第3日目 エスカレートする犯行

 3日目。バーソロミューは女ものの水着を顔に被った状態で目を覚ました。

 「ふぁっ?! こんなところに置手紙が!? 『フハハハハ。淑女の水着を被せたのは私だよ! 淑女の水着を被った状態で夢精する君を見られるなんて、私は光栄だよ? ハッハッハ! アーハッハッハ! 怪盗Bより。』 ・・・・・・今度は怪盗Bか!!」



 バーソロミューが水着を剝がし終えたちょうどその時、1階からビアトリスの呼ぶ声がした。バーソロミューが1階に降りると、ビアトリスが淑女から来た手紙を手渡した。

 「バーソロミューさん。聞いてください。昨日、あたしの邸宅にストーカーが入ってきて、あたしのお洋服を一つ残らず奪って逃げました。このままエスカレートしたら・・・・・・ああ、あたしはどうなってしまうのでしょう!!」



 私はビアトリスとチェンバレンと共に淑女の家に向かった。恐らく淑女は下着姿であろう。私はビアトリスに命じて、淑女と会ってもらうこととした。私はチェンバレンと共に、外で護衛した。

 ビアトリスが淑女の邸宅を出てきたのはたったの30分後であった。恐らく女性同士であっても下着姿は気まずいのであろう。大切なことを忘れていた。次に行くときは、ビアトリスに命じて下着を持って行ってもらおう。



 その夜、私はビアトリスのことを想像しながら、男の精神を弄んだ。今頃怪盗Bは私を見ているに違いない。そう思う気持ちが男の精神を萎えさせかけたが、ビアトリスの屈託のない笑顔を思い浮かべた瞬間、一気に射精した。

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