第2話 理科室で

「葵、火事を消す時、どうする?」

葵が急に来てびっくりしていた。

「水をかける」

「そうだ。つまり火を水に変えるんだ」

「水………えい?」

葵が首を傾げていると、優心がひらめいたようだ。

「あ、そうか!!」

「プールか」

「水泳でプールだよ」

「そうだよ」

「よし。じゃあプールに行くぞ」

私たちはプールに向かった。

そこには新たな謎が待っていた。

さすがだな。謎解きクラブ。

次の問題も頑張れよ。



2番目と5番目とせい



ヒントは理科室にある。




「また、新たな謎じゃん」

「謎解きクラブ……」

「晴人、理科室に行くぞ」

「犯人は謎解きクラブの存在を知ってるのかなー」

部員全員が目を丸くした。

「確かに。そうなると限られてくるな」

「まあまずは解こうぜ」

優心が走って理科室に向かった。

私たちも、優心を追いかけた。

理科室の前についた。

「開いてるのかな?」

「どうかなー」

部長が恐る恐る手を伸ばした。

すると、ドアは簡単に開いた。

「何で開いてるの?」

「うーん。わからない」

理科室に入ってみても、ヒントになりそうなのは

見つからなかった。

「そういえば。そうだ。今日の授業

1つも分からなかったなー」

葵が嘆いていた。

「俺も意味がわからんかった」

優心も続いた。

今日の授業は正直言って私もわからなかった。

黒板には惑星について書いてあった。

「分かったわ」

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