こぼれ話集

 こぼれ話1 ※ネタバレなし

※このコーナーは、本編から溢れた話だったり裏話を赤裸々に書くコーナーです。このコーナーを読まなくとも本編はお楽しみいただけますが、もし暇がありましたら読んでみてください

※本稿では序章第二節「優花の姉妹」までの話を含みますが、ネタバレはございません。


 ~そもそもこのコーナーってなんなの?~

 コミックスの間とかでよく開いたページにおまけがあるじゃないですか。あのノリで、作中の捕捉だったり裏話だったりを書いていこうという物でございます。ふとした暇があるとき、本編に悩んで小咄を書きたいとき、どうしても更新が滞るとき……などなど、そんな時に更新していこうと思います。



 ~「名もなき物語」について~

 元々、私はYahoo!ブログにて、ブログだったり小説だったりを掲載しておりました。その時に書いていたのが「名もなき物語」というお話でした。この時からずっとですが、「日常の裏に魔術を操る世界があったら?」ということを妄想しておりまして、それを形にしたのが「名もなき物語」です。

 タイトルこそ同じ部分がありますが、「名もなき物語~修羅に染まる町~」と直接関係あるわけではありません。主人公も舞台も大きく異なっていますが、根幹の世界観は同一で、同じ世界の別の場所のお話となっております。

 奈須きのこの「空の境界」に強い衝撃を受けて、旧作を書く自信がなくなっていまいました。一方で、ああいう強烈な世界観に憧れて、「裏の世界をどっぷり書いてみたい!」という所からリスタートしたのがこの「修羅に染まる町」です。

 旧「名もなき物語」は断筆状態なのですが、いずれリブートしたいと思っています。



 ~主人公、朱崎あかざき 優花ゆうかについて~

 「女主人公を書いてみたい!」という想いから生まれたのが、主人公、朱崎優花です。「ユッカ」という言葉の響きが好きで名前がとんとん拍子で決まり、生い立ちの大本についても早々に決まっていたのですが、キャラ付けに関しては紆余曲折がありました。


 元々は根暗な少女が巻き込まれていく、という構想をしていましたが、それだと主人公が裏の世界に入っていかないなと思い、今の明るく、元気な少女になりました。

 ……いえ、正直書いている内にあの娘、勝手に動き回って気がつくとああなってたので作者が驚きです。パイロット版を書いていたときは、もう少し大人しい印象だったのですが、不思議ですね!


 ちなみに、大学生設定は構想時に自分が大学生だったからということと、時間に自由が最も効きやすく、動きやすい年齢だと言うところからの設定です。



 ~狗淵いぬぶち 海翔かいとについて~

 "裏"の世界の案内人として、優花を案内する役割を持たせつつ、もう一人の主人公となるようにデザインしたのがこの海翔です。まだ、あまりそんな印象はないと思いますが。


 優花と同様に名前から決まったキャラクターだったりしますが、海翔の設定やキャラ周りについては初期から大きく変わっていません。頼れる兄貴分をイメージしてのキャラ造形となっております。

 ちなみに髪の毛に関しては地毛だったりしますが、遊び人という部分は自他ともに認める事実です。今の所の海翔は綺麗な部分ばっかり目立ってる気がするのでもうちょい素を出して貰いたいところですね。


 「ほどよい強能力にしたい!」という願望からあの能力になったのですがいかがでしょうか。シンプルながら制限があるという塩梅で、手前味噌ですが結構気に入っています。まだのお方は是非序章をお読みください。



 ~ランについて~

 「ランが可愛い!」と言う感想がたくさんついていて、嬉しい限りでございます。元々ロリ系に抵抗のある作者ではございましたが、今回は思い切って出してみました。好評いただいてて本当によかったです。


 実は彼女と優花が絡む場面って、もう少し少なかったのですが、改稿を重ねていく内に「目立たせたいなぁ」と増えていきまして、話す場面が増えて……結果、あの字数を連投し続けることとなりました。


 彼女は一体何者なのか? 話を引っ張る大きな謎ですので、是非可愛らしい彼女の活躍に、今後もご期待ください!



 〜衛島えとう 切絵きりえについて〜

 妙齢の美人って、年齢よくわからないことありません? 皺とか少ない方だと余計に。そんな感じで年齢についてはうまく隠し通せています。

 美容院コラージュが生まれた経緯でもありますが、「美容院って噂話のメッカになっているのでは?」という発想から生まれたキャラです。まだそう言う描写を入れてないのですが、その辺は今後にご期待を。


 切絵は色んな人を独特なあだ名で呼びますが、全て本名由来です。そこから色々いじってあだ名としています。本人が基本的に説明をしないので、周りの人も困っていますが、言っても笑顔で押し切られるので誰も怖くて言えません。一応線引きはしていて、呼ばれた人が嫌がった場合はちゃんと反省して、別のあだ名を考えます。


 いまだに彼女の魔術については隠していますが、なんかそういうミステリアスなキャラがいると面白いよね、と言う程度の引っ張りでございます。ここまで読んでくださった方へのヒントとしましては、「理容室、美容室にに欠かすことのできない物」です。作者の予想はサインポールです。

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