第30話 ゴブリンズ・ウェイク



 闇の中を一体全体、どう走って来たものやら。

細い横穴に入り込み、黒服共の追撃から逃れたナナシは

真っ暗く、狭く、四角いトンネルを一人きりで這うようにして進んでいた。


 もう耐え切れない。もう沢山だ。八つ当たりめいた思念の隣で、

これまでに向けられた批難の数々が小鬼の脳裏で反響している。

思い出せば思い出す程それらは辛辣に歪むばかり。

まるで現実を酷く歪めた形で映し出すねじ曲がった鏡のようだ。


 どうでもいい。そんな自暴自棄な衝動に突き動かされるまま、

何も考えず横穴を進み、時に斜め下方向に滑って転げ落ち、

来る筈も無い追っ手を空想しては度々背後を振り返る。

不意に、四角く切り取られた暗闇の出口があった。


 助かろうという気持ちも無いまま、照明が照らす出口に意識が誘われる。

吸い込まれるように這い進んで顔を出すと、巨大な空間が広がっていた。

天井からは煌々と照明が注ぎ、幾千年ぶりの客を迎え入れるかのようだ。

最も、実際にはナナシは転がり落ち、尻を床についていただけなのだが。


「お墓?それとも……神様?」


 小鬼は、座り込んだまま見上げた光景に思わず呟く。

『それ』は金属とも陶磁器とも知れぬ巨大な玉座に無言のまま腰を下ろしていた。

複雑、微細な板のようなもので構成された貌と、真紅の宝石のような透明の目。

小鬼が想像したこともない程精工で、無数の細工が施された全身鎧めいた姿は

磨き上げられたばかりの金剛石のように傷一つない。


 隣には何やら巨大な銃らしきものも据えられていた。

鎖か何かで厳重に繋ぎ留められた上に、崩れかけた幌がかかっている。

その他にも用途すら不明な数多くの物体が整然と保管されている。


 巨像は今にも息を吹き返し、立ち上がりそうでさえある。

銀に輝く鎧兜に身を包んだ威容は、しかし座したまま物言わぬ。

その下腹に当たる部分に、小さな祠のように見える小部屋が見えた。


 誘い込まれるように小鬼は走り寄り、据えられた粗末な回廊を上った。

見下ろした空間には、寝椅子のように奇妙な金属の椅子があり、

その周囲はレバーだの、硝子板だの、服のボタンめいた物が配されている。


 神様の像だから飾り付けてあるのだろう、とナナシは理解する。

第一、がちゃがちゃと試しに弄ってみるも何の反応も帰ってこない。

その他には、丁度、座席正面に小さなくぼみがあるばかりだ。


「そうだ、ひょっとして」


 ゴブリンらしく、単なる思いつきであった事は付しておこう。

盗み出した黒い小箱を、座に就いたナナシが四角いくぼみに嵌めこむ。

低く、羽虫が唸るような音をその瞬間、小鬼は聞いた。

続いて、祠が閉じるや内部全面に淡い緑色の光が灯った。


 慌てふためくナナシを横に文字らしき記号が滝の様に壁面を滑り、

上から降りて来た黒い皮膜めいたものが溶けた飴のように小鬼を包む。

顔を除き、全身を光沢のあるぴっちりとした皮膜に包まれたナナシは、

眼を白黒させながら降ってわいた意味不明な状況を受け止めきれずにいた。


 喚きながらじたばたと暴れていると、何がチクリとした痛みが首元に走る。

僅かな喪失感。続いて圧倒的な自己と認識の拡大感。

まるで阿片でも嗅がされたように意識が覚めていくのをナナシは感じ、

不意に眼前の文字を理解した。それは過去の言葉で、システム起動とある。


「読める……でも、どうして?」


 理由など解らぬ事だ。魔法の業には意思疎通の便宜を図るものもあるが、

全く未知の文字を即座に理解可能にするなど無茶苦茶もいい所だ。

魔法とて大方は人の扱う技術であって不可能を可能とする奇跡ではない。


 理屈や仕組みが不明なまま、ナナシは神様の贈り物だと思う事にした。

自分自身がこれまでやって来た事が正しかったから、報いてくれたのだと。

良い結果とは行いと考えが正しかった事の証明であるに違いないのだ。


 果たして。

小鬼の理解を裏付けるように、光で構成された美しい小人が現れた。

小刻みに揺らぎ、時折水面の様に乱れながらもやがて安定し、

四つの羽らしきものを背負った小さな姿がナナシに向き直り、言った。


「新しいマスター、初めまして。私は本機の教導兼戦闘アバター、

カレルレンと申します。操縦方法に性能、周辺の脅威の報告、

戦闘補助から相談事まで何でもお申しつけ下さいませ」

「妖精、さん?」

「妖精ではありません。本機のアバターであり、説明を行い、戦うための機能です。

現在、当施設は敵軍の襲撃を受けており、機能と記録の大半を消失しています。

本機は点検整備の為、一時的に機能停止しておりましたが戦闘は可能です」


 立て板に水と叩きつけられる情報にナナシは首を振る。

何一つ馴染みのない言葉の群れは知恵が進んだ小鬼とて容易には納得しがたい。

冗談か何かなのだろうか。幼い見た目の妖精もどきに小鬼は言う。


「そんな事急に言われても……私、こんなお人形で遊んだこと無い」

「問題ありません。本シリーズは操縦機能の大半を私が担っております。

マスターは指示を出す主人であり、それを噛み砕いて実施する僕が私です。

心のままに命令して下さい。私は貴方の手足であり、敵を打ち砕きましょう」

「でも、敵なんていないよ」


 困惑しながらナナシは反論した。相手が何を言いたいのかまるで解らない。

戦いだの、闘争だのは彼女にとって全くの想像の埒外である。

その様子に構う様子も無く、あくまで事務的な口調でもどきは続ける。


「いいえ、敵は何処にもいます。それは他者の別名です」

「へ?」

「我々は他者から我々を守る為に作られました。

また、他者に我々を理解させる為にも作られました。

戦いとは、そして勝つ事は他者を理解し、他者に我々を理解させる事です。

理解し合い、従わせ、組み伏せる為。望みを叶える為、我々は存在します。

我々が存在し続ける為に我々は戦い、そして勝たねばなりません。

さぁ、ご命令を。全ては御心のままに、マスター」


 理解する事は戦う事だと妖精モドキは言い切った。

確かに、大きな腕と巨大な体、何よりも力があれば理解させる事も出来よう。

しかし、そう思い込むにはまだ少々の問題があった。

小鬼は少しばかり考え込み、カレルレンに問う。


「じゃ、じゃあ、カレルレン。ダンスって出来る?」

「相手がおりません」

「一人でだって踊れるよ、アタシ。手足を思った通りに動かして」

「承知いたしました」


 操縦桿を小鬼は握る。拡大した認識は360度全周の視界と同期し、

センサー群は受けた情報を薬物で拡張された小鬼の脳髄に送り届けて遅れない。

その時、ナナシ=マダナイはカレルレンとかつて呼ばれていた巨人と一つとなった。

チリ、ホコリ、瓦礫の欠片を振り落としながらゆっくり巨像が立ち上がる。


「凄い!凄い!このお人形凄い!アタシが、アタシ大きくなった!」


 知らず、歓喜の声が上がる。頬を伝ったのは弱さから放たれた随喜の涙か。

銀の巨腕がしなやかに伸びる。胸元に掌。踏みしめた脚は世にも豪華な靴のよう。

ナナシ=マダナイと同期して、カレルレンは喜びを表すようにダンスする。

小鬼にとって、それは正に神が授けた奇跡の贈り物だった。


 解放感と爽快感の命ずるまま、はしゃぎ声を上げ笑顔を浮かべ。

小鬼のマダナイ=ナナシは歓喜に踊る。巨人として踊る。

たった一人。化身と名乗った僕と共に。未だ、対等な友すらもまだなく。

今はまだ、ゴブリンの娘は喜びに包まれて在った。

その力は小鬼を過去から切り離し、自由にしたのである。



/



 皇国周辺領域において、各国の勢力図と言うのは

中央に陣取り諸国を睨む皇国とそれを取り囲む諸邦という図に二分される。

対皇国包囲網と関係各所を集めた会談は──しかし、全くの平行線を辿っていた。


「どういう事か説明頂きたい!」


 どん、と大きく机に握り拳を叩きつけ、男として油の乗り切った人物が言う。

その周囲には同じような顔で雁首揃えた重役共が勢ぞろいだ。

これだけなら緊迫する会議と説明もつこうが、

関係各位の並々ならぬ視線は一様に一人の老婆と傍らの女性に注がれている。

割り込んだ異物、と言った塩梅であるが嘲笑う者は一人もいない。


 雁首並べたお歴々の浮かべる表情に国籍の別は無い。

怒り心頭、困惑しきり、何が何だかさっぱり解らないといった様子だ。

それらまとめて向こうに回し、涼やかな微笑みをその女は浮かべていた。

彼女こそが未だ滅びぬ神秘の残り香にしてアーキィ伯爵家現当主である。


「先程申し上げました通りですわ。世界を救う為にご協力頂きたく」

「そんなものは説明とは言わん!幾ら大戦の英雄のお二人とは言え、

諸国の立場や面子を何だとおもっておるのか!いや、それはまだしもだ!

貴女方はどう思っているか知らんが、国の予算は無限では無い!」


 有らん限り怒鳴り声を張り上げる中年の役人に、西国から派遣された男が頷く。

通常であれば対立関係にある二大国であるが、今回ばかりは共闘の姿勢だ。

役人──皇国会計院の高官が額に青筋を浮かべ、唾を飛ばす勢いで尚も叫ぶ。


「下々の民が日々苦労して働いた稼ぎから、頭を下げて徴税や

追加の国債発行にどうにかご理解頂いているご時世にですぞ!

世界を救ぅ!?馬鹿々々しい。そんな戯言に注ぎ込む金が何処にある!

第一、臣民や皇帝陛下にどう説明しろと!人の気も知らず無茶苦茶を言いおって!

タダでさえ鉄道事業に経済振興、カネのかかる話ばっかり山積と言うに……

訳の分からん寝言をほざくのはあの鉤鼻だけで十分だ!」


 男たちの怒号をゆっくり飲み下すように聞いていた老婆が、

いきなり笑い声をあげてそれらまとめて迎え撃った。

振り向いたアーキィ女伯がその反応に意外そうな顔を浮かべていた。


「いや、失敬失敬。可笑しゅうてな。そちらの心配、一々至極ご尤も。正論正論。

しかしながら、今起きている出来事はそれに優先せざるを得ない理由があっての。

皇歴2227年の惨劇をご存じか?アレと同じ事が起きても?」

「いきなり何を……」


 2227年の惨劇とは、三つ子の月の一つが突如喪われた大事件であり、

世界中の動植物の生育が一時停止、人類魔物共倒れとなりかけた一件である。

その結果、人類勢力圏においてすら人口の半減と飢餓と疫病が大規模に蔓延し、

大戦の遠因の一つともなった歴史上の出来事として知られ──閑話休題。


 戸惑う男共に構わず老婆──ツクヤ=ピットベッカーの大師匠、

現代魔法の祖にして頂、大魔女、かの24賢者最後の生き残りたる糞婆は言う。


「しかし、あの娘は我々にとっての切り札でもあってのぅ。

コインの表裏を六回連続で当てられる運の良さ、

その気になればレンガさえ引き裂く程の膂力、信じ難い量の魔力、

それらはあの子の僅かな一面よ。おっと、婆の話が長くなった。

要点だけを搔い摘もう。問題はアレが本当は何者か、それに尽きる」


 独り言のように訥々と喋る魔女の口調は、

どこか子供に言い聞かせるように慎重に噛んで含めた様子でさえあった。

事実であるとも思えない。全くのブラフと言われればそうとも取れる。

しかし、男共もこの手の発言を軽んずる危険は勿論承知していた。


「訳の分からない脅しを並びたてて、たかが小娘一人に何を拘る!」

「残念ながら、時として小娘一人に拘らねばならない場合もな。

何せ、また月が堕ちて来てしまっては困るでな。勿論、我々としてもな。

この婆と、魔生研のアーキィ伯が出しゃばっておる。まともな案件の筈なかろ?」

「……まさか、またか。貴様らまたロクでもない事をしでかしたのか!!」


 強大な力を持ち、大昔から永らえている存在にロクな奴はいない。

滅ぼされた連中との違いは比較的人類に協力的で社会性があるか否ぐらいだ。

言い換えれば話が通じる分、猶更厄介であるのが二人の魔女であった。

今回とて定命の者の意志と力量を解った上での仕打ちであろう。


「ほっほ、ご意見一々ご尤も。さっき言うたが世界を救う為じゃよ。

そっちがこちらの知らない事を知っているように、

我々も伏せ札を持っていた、という話。

いやまぁ、解った上であの子に仕事を任せたのは何を隠そう、この婆じゃがの。

何を言いたいか、ここまで仄めかせば凡そ解ろう?」

「まさか貴様……危険だからと囲い込んだあの娘を送り込んだのか!?

完全にマッチポンプだ!クレイジーだ!!何てことしやがる畜生め!!」


 ヒキ蛙めいた老婆は満点の回答と、にんまりと笑顔を作ってみせた。

激昂する高官共を前にして、アーキィ伯も特に動じた様子は無い。

にっこりと美しい微笑みを作って罵倒を受け流し、再び口を開いて発言する。


「ええ、勿論。ですので皆で頑張って消火しましょう。

まかり間違って古の巨人が野に放たれ、大変な事になっても困りますからね。

世界の為の共闘。実に麗しい名目でしょう。体に気を付けて頑張りましょう」

「この一件はな!!両陛下に言上した上必ず沙汰をくれてやるから覚えおれ!!」

「大丈夫ですよ。私どもも失敗するつもりはございませんから」

「そういう問題か!!既成事実にするな畜生!!だから嫌な予感がしてたんだ!!」


 ぎゃあぎゃあと喚き声が響き渡る中、無事会議は閉会と相成り現状に続く。

その結果でうんぬんかんぬん──道すがら、身振り手振りを交えつつ、

ムッター=クッターは寸劇めいた調子で、かような経緯を語ってみせた。

特に、女学徒の大師匠の口調など一々嫌味たっぷりに口真似してさえいる。

詳細は良く解らないが、兎に角もご歴々が飲んだ故の現状らしい。


 最も、恐らく実際のやり取りとは異なろう。何せ悪意ある伝聞だ。

語り口こそ見て来たかのようであるが、大部分は鉤鼻の空想に違いない。

恐らくは大学塔を爆破するまでに至る実体験も踏まえての。

尚も倦まず弛まず大魔女を罵倒する鉤鼻をツクヤは白い目で眺めていた。


 ──こうも悪し様とはこの人、よっぽど大師匠が嫌いなのだなぁ。

のんびりとした感想を抱きつつ、ツクヤはムッターの歩みに続いていた。

鉤鼻の物言いを話半分に聞き流しつつ、周囲を記録する手は休めない。

何処か上の空の彼女の視線は、周囲を余さず記録しようとしている故だ。


 女学徒と鉤鼻は、巨人の亡骸が倒れていた大扉の向こうにいた。

黒服連中は上階との連絡の為、先の地点を確保する必要があった為だ。

冒険者二人の無事も聞いた所で、ムッターが自ら提案して現状と相成った次第だ。

毒食わば皿まで。余す所なく記そうと鉛筆を走らせる手は、しかしどうにも鈍い。

珍種の生物が羊の用に群れた奇観を眺める女学徒は諦めたように手を止める。


「……巨人、巨人、巨人。でも、生きてるのは一つも」

「見れば解ろうモン。椅子に座ってぐっすりオネンネ中さ」

「でも、これじゃ生き物っていうより廃墟だよ」

「そーだね。まるで据えつけた石像の群れだわね」


 彼らが歩く通路は横列を作って歩ける程の広さだった。

天井は高く、例によって神殿めいており、直観を裏付けるように台座群さえある。

物言わぬ巨像たちが崩れ落ちるように腰かけている点だけが異様であった。

それらの姿は扉の前で息絶えた古巨人同様、酷く破損し劣化が進んでいる様子だ。


 片腕が千切れた物がある。両足の欠けた物がある。

上手く座ることすらできず背中から倒れるように天井を仰ぐ亡骸もある。

かと思えば、頭部だけを消失し座り込んだ個体もあった。

辺りには、天井から崩れて落下したと思われる鉄くずも山を作っており、

見上げれば深く刻まれ、どのようにか使われていたろう遺構も見えた。


 考えるまでも無い。彼らはどう見ても完全に息絶え、最早安らかに眠り、

今となっては名前すら解らない文明の浄土で憩いの時を迎えているのだろう。

ここは英雄達の亡骸を飾り栄誉を讃えたかつての殿堂か、それとも別の何かか。

ともあれ、極めて保存状態が良い遺跡である事は学徒にとっての幸運である。

最も、それらを適切に著すには更なる調査、研究が必要不可欠だろう。


「全く、まるで墳墓ですなぁ。魔物生態学徒殿、そちらの見解は?」

「嫌味?世界初の大発見だよ。調べる前だもの、予断すら禁物だよ」

「モチロン嫌味さァ!いやぁ、ボクチンも凄くワクワクしてちゃっててねぇ。

そこに来て糞婆の弟子のその渋面!今日のご飯はきっと美味しい!メシウマ!」

「……我慢、我慢。握り拳を作らない、作らない。落ち着け、落ち付け私」

「さて、からかうのはこれ位にして。実際のところは?

一つ意見交換と行こうじゃないの。頭柔らかくしてどーぞ」

「多分、生き物じゃないと思う。少なくとも、既知の種族じゃない。

機械仕掛けの怪物はたまーに見つかる事があるけどそれに似てる、かも」

「やっぱりそう思う?そうよねぇ、そうだわね。ボクチンも同意よ」


 台座に凭れた巨人の屍の一つ、人間で言えば下腹部の辺りが開いている。

それを見咎めるやムッターは素早く這い上り、ツクヤもそれに続く。

彼は見下ろしたその光景を前に、興奮を隠し切れない様子で口を開いた。


「そう。古巨人とは、巨人にして巨人に非ず。そも生物に非ず。

今より遥かに文明の進んだ何者かが作り上げた、巨大なカラクリだ。

巨人サイズの痕跡が残らない訳よ。最初から要らなかったんだから。

よもやよもや。期せずして仮説が正解ど真ん中──科学者冥利に尽きるわさ」


 視線の先には壊れた黒い箱を収め、未だ幽かに音を立てる巨人の胎があった。



Next.


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