第4話 初めての戦闘訓練、決闘

「第1修練場へ、ようこそ、空いてる的を

自由に使ってくれて構わないぞ。」

言われたとおり、空いてる的に移動する

「ねえ 、ヒロは武器何も持ってないけど

ほんとに大丈夫なの」

「まあね、レイナのギフトは魔法系の

習得難度低下、威力アップでギフトで攻撃するものじゃ無いだろ?」

「それが普通だよ!寧ろ、ひろのギフトは

それ自体が攻撃スキルとでも言うの?」

「半分正解、攻撃以外もできるからね

まあ、攻撃してみるから見てて

「マヴロス ヴェロス」」

的に向かって黒い矢が飛んでいき、

的を破壊する

「ね、こんな感じ」

レイナの方をむくと、口をポカンと

開けていた

「本当に杖無しで魔法を撃った、あ 、でも

後衛2人になっちゃう?」

「それなら問題ないよ「マヴロス スパティ」」

次の瞬間手には黒いロングソードが握られていた。

「武器も、こうやって造れるから、前衛

俺がやるから」

「もうなんでもありだね、ヒロは

私も魔法の練習してくるね!」

そう言うと、別の空いてる的に行ってしまった。

「俺も剣の練習しとくか」

「,,,こう魔力を剣に流して、

その魔力を振りに合わせて飛ばす

イメージで,,,「飛斬」」

すると斬撃が飛び離れた的を真っ二つにする

(スキル「飛斬」をしゅうとくしました。)

どうやらスキルを覚えると、アナウンスが

入るらしいゲームっぽい

「そろそろレイナのところに行くか」

そう思い歩いていくと、どうも騒がしい

「厄介事かな」

そんなことを考えていると

「あ!ヒロやっと来た。あの男がずっと

絡んできて、」

やっぱ面倒事だと思っていると

「おい貴様、その女は私と組むのだ、

雑魚は消えろ。」

傲慢貴族か、ムカつくし徹底的に潰そう

「教官、ここって決闘のシステム

とかあります?」

「え、ああ、あるぞPVPと言ってな、

お互いHP分のシールドがはられ

0になると終了もしそれ以上の

攻撃が来ても、怪我することは無い。

修練場かコロシアムで使うことが出来るぞ」

「じゃあ、ここでも大丈夫ですね、

おいバカ貴族、PVPだどっちが雑魚か

教えてやる」

「何故私が、貴様などと戦わなければ

ならない、私は「大剣士」のギフト

もちだぞ、戦うまでもない」

「なんだ?怖いのか?」

「そんな訳なかろう、これは慈悲だ。

意中の女の前で、ボコボコのはされたく

なかろう」

「はあー、もういい、早くPVPを受けろ」

「力量が、分からないなど、本当に残念な

奴だ、いいだろう、一撃で決めてやる」

PVPが了承され、2人の周りに

透明な壁ができ上にはHPバーが表示される

「では、教官合図をお願いします。」

教官に声をかける

「では、初め!!」

「貴様などとこれで終わりだ「飛斬」」

貴族が斬撃を飛ばしてくる

「なんだ、この程度かつまらないな」

手に黒い剣を造り出しこちらも同じことをする

「飛斬」

そして両者の斬撃がぶつかった瞬間、

貴族の方が掻き消え、残った斬撃は貴族に

ヒットし 、一撃でバーを削りきる

その瞬間周りの壁が消え

自分の上にはwinの文字が浮かんでいた。

「力量が分からないのは、お前だったな」

「こんなこと有り得ん、認めないぞ!」

「みっともない、それと俺と彼女は

アリシア殿下に認められてパーティー

組むことになってるから。」

「それこそ、デタラメだ、何しろ殿下が

この場にいらっしゃらないではないか。」

「そりゃ、殿下の足を引っ張らないよう

2人で訓練に来たんだから、

それを邪魔したお前は、殿下にはどう思われるだろうな?」

貴族は顔を、真っ青にしてる

「今日は訓練このぐらいにしとくか、

レイナもいい?」

「大丈夫だよー」

「じゃあ行こうか」

2人で訓練場を後にする

「結局、スキルは覚えられたか?」

「うん、基本4属性の初級は覚えたよ

邪魔されなければもっと行けたと思うのに」

レイナが頬をふくらませる、可愛くてつい

そのほっぺをぷにぷにしてしまう

「もう、突然びっくりするでしょ、

次やったら魔法撃つからね。」

どうやら許されたようだ、

今度は気をつけよう

「この後はどうするの?」

「2人とも攻撃スキルあるし

初心者ダンジョンに潜らないかと思って」

錬金するのに低品質でもドロップ品が欲しい

「別に問題ないけど、お昼食べてから

行こうよ、お腹すいたよ、あ

サンドイッチ売ってるあれでいいよね?」

答える前に1人で走って買いに行って

しまった、普通逆では?

「お待たせ、はいサンドイッチ」

サンドイッチを受け取り設置してある椅子に座り食べ始める

「お金後で渡すから、幾らだった?」

「払わなくていいよ♪決闘で勝った報酬

かっこよかったよ、ヒロ」

は!目の前の天使が可愛すぎて

死ぬとこだった

「ありがとうなレイナ」

「ふふ、どういたしまして」

2人は食べ終わり初心者ダンジョンに

向かって歩き出す

「よーし、気合い入れていくぞー」

「そうだね、レベル上げもしなくちゃだしね」

~~~~~~~~~~~~

2人が居なくなったあとの練習場

「面白い1年がいないか見に来たが、

とんでもないのがいたな。」

「なんだ、あの子「大剣士」を一撃で」

「同じ攻撃で圧倒したところを見ると

もっと上位の剣のギフトかしら?」

「いや、最初2人でいるときに、

魔法撃ってたぞ、杖無しで」

「訳分からないわね。でも信ぴょう性がましたわね」

「なんのだ?」

「アリシア殿下のパーティーに入ったと言うやつだろう。」

「大剣士より剣が使えて、魔法も発動具

なしで使用可能、誰でも欲しがるわ」

「あ 、アリシア殿下が来たぞ、

負けた貴族が話に行ったな。」

「教師も混ざってったな」

「貴族、殿下にレイピア突きつけられて

顔真っ青だぞ、殿下は、激おこだな」

「今日はこれ以上インパクトのあることは起きないだろう」

「そうね、撤収ね」

「そうだな」

~~~~~~~~~~~~

「アリシア殿下お聞き下さい。

あろう事が、勝手に殿下とパーティーを

組んだという、愚か者がいたのです。」

「本当か?」

教官に質問をする

「パーティーを組んだという者がいたのは確かです」

アリシアは思案する。パーティーを

組んだという者は実際にはいないが

もしそれを言ったのが、ヒロとレイナだった

場合、話は変わってくる。相手はギフト持ち

こちらは、まだわからない状態で

パーティーを組もうと言えなかっただけなのである。

「ちなみに、黒髪黒目、赤毛の

ポニーテールか?」

「そうです。知っているのですね!

アリシア殿下は愚か者を排除するために

動いていたのですね、ですが全て

黒髪の男が悪いのです。私とパーティーを組もうとしていた赤毛の魔法使いを

突然俺のつれだと言い出し、決闘で不正をし、私を倒して、無理やり連れていったのです。」

男がアリシアの答えを聞かずにべらべら喋り

のを見ながらフランシアは終わったなと覚めた目で見ていた。

「教官、決闘はどんな戦いだったのだ?」

「そこの男が飛斬を放ち、黒髪の子がそれを確認したあと飛斬を放ち、男の方の飛斬が

消滅、そのままヒットで終了です。」

「不正はあったと思うか?」

「ありえないです。PVPはアイテム何度の効果が全て消えます。使えるのはスキルと

武器、防具の効果です黒髪の子は剣を召喚

していましたので、ただそこの男よりギフトが優れていただけでしょう」

「だそうだが」

「ありえない!貴様適当な嘘をつきおって

後で後悔させてやる」

「おい、いい加減にしろよ。」

「ひぃ」

アリシアの突然の威圧に貴族の男は恐怖する

「まず、ヒロとレイナは私が直接

お願いしてパーティーに入ってもらった

逸材だ。」

「阻止て2人は同じ村から来たと聞いてる

お前の話が適当だろ」

「私が嘘を着くわけがぁ」

喉元にレイピアを突きつけられて言葉が止まる

「もう、話を聞くつもりは無い。この件は

父上に直接報告する。」

男の顔が真っ青になる

「訓練の為に来たのに、興が冷めた、

帰るぞフラン」

「はい、アリシア殿下」

「はあ、私は父上に報告を上げる、」

「ヒロ様のことですか?」

「さっきのバカ貴族のことだ」

「ヒロ様のことも上げますよね

しかもメインで」

「まあそうなのだが」

「実際、婚約の許可は出るんですか?」

「無理だろうな、まだ功績がない。」

「じゃあどうするのです?諦めるんですか?」

「実績があれば問題ないギフトを3つ所持

してるといえば学生期間ぐらいは余裕で待ってもらえる。これからは同じパーティーだ

一緒に功績を作ればいい」

「それもそうですね」


読んでいただきありがとうございます。

喧嘩吹っかけた貴族は

親共々領地で不正してたのがバレ、消されるので、今後物語に出てくることは一切ありません。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る