第四十九話ーラスティネイルを傍らに


 晴れの日が続き、少しばかり埃っぽかった道を大粒の滴が湿らせていく。やがて夜半に近づく程に雨脚は酷くなり、道がぬかるむ程の水が大地を覆っていた。


 軍都の玄関口である東京駅。その横に併設されたホテルのバーで、真澄は久し振りに一人でグラスを傾けていた。


 窓に打ち付ける雨は、風に煽られて激しくなり、こんな天候だからかバーで飲んでいる者は自分を含めて数人だった。


 レコードから流されるクラッシュの音色が、焦燥と不安に埋めつくされた心に酒と共に染み込んで来る。

 ロックグラスに注がれたスコッチを煽り、真澄は深く吐息を零した。


「珍らしですね、随分飲み方が荒れておいでだ」


 カウンター席でグラスを煽る真澄に声を掛けたのは、このバーのバーテンダーである初老の男だった。

 ワイングラスをナプキンで丁寧に拭きながら囁くように真澄に話しかける。


「ああ…まあ、少し」


 言葉を濁し、真澄は飲みかけのスコッチの琥珀色の水面を覗き込む。


『お前、本当にメルクリウスノートを破棄で来たのか?』


 先日の柏木の言葉が、僅かに変換されて脳内に響き渡る。

 責めるような、呆れるような口調で突き付けてくる問いかけに、真澄は何度も否定するように首を振った。


(当たり前だ…あれを破棄する為に俺達がどれだけ苦戦を強いられたか…)


 カウンターテーブルに置いた拳を握り締め、真澄は唇を噛み締めた。

 この十年。忘れた事など一度としてなかったあの地獄のような光景。

 多くの仲間と部下の血と亡骸の中、生き残った事への後悔を忘れた日はなかった。


(…まさか、怪夷の封印が解かれたのも俺のせいだっていうのか…)


 嫌な想像が浮かんでは消えていく。もし本当にそうだとしたら、大震災は偶然だったとして、怪夷の復活に手を貸した事になってしまう。

 怪夷討伐の英雄の息子が、怪夷を復活させた原因を作ったとなれば、島根にいる両親や怪夷の討伐に関わった全ての人々に顔向けできない。


(せめて、俺が英雄の息子じゃなきゃな…)


 両親や親しい人々の顔が脳裏に浮かぶ度、胸が締め付けられる。もし、ただの一軍人という身分だったら、今回の件も違っていたのだろうか。


(それより…俺があの作戦の時に命と引き換えにしていたら良かったのかもな…)


 暗い妄想に苛まれ真澄はロックグラスに残っていたスコッチを一気に煽った。


「同じものを」


 空になったグラスをカウンターの内側にいるバーテンダーに差し出す。


「九頭竜様、一つ試して頂きたいカクテルがあるのですが?いかがでしょう」


 空になったグラスを受け取りながらバーテンダーは穏やかな口調で提案を持ちかけた。


「ん?カクテルの新作ですか?」

「ええ、スコッチウィスキーを使ったものなんですが、どうでしょう?試作という事でお代は結構ですので」


 朗らかに細められたバーテンダーの皺の刻まれた双眸を見つめ、真澄は小さく息を吐いた。


「俺でよければ。喜んで」

「良かった。では、今お作りしますので」


 そう言ってバーテンダーは棚からスコッチウィスキーのボトルともう一本、リキュールと思われるボトルと取り出した。メジャーカップで軽量したスコッチウィスキーとリキュールをミキシンググラスへ注ぎ、氷と共にゆっくりとステアしていく。


 ロックグラスに注がれ、再び目の前に差し出された琥珀色のカクテルを真澄は、酔いの回った瞳で覗き込んだ。

 見た目は先程まで口にしていたスコッチと変わらない。だが、その蜂蜜色をそのまま体現するような甘い香りがほんのりと香った。


「ドランブイというハーブ系のリキュールとウィスキーを合わせたものです」


「ドランブイ…初めて聞いたリキュールです」


「スコットランド原産の物なのですが先日知人から頂いたので、試しに」


 バーテンダーの説明を受けながら、真澄は真新しいカクテルの注がれたグラスの縁に、口を付けた。


 甘さの中にスパイシーな刺激があり、優しい口当たりのそのカクテルはまるで真澄の擦れた心を包みむように、喉の奥を温めていく。それだけで、このカクテルがかなり度数の高い物だと理解した。

 バーテンダーの意図を理解して真澄はハッと顔を上げた。


「九頭竜様、お酒は確かに心の隙間を埋めてくれますが、穴埋めをするように嗜んでは身体にも心にも毒です。今宵は、どうぞ現にお戻りになってください。貴方ならそれくらいの強さのカクテルで酔い潰れるお人ではないでしょうから」


「…そうですね…今夜は戻ります…」


 半分グラスに残ったカクテルとバーテンダーの顔を交互に見遣り、真澄は熱に浮かされた双眸を細めて頷いた。




 日が落ち、特夷隊が定時の巡回に出発する時間には既に雨脚と風は強くなっていた。


「こんな日に怪夷は出ないと思いますが、念のため」


 外套を羽織り、桜哉含めた巡回組は見送りの為にエントランスにいる拓を見つめた。


 元来の通説で、怪夷は水を苦手とし、雨の日は基本姿を見せないが、一年前の海静の一件があってからは雨の日でも特夷隊は最初の巡回には出るようにしていた。


「風も強いから気を付けて。一時間したら戻って来ること。後は清白君の改良してくれた方位盤が警告するまで待機だよ」


「はい。では、行ってきます」


 勇み足で桜哉を筆頭に、大翔、鈴蘭、海静は嵐の中巡回へと出かけていく。

 その背中を見送ってから、拓は小さく息をついた。


 今日の勤務は久し振りに真澄が完全に休みを取り、隼人は例の囚人失踪事件の調査の為に朝月と共に神楽坂の料亭に潜入している。

 隊長、副隊長が共に不在の為、拓は清白の補佐という立場を兼ねて実質の司令塔を任されていた。


(何事もないといいな…)


 轟轟と音を立てて揺れる木々を眺め、拓は静かに玄関の扉を閉じた。

 ガタガタと揺れる特夷隊の詰め所の廊下を進み、執務室へと戻ると、隅の方に設置された通信機器の前に座る清白の傍へ歩み寄った。

 執務室に入った途端、清白の不安に駆られた感情が伝わって来た。


「清白君、大丈夫?」


 不意に声を掛けられて清白はびくりと肩を揺らして振り返った。


「あ、月代さん…」

「何か困っている事でもある?」


 なんの前置きもない唐突な問いかけに清白は、ごくりと息を飲んだ。


(もしかして…僕の感情、読み取られたのかな…)


 目線を合わせて姿勢を低くしながら拓は清白の瞳を覗き込んでくる。拓が他者の瞳を覗き込むのは、相手の感情を読み取ろうとする時の手段の一つだ。それを清白は自身の感覚で感じ取っていたので、僅かに目線を逸らした。


「…あ…えっと…」


 拓の共感の異能は、他者の感情を読み取り共感する事で相手の行動を読んだり考えを読むものだ。だが、けして心を読むことまでは出来ない。

 あくまで、他人の気分や感情の起伏、性格を自身にトレースするのが主な能力である。


 自分と良く似た色素の薄い双眸に見つめられ、清白は唇を引き結ぶ。

 拓が自分の感情を読み取ろうとするように、清白もまた、拓の感情を感じ取ってしまったからだ。

 何かを迷っている様子の清白に、拓はまるで鎌をかけるように問いかけた。


「もしかして、南天君の事で悩んでたりする?」

「っ…」


 的を射る問いかけに、清白の心臓が大きく脈打った。途端、泣きだしそうに顔を歪めて俯いた。


 優しく見つめてくる瞳と、少し声音を落した問いかけ。

 それは、心の底から自分を心配していた。出来れば一緒に解決出来ればいいと考えている所まで感じ取って、清白は口を閉ざすのを放棄した。


(やっぱり僕には鬼灯さんみたいに黙っている事なんてできないよ…)


 胸元をぎゅっと握り締め清白は、大きく深呼吸をしてからゆっくりと口を開いた。


「…月代さん…黙ってたけど…僕、他人の感情を読み取る異能があるんです…貴方と同じ…」


 掠れた声で清白は絞り出すように自身の秘密を告白する。

 思わぬ告白に拓は一瞬大きく目を見開いてから、何か納得したように目を細めた。


「そうか…やっぱり…」


 驚きを含んだ呟きを聞き取り、清白はハッと思わず顔を上げる。


「知ってたの…?」

「ううん、なんとなく近い異能持ちかなとは思っていたんだけど…そうか、君も苦労したでしょう」


 それは、同じ異能を持つからこその労いの言葉だった。

 人の感情が読み取れる、自分の中に入ってくるというのは、時に自分自身を見失わせる。他人の感情に共感し過ぎて自分の本当の性格や感情を忘れてしまうリスクを常に伴っていた。


 特に、子供の頃は制御もままならない事が多く、拓自身も自分の異能に悩んだ時期があった。

 だからこそ、清白が同類だと分かった時、自然と労いの言葉が口をついた。


「ねえ清白君、南天君の事で悩んでるなら、今の君は彼の様子をどう見てるのかな?この所調子が良くないのは火を見るよりも明らかだし、何か気づいた事はない?」


「…南天は、ドクターのお願いを護ろうと必死なんです。僕が先に月代さんと契約を済ませてしまった事で、ますます焦っている…」


「聞いてもいいかな?ずっと疑問だったんだけど、どうして南天君は真澄さんを懸命に護ろうとしているの?契約もそうだけど、彼にとって真澄さんとはどんな関係があるのか、知っていたりする?」


 拓の問いに清白は僅かに視線を彷徨わせてから、覚悟を決めて唇を持ち上げた。


「それは……」


 周囲を気にしながら、清白は拓だけに聞こえるように耳元に口を寄せる。

 ゆっくりと、懸命に清白は拓の疑問への答えを口にする。


 全てを聞き終えた直後、拓は大きく目を見開いた。

 南天が真澄を懸命に護る理由。契約に固執する意味。それが現在の彼の感情と結びついた時、拓はある結論に行きついてしまった。

「…まずい…それ、直ぐに真澄さんに伝えなきゃ」


 思わず呟いた直後、玄関の方から、拓と清白はほぼ同時に強い感情を感じ取った。それに伴って聞きなれた声が、執務室の方まで響いてきた。


「清白君、行くよ」

「うんっ」


 緊迫した会話に拓と清白は飛び出すようにして執務室から走り出した。





 時々見る夢は、決まって暗く閉ざされた地下室のような、石積みの部屋にいるというものだった。

 そこが何所で、どうして自分がそこにいるのか、理由は分からないが、ずっと見ていた気がする天井は懐かしく、そして寒々しかった。


 自分の事を呼ぶ声も、自分を見つめる瞳も靄がかかってよく見えない。その中で、唯一鮮烈に覚えているのは、仮面を被ったかんなぎ姿の同じくらいの背丈の人物。

 その人物が伸ばしてくる手を取ろうとすると、強烈な胸の痛みに襲われ、夢はうつつへと意識を戻す。


「はあ、はあ…」


 大きく息を吸い込み、胸に残る痛みと苦しさに南天は顔を顰めた。

 仰向けに横たえていた身体を、横に向け、早鐘を打つ心臓を落ち着ける。

 数回深呼吸を繰り返すと、幾分か落ち着きを取り戻し南天は再びごろりと天井を見上げた。


「…また…あの夢…」


 視線の先に広がるのは、見慣れた特夷隊の詰め所にある仮眠室の天井だった。夢の中ように薄暗いが、寒々しさはなく、どことなく生活感に満ちた空間が広がっていた。


 壁に掛けられた時計を見遣ると、時刻は十時過ぎ。

 今日の巡回組が最初の定時巡回に出かけている時間だ。


 真澄同様に休暇になっている南天は、朝に執務室での朝礼に参加した後、気分転換をしようと散歩に出かけた。だが、一人でいればいる程、真澄との契約の事を考えてしまい、思うような気分転換にはならなかった。


 それから昼過ぎにここに転がり込んでから、どうやら眠り込んでしまったらしい。

 二日前の市ヶ谷での一件以来、真澄とは碌に顔を合わせていない。


(マスター…)


 一人にして欲しいと自分を置いていった真澄との間に、南天は大きな壁を感じていた。

 この東京に来て、真澄に出逢った時は直ぐに自分を受け入れてくれた真澄が、徐々に自分を避けているような気配に、南天はどうしたらいいのか分からなくなっていた。


(…もう一度お願いしないと…ボクがマスターと契約しないと、ドクターをマスターに会わせてあげられない…)


 ぎゅっと胸元を握り締め、決意を新たに南天はベッドの上に起き上がると、南天はベッドの縁に腰かけた。


 真澄が戻って来るかは分からなかったが、南天は詰め所で真澄を待つ事にした。

 非番なら、自宅に戻っているかもしれないという考えがよぎったが、どういう訳か自宅には戻りたくなかった。


 雨と風が強く打ち付け、カタカタと鳴る窓をぼんやりと眺めていると、玄関に待ち望んだ気配を感じ取り、南天は弾かれるように仮眠室を飛び出した。




 降りしきる雨の中、真澄は自宅へは戻らず大統領府内にある特夷隊の詰め所へと戻って来た。


(ちゃんと話をしないと…)


 酒で僅かに濁る思考で、真澄はぽつりと内心呟く。


 玄関の扉を開け、エントランスで外套を脱いだ真澄は、二階へ続く階段から降りて来る足音に気付いて顔を上げた。


 転げ落ちるように階段を駆け下りて来たのは、銀糸の髪と左耳に付けた房の耳飾りを揺らした小柄な少年。

 いつもなら音もなく階段を下りてくるのに、今日は何故か慌てた様子で降りて来た部下を、真澄は静かに見据えた。


「…マスター…」


 乱れた呼吸を整えながら、絞り出すように南天は自身が主と仰ぐ男の呼称を口にする。

 打つ付ける雨と風の音だけがエントランスに響き渡る中、真澄と南天は静かに向かい合った。


 薄闇の中、お互いの姿を確かめるように目を凝らす。

 大きく息を吸いこんだ後、初めに口を開いたのは南天だった。


「マスター、お願いします。今度こそ、ボクと契約をしてください」


 頬を引き締め、真っ直ぐに真澄を見据えたまま、南天は己の願いを言霊に載せた。

 いつ言うべきか悩みに悩んだ末の、願い。

 最初にその話を持ち掛けられた時とは違う、真剣で決意に満ちた南天の表情に真澄は、思わず息を飲んだ。


 だが、真澄は南天の願いを聞き入れる事はなく、代わりに自身の中に浮かんだ疑問を口にした。


「前にも聞いたが、お前はどうして俺との契約にこだわる?俺である理由はなんだ?」


 淡々とだが、その声音には僅かに苛立ちが滲んでいた。


 常の真澄とは違う厳しい問いかけに南天は息を飲んだ。明らかに怯んだのが伝わる息遣いだったが、真澄は気付かなかった。


 座った目で南天を見据えた真澄の脳裏で、何かがさざめいている。それは、何かを否定するようで、間違いを正すような、裏腹の声。


 真澄の凄む問いかけに南天は背筋を伸ばしたまま、答えた。


「それは、貴方は聖剣を使うに相応しい人物だからです。ボクは貴方に使われるためにここにいます。それが成し遂げられなくてはボクがここにいる意味はないんです」


 臆することなく、己の中にある決意と約束を胸に南天は、答えを口にする。


「ボクは、怪夷を滅ぼす為に造られた殺戮人形だから」


 真澄なら分かってくれる。そんな淡い期待が、南天の中にはあった。

 それは、南天に真澄の事を頼んだ人物の思いであり、これまで過ごした日々の中で九頭竜真澄という人物への南天なりの信頼があったからだ。

 だが、南天の思いとは裏腹に真澄は落胆したように深い溜息を零した。


「…お前も、俺を英雄の息子としか見ていないのか?」


「マスター?」


「自分が使われるためにある?は、お前は血の通った人間だろ?だいたいなんなんだ、その人形ってのはっ」


 自分を慰める為に逃げた酒のせいか、それとも先日の柏木から告げられた事による理性の崩壊か、真澄の中でこれまで抑え込んでいた感情が溢れだしてくる。


 生まれた時からずっと、期待され、羨望され、それに応えようと生きてきた。

 それらを否定されたようなあの地獄の出来事。

 それが悪夢となって再び自分の元へ帰ってきた。まるで、呪いのように。

 英雄の息子だからと持ち上げられ、必要とされた。その日々が今、目の前で崩れようとしている。


 普段の自分なら、こんな感情を他人にぶつける事などしなかった。

 目の前で脅え、今にも泣き出しそうな年下相手に、理不尽な怒りをぶつけるなどあり得なかったのに。


「マス、ター…ボクは…」


 僅かに後退る南天の姿が視界に入る。

 手負いの得物を追い詰めるように真澄は一歩前に足を踏み出した。


 バタバタと、廊下の向こうから慌てた様子で駆けてくる音がする。

 それは、真澄の厳しい声を聞きつけて駆け付けた拓と清白だった。


「真澄さんっ!それ以上は!」


 何かが止めるのも聞かず、内に競り上がった言霊を、真澄は眼前で濡れた紅玉の双眸を見詰めながら言い放った。


「いい加減自分を偽るのはやめろ、そんな奴は俺に必要ない!」


 心無い一言が、静まり返ったエントランスに響き渡る。


「あ……」


 いつもは表情に乏しい端整な顔が、絶望と戸惑い、驚愕に染まっていく。

 がくがくと震え出したその華奢な容姿を見た途端、真澄ははっと口元を手で覆い隠した。

 自身の中に溜まっていた感情を吐き出した直後、理性が戻ってくる。


「南天…違、今のは…」


 完全に酔いから覚め、自分が口にした言を理解した途端、真澄は縋るように南天へ手を伸ばした。


 だが、それは既に意味をなさなかった。


(何を言われたのか分からない…でも、ここに居たくない…)


 ズキリ、ズキリと痛む胸を押さえ、南天はその場から逃げるように雨風の吹き荒れる夜の東京へ飛び出した。


「待ってくれ!南天っ俺は」


 土砂降りの中遠ざかっていく南天の背中を、真澄は己の罪を償うかのように追いかける。だが、その細い背中は夜の闇と嵐の帳に隠されて、やがて見えなくなった。

 降りしきる雨の中、自分が犯した過ちに真澄は茫然とぬかるみの中に立ち尽くした。





******************


刹那:次回の『凍京怪夷事変』は…


暁月:遠ざかっていく華奢な背中が、行方知れずになった親友と重なる。広い軍都の片隅で、真澄は何を想うのか…


刹那:第五十話「消失と喪失」次回もよろしくな





次回は凍京小話を更新した後、第六章開幕となります。


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