第3話 崇高な仕事

仕事の担当で一番崇高な場所は何故だろうか、バスルームであった。

ベテランの気高いボスおばちゃんはその仕事を何人たりとも譲らないの。


清掃時はバスルームの扉をしめ切って清掃をしていたために、いったどんな

技術で洗っていたのかは不明だったが、よく落ちるからと言って

塩素系のものと酸性タイプのもの洗剤を同時に使っていた。

無知とは恐ろしい・・。

そのころニュースでは洗剤を混ぜて使った方が無くなるという事故がたびたび流れていたのでお伝えしたのだが、おばちゃんには取り合ってもらえなかった。


だが、おばちゃんはピンピンしている。


しばらくすると、社長の奥さんもニュースを見たらしく2種洗剤使用の術は禁止になった。


だから言ったのにさぁ~。


その後すぐ、「バケツにおばちゃんAが投げ入れた雑巾のせいでおばちゃんBの目にバケツの洗剤が入ったじゃねえか事件」も起こる。。


毎日何かしら事件が起こるのさ、そう、それがラブホテル。


なんて言ってみる。


また さゆりんは 声を殺して笑いながらうなずいた。



ああ、おそろしい。




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