雨は私の心の支え

@ju__koi

第1話

ここ最近、暑い日が続いていたので、梅雨がもう終わってしまったのではないかと焦っていた。


今朝、その不安は解けた。



永遠の梅雨を望んでいるわけではない。


梅雨なんて基本的に1ヶ月程度で終わるが、私はこの季節を毎年楽しみにしているのだ。



雨で気分が下がるという人もいるだろう。


それも理解できる。



確かに通学の際は不便ではある。


傘は歩くことの邪魔になるし、地べたも汚い。

時には、靴下が濡れて気持ち悪い。




それでも私は雨を望む。



雨の音や匂いは私の心に深く刺さってくる。



基本的にいつもネガティブなことばかりを考えている私だからこそ、この雨の良さを感じ取れるのだろう。



どこか寄り添ってくれるような、寂しがってくれているような気持ちになるのだ。



私は雨の日にエスニックな香りがする香水を身につけるのが好きだ。


それが雨と馴染んで何とも言い難い魅力的な雰囲気を感じ取ることができる。



雨の日の楽しみのうちの1つだ。




最初はそういう理由で、なんとなく雨が好きなだけだったが、今はあのカエルと出会えるからだ。












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