第47掘:四天王とダンゴムシ改

四天王とダンゴムシ改



side:コヴィル



私の目の前には、魔王の配下、四天王の一人と名乗る魔族がいた。


「がふっ…私を倒したことで、いい気に…なるなよ。…私は四天王のなかで…」

「いわせねーよ」


ユキの奴は、相手の言葉を最後まで聞き届けず。今回、里を襲ってきた、アンチマジックキャタピラーを投げつけた。


「ぐぁ!? き、貴様。いいのか。私はお前たちに、情報を与えているのだぞ。…お前等にとってはぜつぼ…」

「だから、いわせねーよ」


再度、アンチ…メンドクサイや、ダンゴムシ改を投げつける。

なんだろう。話を最後まで聞いてもらえないって、こんなに相手の尊厳を傷つけるんだ。


「ったく。四天王(笑)が、お約束言ってねーで、少しは黙ってろ。ダンゴムシ改から、事情聞いてみれば、御大層な目的じゃなくて、改造成功したけどお腹減ってたから、脱走して魔力高い場所に移動してただけだろうに」


そう、里を滅ぼされたが、里の皆は殆ど無傷だった。

里の近くに近づいたとき、このダンゴムシ改と出会ったのだが、なぜか攻撃をしてこなかった。

それで、ユキがモンスターテイマースキルあるからって、話しかけたんだ…。

そうしたら「お腹減ってたから、魔力の多い所に移動してた。てへっ」だそうだ。

脱力極まる話だ。

結局、ユキがダンゴムシ改に話を付けて、里の一角に集まってもらったときに…自称四天王が現れたんだ。


「ここにいたのかお前等!! 早く戻ってこい!! このままじゃ私が大目玉を食らう!! ちくしょー、四天王まで上り詰めたのにこのままじゃまた降格だよ!?」


世知辛い言葉をいってそいつが現れたんだ。

でも、ユキがすかさず。


「ボッシュート」


捕獲した。


見た感じは落とし穴。

でも、そうじゃなかった。

落とし穴の中は変な檻になっていて、直ぐ上の蓋が閉じられ、四天王は何もできずに捕まった。

なんか、ユキ曰く「スキル封じ・魔術封じ・体力・筋力・敏捷低下」を付けているらしい。

あれ、なんでエンチャントできるのよ?

しかも封じ系って、伝説レベルなんだけど!?

器用な事に、縦に入っている鉄柵は、でかいダンゴムシ改を投げつけて鉄柵にあたる瞬間湾曲して、ダンゴムシ改を通す仕様になっていた。

それを見て、その自称四天王は脱出できると見たのか、ダンゴムシ改が通る寸前にその開いた場所から出ようとするが…。


「ふべっ」

「あほか、ダンゴムシ改がコンマ差で来るのに、どうやって通るつもりだよ。ほれ、ほれ」

「いたっ!? なんでだ!? なぜ痛い!?」

「ダンゴムシ改の恨みもあるだろうよ。勝手に改造しやがって、人権無視…いや虫権無視か? しやがって、せめてご飯の用意してから、動物…いや虫は飼えよ」


今、ダンゴムシ改達はユキの魔力をもらって、満腹。

ユキに従うことに決めたらしい。

なんと忠誠心の薄い連中だろう。いや、むしろ最初からなかったのか。ご飯くれないなら、私だってそうするわ。

今のダンゴムシ改は忠誠心の塊だ。だって、ユキが手を下に伸ばすとボール状になって手に乗ってくる。

ユキ曰く、バスケットボール?ぐらいだなって言うんだ。

それで、牙は鋭く肉食に見えるけど、実は障害物どける為ですだって。

主食は魔力。甲羅はアンチマジックなどではなく、リカバーマジックといって実際は魔力を吸い取る為の物らしい。

私達が、全力で魔術を撃ったのは彼等にとってはご飯だったわけだ。

だから、勢いをまして「ご飯ちょうだーい」ってなったんだって。

はぁ…。


そして現在、その自称四天王がなんか言おうとするたびに、ユキがダンゴムシ改を投げつけて、喋らせてくれない状況が出来上がってる。

でも、時たま投げるダンゴムシ改が変にカーブしたり、落ちたりしてるんだよね。魔術かな?


「へー。バスケットボールの大きさでも変化球ってできるのか。次スライダー」

「ええい!! 珍妙な魔術をつか…ぐぎゃ!!」


あ、今の痛そう。


「さて、ねーちゃんに長老。こいつの始末どうつける。次ナックル」

「……そう、ですね。人的被害はないんですよね、長老」

「……ええ。死人や重傷者はでていません。精々軽い怪我ですね。しかし、里は見ての通り…」


うん。里はもうボロボロだ。復旧するにしても、数か月かかるよ…私でもわかるもん。

ダンゴムシ改は、自称四天王を名乗る魔族が作っただけはあって、とてつもない強さだった。

けど、中身は只の子供みたいな感じ。

ご飯…魔術を放っていた、妖精族のみんなには手出しせず。小さい子に至っては背にのせて遊んでやってる。

もうちょっと、警戒しなさいよ。ちびっこめ。


「問題はそれだけではありません。そこの自称四天王という、魔王の重鎮が、ここをどうしようと思っていたのかもです」

「ええ? だってこの人、偶然にここにやってきたみたいなんだよ?」

「コヴィル。偶然やってきたとはいえ、ここを見つけたのです。彼はそのことに対して、何等かの行動をとるはず。今は、ユキさん…でしたっけ? 彼の特殊な魔術で完全に封殺されていますが、本来私達が相手にすれば、凄まじい被害が出てたのは明白です。感じたでしょう? ユキさんほどとは言わないまでも、圧倒的な魔力を」


それは分かる。長老様の言う通り、ユキほどじゃないにしても、きっと私達が束になって、相打ちに持っていければいいぐらいだろう。


「だってよ? 自称四天王。逃げ出せたとして、ここをどうするつもりだ?」

「知れたこと!! 魔王様に報告し、ここのアイテムの数々、我らの為に有意義につかって…ふべっつ!?」

「ストラーイクってのは無しか。金的だもんな。デッドボールか。いや、それならドッチボールならあり? いや顔面セーフってルールあるしな…」


そうやって、ユキはまたダンゴムシ改を投げつけ始める。

本当に最後まで言わせてあげないのね…。


「ここで、彼を逃がす事はできませんし、ここを再び襲うと言っているのです。ここで復興をするのは愚かでしょう。魔族が言うように、本当に四天王なら、彼の足跡をたどってくるはずです。逃がさないにしても、ここはいずれ見つかるでしょう。…今後みんなと話し合って、新たな地に行くべきでしょうね」

「そうですね。私もそれが良いと思います。長老様」


ルルアもそれに賛同する。

…そっかー。みんな無事なのはいいけど、ここはもう住めないのか…。

なんか、悔しい。

だから足元にいたダンゴムシ改を自称四天王に思いっきり投げつけた。


「ぐぎゃ!?」

「あらら、言っただろう。後頭部は守っておけって」


そして私が、もう一匹ダンゴムシ改を投げようとしたとき…。

私を炎が追い越して、中の自称四天王を覆った。


「ぎゃぁああぁあああ!!」


自称四天王の断末魔が叫びが響く。

…あ、名前しらないや。

でも、どこから炎が飛んできたんだろう。


「あははははは!! ザーギス、いい気味だよ!! 魔王様に変な色目使ってるからそうなんだ!! ついでだ、私がここの連中をぶっ殺してやるよ!! アンタは名誉の戦死ってやつだ、喜びな!!」


森の奥から、白髪で褐色肌の魔族? が歩いてくる。

凄い魔力だ。でもユキには及ばないけど。


「お前等もよろこべ!! 一々次の住む場所なんか探さなくていいさ!! 私がここで灰にして…」

「ボッシュート&いわせねーよ。ついでに自称四天王、いい加減にうるせえ」

「ぐぎゃ!? 貴様!! 私が炎に焼かれているというのに!! …熱くない?」

「いや、熱いはずだぞ。外はしっかり燃えてるからな。いい加減、息しにくくないか?」


よく見ると、自称四天王は燃えてなかった。

ああ、そうか。スキル・魔力封じがあるから、檻の中まで魔力による炎は届かないんだ。

なんであいつ叫んでたの? ばか?


「ぐはっ!! そういえば息苦しい!? なぜだ!?」

「いや、檻の周り炎だからな。酸素はそりゃなくなるだろうよ」

「消すのだ!! 私が死んでしまう!!」

「…えー。魔族なんだろう? それぐらい自分で何とかしろよ。あと、お前が死んでも…いや死んだ方が後々楽なんだが」

「消してください!! お願いします!!」


あ、いきなり卑屈になった。大人ってサイテーね。

ユキが水を魔術で出して炎を消していると、今度は後ろから、さっき捕まった女の魔族?が声を上げて叫んでいる。


「なんだこの檻は!? だせ!! 貴様ら、私を四天王最強の炎の真黒と知っているのか!! こんな事をしてタダで済むと思うのか!!」


…こっちも自称四天王。…もうメンドクサイなー。


「ダンゴムシ改、乱れ投げ!!」


ユキも大概めんどくさくなったのか、一気にダンゴムシ改を投げつける。

私も、2・3匹投げつける。


「きゃっ!? 貴様女性の顔に!! やっ、痣になる!?」

「黙れ、自称四天王その二。その無駄にでかい乳を庇ってないで、顔庇えよ。乳は勝手に弾いてくれるだろう」

「いやだ、断る!! 魔王様は、私のこの不自然に大きい胸を綺麗だって言ってくれたんだ!!」


あーうん。別に身長でかいから、あんまり気にならなかったけど。

あれぐらいの大きさなら、本人は気にするかもね。

コンプレックスをほめてくれた相手の為にそこを庇うか~、結構可愛いのね。


「ねーちゃん、提案。ここは見ての通り、自称四天王が二人もきてるし、大所帯だ。もうダンジョンに住んでもらった方がよくね?」

「ええ!? でも、そんな事をしていては、時間がいくらあっても足りませんよ!? 私達の目的は知っているでしょう!!」


ダンジョン? どういう事だろう? ルルアが急いでるのは知ってるけど。


「すみません。貴方方に助けられたのは事実ですが、勝手に住む、住まないなど決められてもこまるのですが」


長老がそういって口を挟む。

当然だ、ここに住めなくなるといっても、住む場所ぐらい自分達で探すわよ。


「いやいや、一時的にって奴だ。他に場所が見つかればすぐ移動してもらって構わない。まあ、無料で提供するっていっても気味が悪いだろうから、今、人が住める場所を作ってるんだ。そこの手伝いをしてくれれば、そこで貴方方を保護しましょう。見ての通り、自称四天王ぐらいは、どうにでもなってるみたいだからね」

「…確かに、ユキさんの力で保護してもらえる場所なら、私達にとっても願ってもない場所。…しばし、みんなと話し会いたいのですが?」

「いいよーといいたけど、ここじゃちょっとまずい。場所を用意するから待っててな」


ユキがルルアを無視して勝手に話を進めていく。


「ユキさん!! どういうつもりですか!! 私が、判断権を持っているのではないのですか!?」

「まあまあ、落ち着け。実際時間なんて一日で終わると思うぞ。いや、下手すりゃもっと早い」

「は? この50人以上の妖精達をあのマローダーに押し込むつもりですか!? いや、それでも往復で二日はかかります!!」

「あー、まあ今まで、見せてきたものならそうなるわな。じゃ、これなーんだ?」


ユキがそう言って、ある大きくて赤い玉を取り出す。


「なっ!? それは、ダンジョンコアですか!?」


ルルアが驚く。へー、あれがダンジョンコアかー。

ユキってやっぱり凄いんだ。ダンジョンコアを取ってこれるって相当な実力者ってことだよね?


「まさか…」

「おうよ。ここは運営の判断だ。妖精族を保護する。これが俺の決定だ。ルルアの意思は関係ない。まあ、時間は取らせねーよ。ゲートって知ってるか?」

「……特定の箇所をつなぐ、失われた秘術ですね。…ダンジョンマスターのスキルで再現できるんですか?」

「お高かったけど、まあ使える。1万DP。ああ、設置一個ずつな。適当に、ここの土地買い上げて、ダンジョンコア設置して、妖精族の家具とか持ち出せる大きさでーっと」


…あれ? なんか不思議な単語が聞こえたぞ?

ダンジョンマスター? うっそだー。だって災害って言われる伝説だよ?

勇者や魔王より上って言われる化け物が、こんな人族なわけないじゃん。


「その体でマスターのスキルが使えるんですか!?」

「いや、委譲してるだけだよ。しってるだろ、ある程度の権限は譲れるって。この体は俺とほぼ変わりないからな、まあ全部じゃないが、結構使える。でも、建物がある場所の地下にダンジョン作れるんだな。こりゃ…後で色々便利になりそうだな」

「…リテアの地下を穴だらけにしないでくださいよ…」

「それは状況次第だな」


冗談だと思っていたのに、光が立ち込めたあと、目の前にはダンジョンの入口がそびえていた。


「な、な…」


私は口をパクパクさせている。


「……なるほど。自称四天王を簡単にあしらうその力。ユキさん…いえ、貴方様はダンジョンマスターであらせられましたか」


長老は、動揺はしているが、私とは違ってしっかり対応している。


「長老さん。そんなにかしこまることはないぞ。今までのダンジョンマスターと随分違うらしいから、とりあえず貴方方に危害を加えるつもりはない。で、分かるとおもうが、このダンジョンには転移ゲートが設置されている。そこを通って、俺の拠点へ行ってほしい。そこならここよりは確実に安全だ。って言っても信じられないよな。どう説得したもんか」

「……いえ、ユキさんのお力があれば、強制した方が楽なのです。なのに、その私達を気遣う姿勢。その貴方の真心を私は信じます。みな良いですね」


長老の言葉に、みんな、私を含めて頷く。


「長老。妖精族のみんな。得体の知れない俺を信じてくれてありがとう。とりあえず、ゲートは往復何度でもできるから、荷物は好きなだけ持って行ってくれ。俺は先に行って準備をしてくる。モーブ達はみんなの護衛を頼む」

「おう、任せとけ」

「ねえ、ユキ。あの自称四天王達どうするの? なんか、あんたがダンジョンマスターって知った途端静かになったけど」

「ああ、ほっとけ。どうせあの檻の中じゃどうにもできん。あいつらの処遇は後でいい」

「そうだね」


そう返すとユキはがっくり、頭を落とす。


「え? え? ユキ大丈夫!?」

「ええ、大丈夫です。兄さんはダンジョンに戻りました」

「え? え? 兄さん? どういう事? 何、その言葉遣い、丁寧すぎるよ!?」

「あはは、兄さんは固いのは基本嫌いですからね。申し遅れました。私、ダンジョンマスターの弟にして、魔物のドッペルゲンガーにして、兄の影武者をしております。名前をキユといいます。普段は、兄さんがこの体を操って色々してるのですが、今はダンジョンにもどって、コヴィルさん達を迎え入れる準備をしていますよ」

「へ、へえー。そ、そうなんだ? ドッペルゲンガーということは、姿は同じってこと?」

「いいえ、兄さんは、自分を守る為に、同じ姿ではなくわざと違う体を作っています。私がその例ですね」

「……ドッペルゲンガーにわざわざ違う姿させるって…、凄いのねダンジョンマスターって」

「と、コヴィルさん。荷物をまとめに行かなくていいんですか?」

「あ、そうだった。またねー。ユキ…じゃなくてキユ!!」


そういって私は別れて、荷物をまとめてきた。でも、往復できるみたいだし、まだまだ持ってきたいものがあるし、結構時間はかかるかな?

で、ダンジョンの中は一階層だけ。本当にユキってダンジョンマスターなんだね。


「みなさん。ここのゲートをくぐれば、私達の拠点です。申し訳ないですが、安全の為、ゲート出口は、スキル、魔術封じがしてあります。妖精族のみなさんは不便でしょうが、地面に降りて進んでください」


あー、まあそうだよね。向こうであばれられても困るんだし。

みんな納得して、地面に降りてゲートをくぐっていく。

私の順番がきて、くぐっていくと…なんか、変に綺麗な場所にでた。

辺りは白い壁に覆われて、奥に机が置いてあってそこに誰か座っている。

何人か、誘導なども行っている。誰だろう? ここの住人かな?


「はーい、妖精族のみなさん。まずは奥の机で名前の記入をお願いします。あと、怪我人などはいませんか? 大丈夫ですか?」

「記入が済んだ人は、一旦さらに、奥の机へ。仮の身分証をお渡しします。仮の身分証をお持ちになった方は、さらに荷物を取りに戻るか。そちらの椅子でくつろいでいてください」

「飲み物など、欲しい方はいませんか? この道具で、このコップをここにおいて、このボタンを押せば飲み物が出てきます」


えーと、エルフ族、兎人族、人族? なんでこんなに色々な種族が誘導やってるんだろう?

一種族の方が色々やりやすいだろうに。

また、別の所に視線を向けると、小さい子供…いや私よりも大きいんだけどさ、あの大きさは人族の子供だと思う。

その子達は一生懸命に、なんか、白い粒の塊を配って歩いている。


「おにぎりって言います。美味しいですよ。お腹すいている人はどうぞー」

「あわわっ!?」

「あら」


一人が、何もない場所でつまずく。


「あっ、危ない!!」


私が支えようと飛び出すと…。


「フィーリア落ち着いて。大丈夫、ゆっくりやればいいから」


一人の男がやってきて、そのフィーリアという女の子を支える。


「ん? おお、コヴィルか、おにぎり食べろ食べろ。何も食ってなかっただろう?」


そういって、その黒髪の男は私におにぎりを渡してくる。


「なんで私の名前…もしかしてユキ?」

「何言ってんだ? ああ、こっちの姿では初めてだったな。これが俺の本当の姿ってわけだ」

「へー、キユって結構子供っぽいのに、ユキは結構大人なんだ」

「まあ、あれはわざとなんだがな」

「あ、旅の為?」

「そうだな」

「なるほど、なるほど。うん、まあ合格点を上げましょう。いい男じゃない」


私がそう言ってユキをほめてると、ちびっこの一人が、ユキに蹴りをいれる。

まあ大した威力ではないのだが、ユキは目を丸くして驚いている。


「どうしたラビリス?」

「…浮気よ。ラッツ!! 浮気よ!!」

「はいはい、お兄さん大概にしましょうね。妖精族は女しかしないんですから、その見境なしはいけません。お兄さんの体は一つしかないのですから」


なんかよくわからないけど、そんな感じでユキは連れていかれた。

まあ、いいか。さっさと、みぶんしょう?をもらって荷物取りにもどらないと。

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