補足説明・作中世界について
設定資料集
設定は作中で出すべし。
本来私はそう思っているのですが、本作、異世界人が主人公で無いせいで、上手くそれが出来てないなー、と。
1章を書いてからですが、思いまして。
しょうがないので、基本的な設定を書きます。
申し訳ない。
前作である「異世界で女子高生が漢字を広めようと頑張る話」を読んで下さってる方は別に読まなくても大丈夫です。
そして、別にそんな枝葉の設定要らんわ、って方も読まなくてOKです。
<作中の世界について>
最初に世界と言う空間だけがあって、そこに最初に発生した性別の無い2柱の神
秩序の神メシア
無法の神サイファー
が作り上げた世界。
この2柱の神は、世界創造までは協力していたが、最後に人間を創った際、人間の行動に制約をかけるかかけないか、ようは罪を設定することで仲違いし、殺し合いに至り、相討ちになって果てた。
なのでこの世界には、現在肉体を持って生きている神は存在しない。
<法神>
ルールを重んじる神。善神。3柱存在する。
秩序の神メシア:法神の大神で、最も偉大な神。秩序を重んじる事を良しとする。
戦いの神オロチ:サイファーとの争いが起きた際、メシアが生み出した2柱の神の1柱。男神。人生における闘争や挑戦を尊ぶ神。
知恵の神オモイカネ:サイファーとの争いが起きた際、メシアが生み出した2柱の神の1柱。女神。正しい知恵や好奇心を尊ぶ神。
<混沌神>
無秩序を好む神。邪神。3柱存在する。
無法の神サイファー:混沌神の大神で、最も邪悪な神。あらゆる欲望、行為を肯定する。信奉者には「自由の神」と呼ばれる。
嫉妬の神タイラー:メシアとの争いが起きた際、サイファーが生み出した2柱の神の1柱。男神。嫉妬心を正当化し、他人の努力や才能を認めないことを良しとする。信奉者には「平等の神」と呼ばれる。
姦淫の神マーラ:メシアとの争いが起きた際、サイファーが生み出した2柱の神の1柱。女神。動物的欲求を全て「愛」と言い換える神。信奉者には「愛の神」と呼ばれる。
<この世界の罪について>
他人を傷つける事。
他人の財産を欲しがる事。
無秩序な姦淫を行う事。
三罪と呼ばれ、この世界の国々の法律の根幹は、この考え方が基礎となっている。
<魔法と異能>
この世界の人間は、ある条件を満たすことで超常現象を起こす事が可能になる。
それが魔法と異能。
両方とも、体内の魔力を消費することで発動する。
<魔法>
魔法は、神に愛される、もしくは精霊と契約を交わすことで使用が可能になる。
魔法の利点は3つ。
1)大まかな内容(傷を癒す、空を飛ぶ、鉄を操る等)がすでに決まっているので、内容に関する努力は不要。
2)条件さえ満たせば誰でも使える。
3)使えるようになった瞬間、頭の中に使用可能な魔法の名前とその内容が書き込まれるので、暗記する必要が無い。
デメリットも3つ。
1)異能と比較にならないほど魔力を消費する。1日に10回使用できれば天才と呼ばれるレベル。
2)使用の際、願う対象に声に出して依頼する必要がある。(ようは呪文を唱えなければならない)
3)内容が決まっているので、微調整できる部分が少ない。(例えば、炎を剣に纏わりつかせる魔法を、全身に施して火だるま人間にしてくれないか? と願っても無視される)
魔法には2種類の系統が存在する。それぞれ、神の奇跡、そして精霊魔法。
神の奇跡:法神、混沌神問わず、神に愛されてしまう生き方をしている人間に、神が与える魔法。神の奇跡が使えるようになった人間は「神官」と呼ばれる。(混沌神に愛された人間は「混沌神官」と呼ばれ、それが発覚した場合、裁判なしで処刑される)
精霊魔法:精霊と契約を交わして使用可能になる魔法。契約の際、代償を要求される。その代償はまちまち。とんでもなく軽いとき(爪数枚、体力)もあれば、とてつもなく重いとき(視力聴力、若さ、寿命)もある。
<異能>
簡単に言うと、超能力。
才能が全て。才能が無い人間にはどんな努力しても一生使えないが、才能があれば努力なしでいきなり使えるようになる。
異能の利点も3つ。
1)魔力消費が圧倒的に少なく、普段使いしていてもまず魔力は枯渇しない。
2)自分の力なので、発動に呪文を必要としない。意識があればいつでも使える。
3)自分の才能に従って、自由に発展させることが可能。異能使い曰く「自分の異能で出来そうだと思ったことは、大概やれる」
デメリットも3つ。
1)内容が自由であるため、伸ばすことに発想や努力が要る。
2)才能が全てであるため、その内容を選べない。(凍結する異能が欲しいとか、身体能力を異常強化する異能が欲しいとか。そういう事は選べない)
3)才能があっても、いつ目覚めるかは不明。
……こんなところでしょうか。
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