離れたくない。ずっと一緒にいたいと思える男と出会えて愛し合えたのは、間違いなく幸せ。だけど幸せな時間は、いつまでも続かないものなのでしょうか。
遠くない未来に訪れる孤独な日々を思うと、幸せって何なのだろうって思いますね。
けど先の事を恐れていては、一時の幸せすらも感じることができない。
きっとこれから何度も幸せだった日々を思い出い出し、同時に切なさに胸を押し潰されそうになるのでしょうね。・(つд⊂)・。
作者からの返信
無月弟さん、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
タツという小さな村の娘の一生を描いた昔話、という感じの掌編です。思わぬ怪我、愛おしい男との幸せな時間、別れ、孤独な老い……タキだけでなく、誰の人生にも訪れるかもしれない喜びや悲しみですね。彼女が選び取った人生は、果たして幸せだったのか不幸だったのか……きっとそれは、タツ自身にも分からないことなのでしょうね。
けれど、確かにあった幸せな時間は、彼女の記憶から消えないはずで。ひとりきりの彼女の時間が少しでも温かいものであればと、そう思わずにいられません。
男と出会い、一緒にいられた時間は、間違いなく幸せ。だけどその後に訪れたものをどう受け止めるべきか。タツは永遠に悩み続けそうですね。
ただ、例え時間を戻れたとしても、男と会えばタツは何度だってこの選択をするのではないかと思います。例えその結果、後悔することになっても。
作者からの返信
無月兄さん、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
そうですね。我を忘れるような幸せな時間の後に訪れた、孤独に老いる日々。タツは自分の人生を一体どう捉えるでしょう……。
けれど、時間を戻れてもやはり自分は何度でもこの男を選ぶ。そう思えるような瞬間があったことは、彼女にとって間違いなく幸せなことでしたね。無月兄さんのコメントを読んで改めて気付かされました(*^^*)
不思議な世界観に引き込まれました。
タツの女である部分と、男性の素性を薄々知りながらも一人で出産して育てる。
いつかは自分から旅立つであろう子を思う母の強さを感じました。
作者からの返信
ayaneさん、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
小さな村の娘タツの人生を描いた昔話風の作品です。山で足を滑らせたことで大きく変わった運命。女として、母として、彼女は果たして幸せだったのか、不幸だったのか……
人生とは、常に不確かでどこか物悲しい色を帯びたものだという気がします。