第12話 錬金術で色々作ろう

「あー寝すぎた、昨日飲みすぎた。」

明日は、休みだからと3人に押し切られ

あ宴会に発展、3人にどんどん注がれて

飲みすぎた結果である。

「取り敢えずポーション飲もう」

状態回復ポーションと水を飲み

いつの間にか4人で集まる専用になってる部屋に向かう。

部屋に入ると3人は談笑していた。

「おはよう、ヒロ意外と大丈夫そうだな」

「全然大丈夫じゃなかったよ。酷かった

からポーション飲んだの」

「まあ、昨日はそうなるように呑ませたからな、気をつけろよ、こうやって酔うまで

呑ませて朝起きたら一緒のベットで、

寝てて責任とらなきゃ行けないとか、有り得るからな。」

怖、普通逆じゃないの肉食すぎるでしょ

「後、レイナも含め3人で王宮に行くことになった1週間程学園を開けることになる」

どうやら1週間休みになるみたいだ

今までスピードが早かったし丁度いいだろう

でもなんでレイナも?

「レイナが剣聖の孫娘と嗅ぎつけた貴族が出てきてな、勝手に妻にするとか言う馬鹿が

出てきたらしい。おじいさまも剣聖様も

ブチ切れらしくてな、お披露目をすると共に馬鹿を潰すらしい」

なんだか大変そうだ、本当は俺が潰したい

けどなんの権力もない俺では意味が無いだろう。

「私たちはレイナのフォローで王宮に帰るというわけだ。そうだ、3人で話したのだが、昨日のダンジョンで手に入れた、物は全部

ヒロが自由にしていいぞ。皆お金には全く困ってないしな。」

「ありがとう錬金術で色々作っておくよ」

便利なものをしっかり作っておこう。

秘薬も3人の分少しなら用意できそうだ

「で、3人共凄い機嫌悪そうだね。

そんなに王宮行くの嫌なの?」

わざわざ聞くまでもなく本気で嫌なのだろう

「ダンジョンを調子良く、攻略して言ってる中で1週間も無駄にするんだ。皆行きたくないのが、本心だ。後1週間ヒロの料理が食べれないのが辛い」

「シアは料理だけなの、私はヒロが居ないこと自体辛い」

「私もですね。シア様は、薄情ですね。

ヒロさんは料理だけしてれば後はどうでもいいんですね?」

「はぁ!そんな訳ないだろう料理がとは言ったが、料理だけじゃなくて本人だって好きだ!」

シアがいじられて、声をだいにして叫んでる

何時もなら反論はしても上手く返すのに

今回の件、結構ストレスになってる?

「シア?」

「ヒロも疑うのか?さすがの私も泣くぞ」

勘違いさせたらしい、今にも泣きそうだ

「違うよ、シアはそんなこと思ってないって、わかってるよ、俺もシア達が1週間

いないっていうのは結構寂しい、だからね」

シアを抱きしめて頬にキスをする

「これぐらい許して欲しいなって」

「「あー」」

「ヒロが私にキスをはわわわ」

「シアだけずるーい」「そうです。」

「2人して弄るからだよふたりは今度ね」

「むー」「まあ今度してくれると言うので

今回は引きましょう」

「まあ、取り敢えず、面倒事なのは仕方ないとして、今回は自分の強化の為って

思えばいい」

「今のダンジョンだと俺たちの火力が高いから、技術の練習にはあんまりなってないからね。王都で強い人とPVPとかして強くなる

とか目的をもって行くしかないね。」

確かにと言いながら色々計画してるようだ。

ちょっとはマシになったかな。

「お二人共、そろそろ出発しないと

今日中に王都につかなくなってしまいす」

思ったより時間がたっていたらしい

「じゃあ行ってくるな」

「行ってまいります」「行ってくるねー」

「3人とも気をつけてね」

挨拶をした後3人は急いで出発していってしまった。

「とりあえず錬金術で物作りするか」

素材を丸々貰ったので素材には余裕がある

まずは秘薬を作ることにした。

前回と同じMP、STR 、INTを上げるものだ


Lv17

HP 135

MP 269→509(+240)

STR 102→232(+130)

VIT 44

INT 114→244(+130)

DEX 270

AGI 44

LUK 27


50個も秘薬を使って大分ステータスを上げた

次に何を作ろうか考えてると

錬金術で功績になるようなものを作ろう

車なんかいいじゃないか

となり熱中して作り出す

何とかジムニーのような見た目の車が出来上がった。

「あれもう日が落ちて来てる。熱中しすぎたな今日は飯食って早く寝よう」

1人では凝った料理をする気にもならず

適当に野菜と肉を炒めたものを食べて早々に就寝するのだった。


ーーー次の日


「よし、まずはしっかり走るか、ダンジョンで試してみるか」

実験の結果でこぼこな道も関係なく

走ることが出来た、魔力の消費量も許容範囲内だ。

「よし、ソフィアさんに見せに行こう」


ーーークラフターギルド

「で、これが単体で動く鉄の馬車、

自動車って訳? ヒロほんとに動くの?

あと錆びない?」

「スライムゼリーを加工したら防水防錆の

塗料が出来たのでそれを塗ってます。

これレシピです。」

「はぁ、このレシピだけでも

十分な功績よね、ケイこの塗料ギルドで量産しといて、衣服にも使えるのよね?」

「塗料ですので、つけたい色が出るものを混ぜれば色も変わります。」

「コートにテント他にも色々使えます。

需要がありすぎます。」

「これからヒロは向こう50年この塗料が使われる度1割が使用料として

支払われるのよね、大金持ちね女に気をつけなさいね」

「で、この自動車?は王都まで乗って行って乗り心地を確認すると」

「理想はそうですね」

「まあ、国王陛下に報告は必須だし、

献上するんでしょ」

「側は同じですが、空間拡張を付与して

大人数乗れるものを用意しています。」

こっちも同じように動くのは確認済み

その話をして、準備があるから明日出発しよう

そう話をしていると

1人の騎士が入ってきた

「あら、アルケーじゃない 、私、今陛下に

献上する魔道具について製作者と打ち合わせ中なのだけど。」

ソフィアさんが突然入ってくるのは

無礼ではと言う意味も含め話しかける。

「緊急事態故お許しいただけると」

「まあいいでしょうで 、オリバス家の

次期当主が突然来る用事って何があったの」

まじか、目の前の人は学園都市を統治する

オリバス公爵家の次期当主だった

中々やばい案件なのでは、

「君のことは報告が来ているよ

期待のホープ君」

どうやら知られてしまっているようだ。

「早く要件を言ってちょうだい」

「簡潔に言うと隣領のリーヌ伯爵領

コド平原でレイドダンジョンが発生した。

しかもボスは竜種だそうだ」

レイドダンジョンとは大人数で入ることが出来るダンジョンでフロアは1階層しかない

スタンピートをダンジョン内でやるようなものだ

問題は普通のダンジョンは無いのだが

レイドダンジョンは時間が経つと中から魔獣が出てきてしまうのだ。

しかも今回はボスが竜種、難易度は高いし

外に出てきてしまうと少なくない被害が出てしまう。

後は倒してもドロップ化せず、そのまま出てくるので解体が必要。

ボスを倒すとダンジョンは消滅する。

「私についてきて欲しい訳ね。ヒロ

因みに献上用の自動車何人乗れるの?」

「50人ぐらいかな?」

「何の話だ?」

「運が良かったわね。彼が作ったもが

馬無しで動く鉄の馬車なの、空間拡張で

50人乗れるみたいだし。アイテムボックス持ちだから荷物も多く運べる」

「なるほど、戦闘はどうなんだい?」

「強力なギフトを持っていますので問題ないかと、戦場では援護や護衛はいりません自分の自己責任で構いません」

アルケーは少し考える

「わかった、それでお願いする僕を含め48人を選抜しておこう。それとホープ君

僕は女の子だから、間違えないように」

「えーー」

衝撃の事実を述べ騎士は去っていった


読んでいただきありがとうございます。



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