第50掘:より良き生活の為に

より良き生活の為に



side:ナールジア



「……というわけで、このダンジョンは今は亡き、エルジュ様の奇跡により、史上初、ダンジョンを人の手により運営することが可能となりました。現在はエルジュ様の姉君セラリア様に最上位の権限があり、今は、ここにいる、このラビリスが、セラリア様に代わりダンジョンの最高権限者となっております」

「…初めまして、新しいダンジョンの移住者方。私がこのダンジョンの運営の最高責任者、ラビリスといいます。なぜ、私のような若輩ものかつ女が務めているのかと、疑問に思う方もいるでしょう。それは、このダンジョンを生まれ変わらせた、今は亡きエルジュ様のご遺志であるからです。貴方がこれから住むであろう、この街は、今までのどの場所とも違います。私は責任者ではありますが、支配者ではありません。ここはここに住む人々が、己の意思を、自らこの街に伝えられる街なのです。つまり……」


今私の目の前では、昨日話したエリスさんと、ラビリスさんがダンジョンの運営目的を、新しい移住者。

つまり、私達妖精族に説明を行っている。

しかし、説明の仕方、演説内容。どれもこれも、まあよく考えたものだ。


昨日の会議で方針や、目的は聞いていたが、実際なにも知らない他の皆にどう説明するものかと思えば…。

今は亡くなったとされている、エルジュ様を盾として、ここは安全で、民による民の為の街なのだといっている。

なるほど、これでは反発しようにもできない。

反発するものがいれば、エルジュ様のご遺志に逆らうものであり、ラビリスさんが幼すぎると不服と言うものは互いを対等と見ていない証拠となる。

つまり、この幼い女の子や司会が女性であること自体が、反発を抑えるための楔となっているのだ。

それと同時に、不満を持つものはこの場で発言をするしかない。しかも、とても不利な状況で。

ここはある意味、ここで暮らしてく為の選別。篩いなのだ。


横に、他の代表者と共に控えている本物のダンジョンマスターは、のんびりと…ねてる。

……まあ、仕方ないのかな?

昨日は結局、時計の針は日付を越えてしまった。

驚くことに、今代表として立っている面々の女性は元奴隷とのこと、今まで一度も為政者として動いたことはないそうだ。

つまり、彼女たちがここまでできるようにしたのは、ユキさんがそう仕込んだというわけだ。

私なら、とてもじゃないができることじゃない。

次期長老の選出すら終えていないというのに、新しく10人近くの為政者を育てようなんて土台無理な話。

ユキさんはサボっているようにみえるが、多分一番忙しかったのだろうと、自分の経験則から考えてみる。

そんな事を考えていると、周りからどよめきが起きる。


「……これが、ダンジョンマスターとしてのスキルです。皆さんがこのダンジョンで生活していただくと、極僅かですが、DPが一人につき10時間で1DP発生します。このDPを使い、剣を生み出しましたが、別にこれである必要はありません。色々、生活に便利なものを話し合って、出していただいて結構です。尚、DPを使う方法は、種族の代表者にすでにマスター権限を渡してあります。長老、ナールジアさん、前にお願いできますか?」

「はい」


私は昨日の打ち合わせ通り、実演をするために、里の皆の前にでる。


「皆さん、お話の通り。私はラビリスさんからマスター権限をもらい、DPを使う権限をいただきました。しかし、知っての通り、これは私欲で使うものではありません。皆で考え、これからの暮らしをより良き物へとする為の物です。現在、私が頂いたDPが1000DPあります。これは、私達が約10日過ごして手に入るDPです。まずは、私がDPを使えることの証明と、皆さんへの信頼の証にと、1000DPをいただきました。私はこれを使い、このダンジョンでしか手に入らない物を、285DPを使い生み出します」


そうやって操作画面を開いて、予定していたものを出します。

それは、アイスクリーム。一個5DP、スプーン付き。

直ぐに、全員へ受け取らせます。


「これは、アイスクリームという食べ物で…そうですね。お菓子の一種です。昨日協議して勝手ながら皆が喜びそうなモノを選ばせていただきました。食べ方は……」


皆の前で、蓋を開け、木のスプーンで掬って食べます。

……う~ん、美味しい。

二度目ですが、堪りません。このようなお菓子が存在していようとは…。

しかも、今食べているのはバニラですが、他に味が数十種類あるとのこと…。

正直、ピンハネしたDPで全種類制覇したいです。


と、そういえば、MPの多い我ら妖精族もなぜ10時間1DPで計算しているのかといいますと。

他の平均と合わせる必要があったからです。

人族は10時間で平均1DP吸収すると、公言する予定なので、逆にMPが多いからといって妖精族が使えるDPを増やせば、種族における差。

つまり、優劣が付けられてしまいます。

傍からみれば多くMPをDPに変換している、妖精族が損をしているように見えますが。

そのせいで、多種族と亀裂が入ったり、移民者が来なくなるほうが問題なのです。

なので、もうこのダンジョンにいる生物は、10時間で1DP取られると、固定してしまおうという結論になりました。


「あれ? 生物は10時間で1DPってことは…魔物をDPで召喚して、沢山増やせばいいんじゃないんですか? そしたらアイスクリーム食べ放題ですよ、長老!!」


アイスクリームを嬉しそうに食べていた一人が、名案とばかりに言ってきます。


「ああ、それについては説明していませんでしたね。昨日来たダンゴムシ改は、ダンジョンマスターの支配下に置かれることになりました。しかし、そのダンゴムシ改からはDPは吸収できません。これは、今この施設やダンジョンを警備している、魔物も同様です」

「ええー、何でですか?」

「知っての通り、ダンジョンマスターの支配下、庇護下に置かれた魔物は、命令を順守します。なぜかわかりますか?」

「…なんでだろう?」

「それは、ダンジョンマスターの庇護下に置かれると、食事をする必要が無くなるからです。魔物は本来、魔力溜まりで自然発生し、魔力を補う為に、捕食行動をとります。しかし、ダンジョンマスターの庇護下では、自身のMPをDPに変換する効率を、自身の維持に使うことができるのです。無論魔物が強くなればなるほど、維持にかかるMPも大きくなりますが、大体自身の変換効率で間に合う範囲です。何も食べないで、死なない魔物がいれば、DPも吸収できるでしょうが」

「ちぇー、やっぱり上手くいかないか」


私も実は同じことを考えて「魔物家畜化計画!!」を推しましたが、あっさり却下されました。

それはそうですよね。そんな方法があればもう実践してるはずです。

世の中どこもズルは出来ないということです。


他にユキさん、ダンジョンマスターを介してMPを直接注ぎ込む方法はあるのですが、それはユキさん自身の安全。及びコアの安全の為に行うわけにはいきません。

私達、指定保護のメンバーなら、とも思ったのですが、そもそも、指定保護を受けると、DP吸収自体がされなくなります。

つまり、MPを直接DP変換することも出来ないのです。

万が一、指定保護を行っていない人達のMP注ぎ込みが可能だとしても、ピンハネができない分、無茶苦茶なDP要請が可能になるので、それも問題なのです。

特にMPの多い妖精族はそれを使って、自由にすることでしょう。

いえ、最悪それが多種族の亀裂につながります。

本当にズルができない環境です。いえ、今の状態でも結構ズルなのですから、高望みが過ぎるというものでしょう。


あ、なんかこのダンジョンに永住するって方向に今は心が傾いています。

正直、ユキさんが乱心しない限り、このダンジョンは、今この大陸のどこよりも安全です。

万が一、協力をしている国が離反しても、数多の国が攻めてきても、このダンジョンの守りを崩す事は叶わないでしょう。

・まず大軍での、進行が不可能な点。

・次に数多のトラップでの敵対勢力の無力化が可能。

・スキル・魔術封じのフィールドが殆どに設定されている事。

・武器の所持は基本鞘に入れることで可能。指定の場所以外では抜くことすら罰則が課せられる。

 ユキさんの特製アイテムで抜いた瞬間にパラライズが発動するシール?を付けるらしい。

・ユキさんが重用している人物については、指定保護でダンジョン内では傷すらつけられない事。


唯一心配な点は、今後移住者でない、旅人、商人、冒険者などを受け入れるらしいので、それを使った内乱。

しかし、指定保護者は特定の転移指輪を持っていて、即座に離脱が可能な事。

コールによる、最速での伝達が可能な事。

配備している魔物による鎮圧が可能な事。

そして、今後指定保護者はドッペルゲンガーを影武者に立てる事。

これらの点から、基本あまり考慮しなくてもいいという、考えれば考えるほど、ここからでる理由がないのです。

ダンジョンの中とは思えない自然や、天候。

ここは、多分。凡そ人が考えうる。最高の場所でしょう。


と、長考がすぎましたね。


「まあ、アイスクリームが欲しければ、訓練所の購買や、街の商店で取り扱っていますので、それで購入すればいいんですよ?」

「え!? 本当ですか!!」

「ええ、これからそれについての説明や、その品物を買う為の、お金を得る仕事もお話ししますのでしっかり聞いてください」

「よっしゃー!! なんかやる気出てきましたよ!!」


こんな素晴らしい嗜好品を配るのはどうかと思いましたが、思ったより、皆のやる気を刺激したようです。

この環境でだらけてしまう者もいるでしょうが、それは個人の問題ですからね。


「アイスを食べ終わった方はこちらのゴミ箱に捨ててください。街もそうですが、綺麗に保つために、各所にこのゴミ箱が設置されています。そこら辺に捨てることがないようにお願いします。これは衛生、つまり変な病気を流行らせない為に大事なことです。だれも腐った物は食べようと思わないですよね? それをきちんと処分することで、その悪くなった物を主食とするネズミなどが繁殖するのを防ぐんです」


エリスさんが説明を行いながらゴミを回収していく。


「あれ? 腐った物が悪いのはわかるけど、なんでそれを食べてくれるネズミが繁殖するのはダメなの?」


あらら、私と同じ質問をしちゃったわね。よくよく考えれば分かるものだけど、まあ仕方がないです。

普通はそこまで考えないですから。


「はい、いい質問です。ネズミが悪い物を食べて平気なのはなぜだと思いますか?」

「それは、ネズミが病気にならないからじゃないの?」

「はい、その通りです。しかし、ネズミが病気にならないからと言って、私達がならないわけではないのです」

「あ、そうか。ネズミは平気でも私達がダメだったりもするんだよね。だから、私達が食べたらいけない物を食べるネズミが繁殖すると、病気が広がる原因になるんだ…。エリスさんって凄いんだね!!」


質問した子が感心すると、周りも話を聞いていたようでみんな頷いている。


「いえ、私も教えてもらった身です。そしてトイレについても同じなんです。排泄物をしっかり管理して処理することによって…」

「ああ、それも病気を抑えることになるんだね!! へー、トイレって凄いんだ!!」

「ご理解していただいてありがとうございます。ですので、なるべくネズミなどを見た場合は、始末していただくほうが好ましいです。間違ってもネズミの肉を食べようなどとは思わず焼却処分してください。またトイレは、各場所に設置してありますので、余程でない限りはちゃんと使えると思います。皆さんご協力お願いします」

「「「はーい」」」



そして、ゴミを回収し終わったあと、少し間を空けて、訓練施設の案内、説明に移った。


「こちらは、昨日皆さんがゲートで来られた場所です。基本的には談笑や寛いでもらう場所、ラウンジルームとなっています。ここの飲み物は無料ですので、遠慮なくどうぞ。でも、出る量は制限がありますので、今後皆さんで話し合って、補充する役割を決めていただきます。食事も自分達で作っていただきます。ここは訓練所になりますので、色々やっていただいて、今後一人暮らしができるように慣れてください」

「あれ? 最後は私達はここを出ていくの?」

「はい、仕事をしっかり見つけ、収入が得られるのであれば、ここには個人で一軒もつことも不可能ではありません。街の居住区にそれらがありますが、まずはここでしっかり働いてお金を貯めたほうがよいでしょう。訓練施設以外の案内は、明日から行いますので楽しみにしてください」

「へー楽しみだなー。自分の家だって!! 凄いね!!」


私達妖精族は、基本3・4人が集まって生活するのが普通です。

私などの特別な役割を持つものや、個室を必要とする趣味を持つ者だけが、個人の家を所有しています。

それは、安全の為なのです。いくら、妖精族が個体として優れているとはいえ、あまり他の種族とは交流がなく、森の奥深くで生活しているのです。

それに伴う、色々な危険があるのです。

ですが、ここにはそれがない。

今まで共同生活を余儀なくされていた、彼女達も、色々と夢が広がるのでしょう。


そして、皆の食事を用意する場所、訓練や勉強をする為の部屋、食料置き場、掃除道具の場所、色々見て回りました。


そんなことをしていると、ラッツさんが変な道具を抱えて、こちらにやってきました。


「エリス、どうですか? よければ、写真を撮ってしまいたいのですが?」

「ええ大丈夫よラッツ。では皆さん訓練室Aで写真…えーと、身分証を完成させるために必要な事しますのでついてきてください」


そこで、一人ずつ、変な光を放つ道具を使われました。

特になにも問題はないのですが、写真とは何でしょうか?

私も実は身分証については聞きそびれていて、どの様な形になるのか知らないのです。


「エリス、全員の撮影は終わりました。あとは印刷して、切って、貼り付け、割り印を押して、発行日を書き込むだけ…って多いわ!!」

「ラッツ落ち着いて。ユキさんや、ラビリス達も手伝ってくれるんでしょう?」

「ええ、それが唯一の救いですね…」

「私はこれから予定通りに、お風呂へ向かいます。その間になんとかなるでしょう?」

「はぁ~。私、旅館に戻っていいですかね?」

「ダメよ。ユキさんに言いつけるわよ」

「冗談ですよ。お兄さんに嫌われるような事、私がするわけありませんとも!!」


何か身分証を作るにも色々大変なようです。


「では、購買の前に、一汗流しましょう。ある意味、このダンジョンの名物ですよ」


エリスさんはニッコリとほほ笑んで先導をします。

確かお風呂でしたっけ?

私も基本、沐浴です。わざわざ水を人が入れる温度に調節するなど、贅沢の極み。

なんで、そんなものがあるのでしょうか…。

そう思って私はお風呂へと入っていった。


「はーい、みなさん。ここからは結構覚えることがおおいので、トーリ達、他の人にも手伝ってもらいます。まずは脱衣所で服を脱いでください」


エリスが、そう言うと実演の為か、トーリさん、リエルさん、カヤさんが、その場で服を脱いで、棚にたくさん置いてある網籠の一つに服を入れていきます。

中にあったのでしょうか? 大きいタオルと小さいタオルを取り出しています。


「トーリ達のように、服は籠に入れて、中の大きいタオルと小さいタオルを取り出して、小さいタオルだけを持って、大きいタオルはまた籠の中に入れてください。では小さいタオルをもって、こちらに入ってください。トーリとリエルは先導頼むわ。カヤは私と一緒に誘導を」

「わかりました」

「任せてよ!!」

「…了解」


そして、お風呂には今までに感じたことのない、桃源郷が広がっていました。

シャンプー、リンス、石鹸の順に体を綺麗にしていく爽快感。

お湯に体を沈める、大事な人と体を重ねるのとは別の気持ちよさ。

危うく、湯あたりをしてしまう程、長湯をしていたそうです。

湯あたりってなんでしょう?


「はい、上がったら、大きいタオルでしっかりと体を拭いてください。あと、服やタオルは個人個人で洗濯となります。先ほど案内した場所で洗濯をしましょう」


私は夢心地のまま、洗濯の説明を聞き流し、後日困った事になるのは、別のお話。



「長老様、お風呂はいかがでしたか?」


現在、とても美味しい夕食を終えて、エリスさんと歓談していると、不意にお風呂の感想を聞いてきました。


「とても良いものですね。明日しっかりと、お風呂掃除に任命された子達には、掃除をちゃんとするように言っておかないと」


ええ、当然ですとも、お風呂場が汚れて泥水になってたりしてたら、その子達を厳罰に処します。


「それは、よかった。気が付いているかもしれませんが、お風呂を娯楽施設とした場所もあるんです。外の景色を見ながら入れる露天風呂とか、足だけつける足湯とか、滝のようにうたれるお風呂なども色々…」

「そんな、あのお風呂ですら素晴らしいというのに!? さらに趣向を凝らしたお風呂があるのですか!!」


もう、青天の霹靂です。言葉の通り、雷がいきなり落ちたような感覚です!! 予想もできませんでした!!

贅沢に贅沢を重ねるとはまさにそのこと!!


「え、ええ。実は私がそちらの管理も行っておりまして…」

「ぜひ、案内願います!! 予定では、明日娯楽施設の案内がありますね。ならば今日中に行って、代表たる私が予習しなければいけないでしょう!!」


そうやって迫ると後ろから手を肩に置かれます。


「流石は長老様。お風呂の素晴らしさに気が付くとは…、このミリーが案内いたしましょう。そしてさらに、温泉でお酒を飲むという、至上の喜びを味わいましょう!!」

「な、な、なんと!? あの贅沢なお風呂を超えたお風呂で、さらにお酒を飲む!? そ、そんな事が許されるのでしょうか!?」

「何をおっしゃいます。ここは私達が運営するのです。つまり、ルールなどは私達が決めるモノ。ダメかどうかは、やってみなくてはいけません。違いますか?」

「いえ!! ミリーさんの仰る通り!! 実践なくては答えなど出ませんとも!!」

「さあ、参りましょう!!」

「はい!!」


そして私はミリーさんと手をつないで施設を飛び出しました。


「あ、あの~。し、知りませんよ?」



side:ラッツ



「くぅ~、結局晩御飯の時間まで過ぎましたか。しかし、間に合って御の字ってところですかね?」

「そうだな。しかし、身分証の発行は結構手間だな。今後妖精族から手を借りることも考えよう。次は300人以上だからな」

「考えたくないですね。頭下げてしっかり人員確保しましょう」


そんな事をお兄さんと話しながら、完成した身分証を渡していく。

そして、なぜが一枚だけが手元に残る。


「あれ、ナールジアさんって長老の事ですよね? おトイレですかね?」

「そんな所じゃないのか?」


そうやってお互い首を傾げていると、エリスがやってきて…。


「あの~。長老様なんですが、ミリーと一緒に、温泉施設へ行って一杯やってると思います。30分程前に飛び出しましたから、丁度盛り上がってるところかと……」


私は、作ったナールジアさんの身分証を、握りつぶさなかっただけでも褒めたいぐらいです。


「ふっざけんじゃねーですよ!!」


とりあえず、ミリーはいつもの事として長老が酒癖が悪くないことを祈ります。

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