幕間 神様達の会話
「無事転生したようじゃの、話もわかる奴じゃったし」
「あら〜、統括新様は、あの転生者が気に入ったみたいですね〜」
「そうだの生命神、こっちが優しく話していると調子に乗るものが多くての、彼はそういうのがなかったしの」
「まあ、統括神様を怒らせた奴は良くて
記憶を消して転生、酷いと魂の消滅だからな、基本寛容な統括神様を怒らせるなんて
よっぽどだぜ」
「確かに僕だったらもっと早く切れてたと
思うね、100歩譲って突然の事で現実感がなく、ちょっとパニックになったてたとしてもあの態度はねー」
「武神に魔法神よ、わしが罰を下した
候補の奴らは気に入らないからそうしたのではなく、転生させたら、世界に悪影響を
及ぼしそうだったからじゃぞ、決して私怨とかではないぞ」
「まあ、あれは別に統括神様の私怨でも
いいのでは、そんな奴より今回の彼、
よっぽど気に入ったようですね、
彼が望んだ以外のギフトも直接授けてるみたいですし」
「叡智神にはもうバレておったか」
「世界の知識、情報を管理してるのですよ
ましてや転生者です、見逃すわけがないです。」
「実際どんなギフトをさずけたんだ」
「確かに僕も気になるね」
「そんなに気にしなくてもすぐにわかると
思うぞ、彼が使うまでのお楽しみじゃの」
「生産系の能力も貰ってるし、ゆくゆくは
俺の使徒にでもって思ってたんだがなー
統括神様の気に入りようから難しいか」
「すまんのう、造形神よだがわしでも
無理かもしれんしの」
「何故だ?統括神様でも無理と言うと
彼が断ると?」
「いや、創造神様が出てくるかも
しれんからのー」
「なるほど」
「統括神様、転生者の彼、私が欲しい」
「死神か、出てくるだけでも珍しいのに
生きてる人間にまで興味を持つなど、
何の風の吹き回しじゃ?」
「まず彼の能力、黒血私の権能と相性が良さそう、後、ヴァンパイアじゃなくて、普通の人間でって言ってるのが面白いと思った」
「なるほどのー、確かに権能と相性は良さそうじゃの、後者は、わしにはちょっとわからんが」
「彼を私の眷属にさせてくれるなら、地上の管理も手伝ってもいい」
「本当かの! 死神が地上の管理を手伝ってくれるなら、魔素の限界量も多少上がるからの」
「じゃあ、彼は私が貰っていい?」
「わしとしては問題ないが、彼がやだと言ったら諦めるのじゃぞ」
「ん、わかった」
「他の神もそれで良いかの」
「問題ないわ〜」
「ええ、問題ないです」
「武器系のギフト持ってる訳じゃないし、
構わないぜ」
「僕も、魔法系のギフトを持ってる訳じゃ無いから、構わないかな」
「俺としては、生産系ギフトを持ってるからなー興味あったんだが、死神が管理を手伝ってくれるってんなら、仕方ねえ諦めるぞ」
「死神が、直接死んだものの魂を
管理をしてくれるだけでも、だいぶ楽になるからの」
「別に、彼のことを私だけが独占したい訳じゃない、ただ別の神の使徒になって欲しくないだけ、加護とか話したりは、好きにすればいい。」
「なるほどの、じゃあ、管理を手伝い始めるのは、彼と話してからで良いの?」
「ん、問題ない、受け入れて貰えるように
準備しとく」
「じゃあ、ひとまずこの場は、解散とするかの」
統括神の言葉をきき、神達は解散してく
ちなみに神様達でこんな話をしていたと
主人公が知るのは、もう少し後になる
読んでいただきありがとうございます。
次回からようやく異世界に転生します。
本来赤ちゃんからスタートしようと
思ったのですが、長くなりそうなので、
転移後の設定を少し変えようと思います。
そのため前話の最後の方「転生予定の子が
生まれてしまう」と言う会話をカットしました。ご了承ください。
どんな内容になるかは、次回をお待ちください。
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