第一章 転生、そしてダンジョン学園入学

第1話 異世界での目覚めそして旅立ち

「ほんとに異世界に来たんだな。」

目を覚まし、自分が寝ていた家が、木造の

倉庫みたいな家だったことで、神様と会い

話したのは、夢ではなく現実なのだと理解する。

「これは?この世界の人に乗り移って転生

だったのか?それだと何だか罪悪感あるな」

そう思いつつ、部屋の中を探索していると

部屋に不釣り合いな綺麗な本が、机の上に

置いてあるのに気がついた。

その本を読もうと思い手に取った瞬間

「わぁ!!」

本が体に吸い込まれ、内容が知識として、取り込まれたようだ

その知識によると、

この体は乗っとたとかでは無く、

神様が新しく創り出したものらしい、

ちなにみ、小さい時に森1人で倒れていたのを、村長に助けられ、その後

小屋を借りて畑を手伝いながらこの歳まで

暮らしてきた設定らしい

設定というのも、神様が創ったとある様に、

この体は今さっきこの世界に来たばかりで

村人10年文の記憶を俺が居たように

改変したらしい、神様は、村人達にも悪くならないようにしていると書いてある。

それを信じるしかないなと思いつつ。

そして、15年分改変したと言っているように、今は15歳、名前はヒロらしい。

見た目は前世に似せてるらしく、黒髪黒目

身長150cmぐらいの体型は普通

見た目も普通

明日、学校に行くために村を出ていくのか

名前は王立キアノスダンジョン学園

洗礼を受け、ステータスカードを貰ったら

ダンジョンを攻略すべく、勉強する場所みたいだ、入学式の時に教会から人が来て、学校でそのまま洗礼を受けれるらしい

明日には村を出ていくのか。

記憶だけで実際は、今さっき来たばかりだが

逆に、この村で15年暮らしたという記憶があるのだ

「最後に、ちょっと村を歩いてみるか」

家を出て道を歩いていると、1人の老人が歩いていた

「おうヒロよ村を、フラフラ歩いている時間なんてあるのか?」

「もう準備は終わってるよ、今は挨拶でもしようと思って」

この人は村長、俺の事を森で助け育ててくれたことになってる人だ

「そうか、しっかり準備してるなら問題ない、良く学んでくるのだぞ」

「ありがとうございます。村長

それと俺の事を助けてくれて本当にありがとうございます。」

「ふん、ただのジジイの気まぐれじゃ

だが、礼は受け取っておこう、まだ村を回るのだろうわしはもう行くぞ。」

そういうと照れくさそうに

帰って言ってしまった

村長ほんとにいい人だったな。

将来老いるならあんな感じに老けたいなと

思いつつ村歩きを再開する。

「おや、ここを歩いてるって事は準備は終わったのかい?」

そう話しかけてきたのは、幼馴染レイナの母だ

「はい、明日の出発前に村を歩いておこうと思ったので」

「なるほどねー、村長には挨拶したのかい」

「はい、今さっきしっかり感謝も伝えることが出来ました。じじいの気まぐれだって言われちゃいましたけど」

「それは良かった。それにしてもじじいの気まぐれねぇ、カッコつけちゃって、後でいじってやるか」

ちなみにこの人は、村長の実の娘で、村で

くらす男(レイナの父)と結婚した

後でお酒を飲みながら弄られるのだろう

「あんまり弄り過ぎないであげてくださいね」

「ハハ、わかってるよ」

ダメみたいだ、ごめんね村長と心の中で

謝った。

「お母さん誰と話してるのー」

家の中から元気な声が聞こえてくる

この声はレイナの声だ

「ヒロが丁度、歩いてたから話してたんだよ」

「うそ、ヒロがいるの!私も話す!待ってて」

そう聞こえるとすごい速度で足音が、近づいてくる。

「ヒロ!!こんにちはー」

挨拶をしながらレイナが突っ込んでくる。

「痛いだろ、レイナ女の子何だから、やめなさいって言ってるだろ。」

そう何処がとはいはないが、あったっているのだ。本当は役得と思いながらも、彼女のためにこう言わなきゃいけないのだ。

「むふー、ヒロにしかしないから

問題ないよー、他の女の子に見せつける

意味もあるんだから。」

そう、今までの行動では考えにくいが

この子割と賢く計算高いところもある。

「そんなこと言ってますが良いんですか、お母さん?」

「あら、お義母さんだなんて、ヒロだってその気じゃないか」

しまった!そっちに捉えられてしまったか

「そういう意味で言ったんじゃなくて」

焦って訂正を入れる。

「ハハ、焦ってるヒロは初めて見たね

中々良いもんが見れた。」

どうやらからかわれてたようだ。

「まあ、レイナを他の奴と結婚させるつもりなら、もうとっくのとうに、そんなの辞めさせてるよ。寧ろ他のやつに取られたくなかったら、積極的に行きなって言ってた」

と思ったら親公認だったらしい。

「でもほら、村長は?俺なんてどこの誰かも分からないんですよ。」

「お父さんがヒロをダメだって言うわけが

ないだろう。ヒロのこと下手したら、実の娘である私より可愛がってるんだぞ。

レイナがヒロに惚れたみたいだって話した時何て言ったと思う?[それなら絶対にヒロと結婚させろ、これでヒロが本当にわしの孫になるぞー]って小躍りしてたんだよ。」

その話をきき顔が真っ赤になってしまう

「ヒロは私のこと嫌い?」

抱きつき上目遣いで聞いてくる、はっきりいって反則だと思う。

「嫌いなわけないだろう。」

「良かったねレイナ 、まあ正直、このまま

学園行ったらどうなるか分からなかったし

発破かけて正解だったね。」

「でも結婚は15卒業してからですよ」

「そらそうだ、レイナまとめた荷物持ってきな、今夜ヒロのとこ行くんだろう」

「はーい」

「まっまって、卒業してからって言ったでしょう」

「結婚はだろう」

「荷物持ってきた、ヒロ一緒に帰ろう」

これはもう逃げれそうにない。

「多少遅くなるのは仕方ないけど、早めに寝るんだよ」

「はーい、行こうヒロ」

そう言われレイナと一緒に

小屋に帰っていった

「あ〜よく寝た。」

はい隣にはレイナが寝てます。やることはしっかりやりました。

「レイナ起きろ少し早いが、体洗わないと流石にまずいぞ。」

体を揺すって起こす。

「んー確かに、もう起きるからちょっと待って」

そう言ってレイナがモゾモゾ動き出す。

「おはよぉーヒロ」

「おはようレイナ」

挨拶をしてそのままレイナが抱きついてくる

そのタイミングで

「どうせもう起きてるんだろう、鍵を開けとくれ」

ん?これはお義母さんの声だ

「ん、お母さんだーわかったよー」

俺が動くよりも早くレイナが動き出し鍵を開けてします。

「おはようございます。お義母さんどうしたんですか?」

「ヒロなら朝早く起きて掃除してから、出ていくと思ってね。手伝いに来たんだよ」

したあとの掃除を母親が手伝うって

若干罰ゲームなんじゃ

「クリーン」

とか思ってると、一瞬で自分たち事綺麗になった。

「お母さん魔法使えたんだね」

やっぱり魔法らしい

「簡単なものだけだよ、後2人のお弁当だよ朝と昼あるからしっかり食べるんだよ」

「ありがとうございます。」

するとこのぐらい当たり前だよと笑いながら

私はもう帰るねと言って帰ってしまった。

「ふふじゃあ出発する準備しよっか」

「そうだね」

2人で準備をして馬車に乗る村長が用意してくれたものだ、今度あったら

おじいちゃんって呼んであげないと、

ちょっと恥ずかしいけど。

本当にいい人たちだった。この世界を

終わらせないって思いが更に強くなった。

「そういえばここから、学園までどのぐらいのだっけ?」

「だいたい7日ぐらいだっけなー」

「えっほんとに?」

「ほんとに」

はぁ7日間何して潰そう



読んでいただきありがとうございます。

村の話を1話に収めようとしたら長くなってしまいました。

主人公の世界救うぞーってモチベーションも必要かなと思いまして

次回から学園本格的に異世界しだします。


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