第26話 時にはローグ達のように
黒服共が土の壁に据え付けた灯が尽きると、そこから先は真っ暗闇だった。
随分とあっさりと侵入は成功し、入口からこちら、ただの一人に遭遇もしない。
内側に対しては敢えて警戒する存在は未だ無いと彼らは思っているのだろう。
突貫作業で発破し、掘り進めた横穴は作りも粗雑で、崩落を防ぐべく
木材の枠組みと柱が等間隔で並んでいるのみだ。
アンリ=カトルがしゃがみ込んで地面の靴跡を調べ、
木枠が途切れた先の真っ暗闇と、土砂が積もるばかりの小山を往復する。
「多分だけど、ここまで無理矢理掘り進んで引き返した、と思う。
ちょっと見てくるからランタン貸してよ」
「大丈夫か?魔物とか居たらどうすんだよ」
「それなら外の連中だって今頃てんやわんやの大騒ぎだよ。
頻繁に何かが出入りしてるなら、爆破だってしなくていい筈でしょ。
ただ、作業が途切れてるからには何かあるのは確かだろうけど……」
ランタンを掲げ、黒々と口を開けた大きな空間を照らした。
全てを見通す事は出来ないが、緩やかな坂が続いているのが見えた。
そこらの石を放り投げてみると、あちこちから音が反響して来る。
実に奇妙な事に、大きな球状の空間が広がっているらしい。
「今、何かキラって光った。降りてみる。ロープお願い」
「解った。慎重にな」
何時かと同じく腰に紐を結び付け、つるつるした地面に楔を打ち込む。
用心にと同じように何度も繰り返し続けていると僅かに指先に痛みを感じた。
細かく砕けた欠片を拾い上げる。薄緑色をした半透明の物体だ。
「……!!これ、ガラスだ。凄い!!見てよ、全部ガラスで出来てる床だ!
ひょっとして、壁も、天井も──うわぁ!!」
薄っすら輝く札を一枚張ったツクヤがその声を聞くや降りて来る。
砕けた欠片はどれも緑がかっていて、時折黒い部分も混じっている。
「この色、黒曜石じゃなくて……天然のガラスだ。
何でこんな所に──いや、ひょっとすると上部構造が崩れて埋まった?」
天然ガラスの中でも美しいものは宝石として扱われる事もある。
広がっていたのは文字通りの水晶宮だった。
持って帰れれば一財産だ、などと思わず口走るアンリを横に、
女学徒は顎に手を当て、ブツブツ呟きつつ帳面に鉛筆を走らせる。
「おい!!何かあったらどうすんだ!危ねぇだろ!」
「ごめん!でも、取り合えずは大丈夫そうだよ!」
「裂け目とかあったらどうすんだよ!命綱無しじゃ助からんぞ!」
「むぅ……見た所、そんなの無いけど」
「下に大穴が開いててもな、色々被さって見えない事あるんだよ。
落とし穴よろしく踏み抜いて、そのまま助からんかった奴見たことあるぞ」
「怖いなァ……まぁ、確かに。クレヴァスの類はね。ごめん、迂闊だった」
「頼むぜ、ホント」
おっかなびっくり降りて来るカジャは、ガラスの絢爛さなど眼中にない。
只管周囲を警戒しながら、じゃりじゃりと欠片を踏みしめ近づいて来る。
必要な大荷物一式を背負っている彼は文字通り一行の命綱でもあった。
「でも、記録はしないと帰れません。迂闊な事やってたら止めてね」
「俺が?でもよ、俺ぁ冒険者だぜ。そら依頼主の仕事じゃねぇの」
「私は調査と記録って大事なお仕事があって、
アンリちゃんは哨戒と水先案内。ほら、カジャ君しかいないでしょ。
臆病な位慎重に頼むからね。──さて」
淡く輝く札を巻いた石を四方に投げると、大ホールの全体像が浮かび上がる。
岩山と言っていい入口からここまで、斜め下に続いていた道程から考えると、
その地下に球形の空間が出来上がっているのだろう。
周囲の異様な空間に思わず圧倒されながらも、カジャが呟く。
「何も知らないみたいな口ぶりじゃねぇか」
「遺跡が見つかった、としか聞いてなかったもの。
さて、ここまでは何者による構造物は影も形も無し……アレは?」
「扉、かねぇ」
正しく巨人めいた大きさであった。
しかし、半ば以上は埋まっており辛うじて上部が見えているに過ぎない。
元々は金属製であったのだろうが、ぼろぼろに風化し、錆び果てている。
奥には更なる空間が続いているようだ。恐らくは、あれこそが──
「遺跡の本命。準備はいい?ここから本当に前人未到だよ」
仮に黒服が先に進んでいるならば、既に機材などの持ち込みが進んでいる筈だ。
慎重に先導するアンリが分厚く巨大な扉によじ登り、頑丈なロープをかけると、
闇の中に、蹄鉄を結び付けた一方を投げ落とす。果たして、カツンという音。
それほど高さは無い。するすると器用に降下していくアンリを見守る。
「……何かいい感じの棒でも持ってくるべきだったかも」
「冗談、バレちまうよ。ロープだけでも結構重いってのに」
小石を拾っては投げるなり、有り合わせで安全を確認し続ける他なかろう。
おーい、とアンリの声が響いた。どうやら未だ無事らしい。
手筈の通りに、先程同様の灯り札の石をあちこちにアンリが投げる。
そうして照らし出された景色に、ツクヤ=ピットベッカーは思わず息を飲んだ。
高い天井と広大な奥行きを誇る、全く継ぎ目の無い石造りらしき構造であった。
らしき、と言うのは冒険者や学徒の目にはそう写ったまでの事である。
大きく広がった中央部の端に、異教の神殿のように巨大な柱が立ち並んでいる。
それらは信じがたい程の執拗さでもって幾何学めいた正確さを貫徹し作られ、
剃刀の刃一つ差し込めそうな間隙も存在しないかの如きである一方、
複雑怪奇で得体の知れぬ金属の部品が脱落した骨のように崩れているのも見える。
物音一つない。墓場めいて、全ては耳鳴りのする静けさに満ちていた。
その空間は正に、在りし日の形を留めるだけの巨大な廃墟であった。
これまで知る如何なる遺跡や廃墟、文明の痕跡とも異なるその威容に、
ツクヤ=ピットベッカーは思わず息を飲んで見入る。
同じく目を見開いて呆然としているカジャが思わず口を開いた。
「凄ぇ……まるで完全に死んだ機関車の車両工場みてぇだ」
冒険者の貧弱な語彙ではそのようにしか表現し得ない光景だった。
しかしながら、確かにここで何者かが生活していたであろうとも思えない。
照らし出された周囲をスケッチしていたツクヤもそれを聞きとがめた。
返事は返さず、きょろきょろと注意して柱や壁を観察し始める。
「ひょっとすると、ひょっとする、かも?」
「どうした。何かあったんか」
「いや、カジャ君の今の言葉、案外正解かもしれない。
ここは、多分古巨人にとって生活の場じゃなかったんじゃないかな」
言いつつ、廃墟の彼方此方を冒険者たちを引き連れツクヤは歩き回る。
置いてけぼりになりかけたアンリが依頼主の軽挙を諫めるべく速足に近づいた。
「ちょっと、水先案内は僕の仕事だって──」
「大丈夫、多分ね。それに、やって欲しかったのは入る時の安全確認だから」
「と、言うと?」
「もしダメだったら、調査の前にアンリちゃんが危険で危ない。それに」
ツクヤは懐から一枚の古ぼけた布製の札を取り出した。
恐ろしく精密な文字によって殆ど塗り潰されかけたそれは、
随分と年季の入った金属片に収められ、学徒の衣服に紐づけされている。
「じゃーん。私のとっておきだよ」
「そのボロボロのお札がどうかした?」
「どうかした、ってご挨拶だよアンリちゃん。
これこそは大師匠謹製の一品。周囲の敵意を教えてくれるお札なの。
未だにうんともすんとも言わないし、変なのは居ない筈」
「……信用できるの、それ?あの偉い人でしょ」
当然の疑問に思わず苦笑いしつつ、ツクヤが答えた。
「こと魔法に関しては大師匠以上の人は今の世界に居ないと思うよ。
反応できないような存在がいるなら、私達じゃ多分対処不能」
「急に何か致命的な見落としがある気がしてきた。気を付けとこ」
聞かなかった事にするよ、とツクヤが呟く。
ようやく緊張が緩んで来たのか、手際よくメモを取る女学徒を傍らに、
手持ち無沙汰のカジャが周囲を見渡しつつ、続けた。
「なぁ、前々から気になってたけどよ。そいつそんなに偉いのか?
どこもかしこも顔出してはひっかき回してるように聞こえるんだがよぉ」
「まぁ、迷惑なのはその通り。でも本当に偉い人なんだからね?
物語とかでエデンス博士とか、そういう名前に聞き覚えないかな」
「ああ、あの。何かにつけ美化されてる癖にやってる事はろくでもないババアか」
子供向けの読み物、或いは近年の印刷術の革新により、
広く流布するに至った三文歴史小説で良く姿をみせる人物であった。
ガマガエルのような姿格好をした大魔女と言うのがその姿であり、
人助けと称しては頼みもしない策謀を繰り返す人物として描かれている。
「その本人だね」
「そう。成程……伝説の英雄って奴な。うんうん。……マジか、マジでか」
「パンフレットや宣伝ビラを定期的に大量放出されてるそうです。経費で」
「……何かもう、俺ゃこの世の実態って奴に驚かなくなって来たよ。
世間は狭ぇや。身近にとんでもない話が転がってやがる。
アンリ、そっちは何かあったか?俺の方は与太話以外空振りだ」
二人連れと離れて黙々と周囲を見回っていたアンリが親指を立てる。
「──ビンゴ。通路だよ。自然の物じゃない。同じ材質の床が続いてる」
/
「うーん……狭い。埃っぽい。くしゅん!!」
中に入れば案外と広く、通路は数人が並んで通れる程の広さがあった。
ハンカチで鼻を拭いつつ、ツクヤは周囲をくるくると調べ回る。
その調子を見るに、未だに件の警報装置は作動していないのだろう。
図太いのか単に鈍いのか、それともその両方か。
或いは、単に好奇心が警戒に勝っているだけなのかもしれない。
「待て、待って。落ち着いて。遺跡は逃げないよ、危ないったら」
しかし、ここは街中の目抜き通りではなく危険度も不明なダンジョンの中だ。
自制を失いかけたようにふらふらとするツクヤを慌ててアンリが呼び止める。
巨人など居なくても主を失った遺跡や廃墟は危険に事欠かない。
「何か変な釘とか針とか……兎に角危ないものがあるかもしれないじゃないか。
お願いだからボクの後ろについて来て。指示通りにするから、ね。ね。
仮にも仕事命じたならきちんとした事させてくれないと困るよ」
足を止め、面目ないと頬を指でツクヤが摩った。
埃避けにアンリが口元に布巾を巻き、二名もそれに倣う。
「……さっきのが整備工場だとしたら、こっちは駅のホテル?
いや、実際入った事ないけど廊下に個室、中にはガラクタの山だし」
アンリが感想を述べつつ検め、多分大丈夫だとツクヤに示す。
立ち入ると、丁度安宿の一人部屋と言った大きさの空間だ。
片隅に朽ち果てた残骸から炭化した砕片や、金属の欠片、
それから綿くずのように絡まった奇妙な繊維を拾い、
それらの遺物が広がっている範囲を確かめ始めた。
「恐らく、これは寝具だと思う。大きさも人間位はあるし。
と、すると寄宿舎か何か?うーん、奉仕してた種族のかなぁ……」
「そりゃ妙だろ。何でこのサイズの部屋しかねぇんだ?」
「解んないよ。ただ、確かなのはこれだけの数の寝室が必要だった、って事。
ねぇ、ワクワクしてこない?私、未知の発見に凄く興奮してる」
「……解った。解ったから目的を忘れんなよ。いざとなったら引き摺ってでも」
「大丈夫。資料保全の為にも全部見て回ったりはしないから。そうだそうだ。
サンプル持って帰らないと。紙箱貸して。煙草の空箱があったでしょ?」
「ホレ。もっとマシなのねぇのか?」
「これが一番しっくりくるんだって。これと、これと……さて」
作業を終え、立ち上がったツクヤはおもむろに腕を組んで思案を始めた。
「……行くべきか、行かざるべきか。それが問題だ」
「サイコロでも投げるか?二つ投げても14にゃなるまい」
「カジャ、ゾロ目もピンキリ次第でしょ。投げればいいってものじゃないよ」
「そりゃそうだ。依頼主に任せる。アンリ、良いか?」
「ボクもそれで良い。ただ、危ないと思ったらすぐに──」
アンリの発言を遠い爆発音が遮った。
上階への通路に戻り、様子を伺うなり目に飛び込んで来たのは炎と煙。
そして半ば以上崩れた遺跡の玄関と慌てた様子の黒服共だった。
「ッ!?さっきの爆発音はやっぱり……あいつ等、遺跡になんて事を!!」
「ツクヤさん落ち着いてよ!追いつかれたらヤバい!」
「文化を知らない野蛮人共め、後で絶対責任とらせてやる……」
「ほら、こっち、こっちに早く!!怖い顔してないで!」
腕を引っ張り、アンリがいきり立つツクヤを物影に引き戻す。
続々と人員が神殿めいた廃墟に雪崩れ込んで来るのが見える。
断片的な声に冒険者が聴き耳を立てると覚えのある単語が並んでいる。
「──早速悪いニュースだよ。聞きたい?」
「うん。とっても残念だけど、聞きます」
「あの小鬼の子がまたやらかしたみたい。箱盗んでこの中に逃げ込んだって。
調査や破壊を繰り上げの突貫作業だね。それとボクらにも気付いてるっぽい」
「地下作業者としての意見を伺いたいわ。カジャ君どう?」
「自然だの地下だのが人間の都合で動いてたまるか。
こういう時ゃ、大概もっとデカいトラブルが起きるって相場が決まってる。
何時かの焼き直しだが、依頼主としてはどうしたいんだ」
思わず目元を押さえながら唸り声を上げる事しばし。
ツクヤはやっとの事で下した決断を口にする。
「……取り合えず、見つかる前に調査を進めます。
少なくとも、はっきりとした古巨人の痕跡が出て来るまでは帰れません」
「その次は」
「出たとこ勝負のイチかバチ」
「その次は……?」
見る間に怪しくなった計画性に対し、カジャがげんなりした顔で問う。
どだい、最初から無理のあった作戦だ。破綻する事自体には驚きもしないが、
考え無しで死地を走るなど幾ら天下の冒険者と言えどもごめん被る所である。
気まずそうな顔で、何とも申し訳無さげにツクヤが頭を下げる。
「ごめん。ひょっとしなくても多分あいつ等とは鉢合わせしちゃう。
でも、隙を突いて切り抜けられ、ればいいなぁ」
「そう何度もチャンスは続かんぜ。これじゃ袋の鼠だな。
いや、落盤に巻き込まれて孤立無援ってとこか」
「同感。それで、次の決断は?ここまで来たんだ。最後までつきあうって」
「そう。じゃあ二人とも、死ぬ準備は出来てる?」
異口同音に否と答える冒険者たち。肩を竦め、苦笑いをしていた。
何時だってヤマの人間は地下では死にたくないものだ。
「それでは、生き残る為にお互い最善を尽くしましょう。
状況は最悪ですが、それを認識出来てる内はチャンスもきっとあります」
希望的観測に過ぎない物言いではあった。
瘦せ我慢を自覚しながら、ツクヤ=ピットベッカーは決断する。
/
廃宿舎を通り抜け、半壊した階段を慎重に降ると再び大きな空間に出た。
暗闇に閉ざされた空間にランタンを掲げども、周囲全てを照らせない程広い。
「何だろう……向こうに何か、大きな塊と──アレは壁?」
アンリに先導され、近づいたそれの周囲に何者かの骨が転がっていた。
バラバラに散らばっているそれらは、かつて起こった惨事の名残らしかった。
ツクヤはしゃがみ込み、半ば崩れかかった遺骨を慎重に検め、気付く。
「コレ、女性の骨だ。──辞典に曰く、旧き悪魔達は女性しか存在しない種族。
すると、まさか……この残骸が、古の……巨人?」
突拍子もない結論を呟きながら、ツクヤは小屋程もある高さのガラクタを見上げる。
肉はとっくに朽ち果てたのか、それとも最初からそういう生物であったのか。
陶器とも金属ともつかない不可思議な骨格が縦横無尽に走るそれは、
まじまじと見つめてみれば確かに人に似た骨格らしきものが多数存在した。
背骨があり、肋骨らしきものがあり、腰骨もある。
倒れ伏し巨大な扉に伸ばしているのは腕、途中で断ち切られているのは足で、
その辺りに吹き飛んだ残骸も転がっているのかもしれない。
どれも先程と同様に詳細不明の素材で出来ている。
錆の類が見られない事からして、少なくとも鉄や鋼でない事だけは確かだ。
何時の間にやら拡大鏡まで取り出し、冒険者そっちのけ、
追い詰められている現状などすっかり忘れ果てたように夢中でツクヤは調べ始める。
「解らない。これ、本当に生き物なの……?」
「どういう事?」
「生き物ならね、普通はお肉が付いてるから年月が経った遺骸でも、
その痕跡って残るの。でも、コレにはそれらしきものが何一つない。
時間経過があるにしても、変化した跡はある筈。これじゃまるで──」
巨大な機械細工。
口にしかけた結論を何とかツクヤは飲み込み、努めて無心で鉛筆を走らせる。
あくまでもそれは個人の見解に過ぎぬ、拙速な判断で認識を歪めてはならない、と
自らの使命と習い覚えた思考を巡らせ、ひたすらに手を動かす。
──その時、不思議な事が起こった。
突如、何の前触れもなく冒険者たちの頭上から真昼の様に明るい光が注ぎ、
続いてけたたましく耳障りな、巨人が吠えたような音が遺跡中に響き渡ったのだ。
もしも、古巨人たちの言葉を理解する存在がいたならば。
鳴り響く合成音声がこのように語っている事を即座に知るだろう。
──侵入者を確認。侵入者を確認。要員は配置に、非戦闘員は避難。
これより、防衛システムの発動が行われます。繰り返す──と。
Next.
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