第3話 最後の問題
「この黒板には太陽系について書かれている。
友理、太陽系で順番と言えば?」
急に当てられてびっくりした。
太陽系の順番といえば…
「水金地火木土天海?」
「てことは、2番目は金。5番目は木。
そうか。金木犀か!」
「そう言うことだな」
「よし、行くぞ」
私たちは学校の門にある金木犀のところに行った。
そこにはまた謎があった。
その紙には最終問題と書かれていた。
よくぞ、ここまできた。最終問題だ。
2番目→4番目
ヒントは始まりは黒。そして、wasだ。
「もう、意味がわからん」
ここで葵が声を発した。
「wasってことは過去形。つまり、
今までの謎を使うんじゃない?」
「確かに。そのパターンは良くあるからな」
私はポケットから1問目と2問目を取り出した。
部長がそれをガン見した。
そしてお決まりの「分かった」
私は本当にすごいと心の底から思った。
こんなにヒントが無いのに。
「おい、友理。ヒントが少ないと思っただろう。
でもな、この世には解けない謎は無いんだから。
必ずヒントがあるはずだ」
私の心も読まれていた。
「じゃあ犯人が分かったの?」
「いや。まだ場所の名前だ」
「え!?」
「最終問題じゃないの?」
「らしいよ」
「結局どう言うことなの?」
「この謎は1問目を使うんだ」
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