れ合えない日々が切ないんだ


 何度も君の名前を口にした

 出会ってから 離れるまで

 数えても 数えきれないくらい


 君の柔らかな頬に口づけをしたくて

 君の小さな手とつなぎたくて

 君の近くで愛をささやきたくて


 一度きりの恋だ

 二度目はもうない

 

 だってこの恋は こんな鮮烈な感情なんだから


 出会う時にも 会えない間にも


 いつでも心臓が爆発しそうだ




「ストーリー」

 恋に臆病な君の事情は知っている。

 だから、距離を置くべきなんだろうか。

 それとも、僕は歩み寄るべき?

 答えは出ない。

 大切だから、大事だから。臆病になってしまう。

 君と想いを交わした後は、何も怖いものなどないと思っていたのに。


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詩集R 泣き顔なんて似合わない 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032

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