第二十話 ハンターランク100のパーティー
ガンガーside
ムーラン国の冒険者ギルドでハンターランク100に到達した冒険者が出現した。
その魔導士の名をガンガー。
【リッデール】というパーティーのパーティーリーダーだ。
「どうだ。俺様達はハンターランク100のパーティーだぞ。もっと敬え」
周囲の魔導士に威張り散らしているガンガー。
図体がでかく、銀の鎧に身を包んでいる。
「ハリバーがやられたらしいよ。どうするんだい」
同じ【リッデール】のパーティーメンバーの一人である青髪の女性アーディ―がガンガーに意見する。
「あんな雑魚、いつかやられるだろ。そういややった奴の名は何だっけ?」
「確かレインとかいう奴じゃなかったかい」
「調子に乗ってるなそいつ」
「また雑魚狩りかい」
「暇つぶしには丁度いい」
ガンガーはグラスに入った葡萄酒を一気に飲み干すと酔っぱらった状態でレインを狩る発言をする。
「おーい。レインとかいう奴いたら出て来い。俺様と勝負しろや!」
冒険者ギルドに併設された食堂の中で大きな声を出してレインを呼ぶ。
「いやしないよ。何処かにいったんだろさ」
「何だ俺様が怖くて逃げだしたのか!」
「ガンガー酔っぱらいすぎさね」
「めでてえ日なんだいいだろうがよう!」
そう言ってガンガーはトイレに立つ。
そこで誰かにぶつかった。
「おい邪魔だろうが、この屑が」
「そっちからぶつかって来たんだろうが」
「何だとてめえ」
ガンガーがぶつかった相手はレイン。
「そいつだよガンガー。ハリバーを倒したのは」
「丁度いい。こいつを観衆の前で倒してやる」
ガンガーはこの日レインに因縁をつけた。
逆にレインは全然知らない奴に喧嘩を売られた。
「何なんだ一体?」
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