7話:第1回魔物会議

「では、第一回魔物会議を始めたいと思います。まずは自己紹介の方をしていきたいと思いますので、名前と基本的なステ降りの型最後に所持ユニークスキルを教えて下さい」

「じゃあ司会は最後に言って貰うとして魔物プレイヤーなんて動けないあの人を除いて四人でしょ。すぐじゃないの?ということで、わたしは礼子よ。ステ降りは暗殺者型に近くて、俊敏と筋力に振ってるわ。あと、クエストの報酬で魔物用の装備の様なものを見つけたわよ。

ユニークスキルは風纏って言う風を纏うスキルと断針っていう経験値バフスキルね」

「では、そのまま左回りに言ってください」

「それじゃあ自分ですね。自分は颯馬って言いますステ降りは魔法使い型で、ユニークスキルは詐欺です。基本的に民衆を扇動して独裁のような状況を作るのが得意です。」

「次にわしは寛次と言う、ステ降りは騎士型ユニークは火纏じゃ」

「最後に私ですね。私は春と言います。ステ降りはバランス型で技術は誰よりもあると思うのでよろしくお願いしますね。ユニークスキルは喰らう者経験値バフスキルですね。」


どうしたんだ?なになに改まった言葉ばかりでおかしい?コミュ障が無理をするな?だってじゃあこの位置代わってくれよ


「では、まず自分からですね。第一の町は東西南北とそれぞれに門があって北門は此処ゴブリン平原に続く門ですね。東門は商店街になっており他のモンスターが金持ちの道楽として監禁されてるか調べるならここが一番あやしいとおもいます。次に、南門は領主に恨みを持つ人達がスラム街を形成していました。ですので颯馬さんがスラム街の住民たちを扇動していただいて同じ時に暴動を起こして頂きたいです」

「それは、南門からは攻めないと言うことですか?聞いた中では一番攻めやすそうですけども」

「えぇ東門の門番の一人が魔物NPCでして合図をしたら門を開けてくれる手筈に成っていますのでね。あぁですので、扇動のための演説は領主が気付くように堂々とやって下さい」

「何故でしょうか、そうしたら暴動は失敗すると思うんですけども」

「ええ失敗して貰わなければいけません。漁夫をしようと思ってるのですからね、それに南門で暴動の兆しが有ったとしてもすぐに潰すことは有り得ません。演説を堂々とやれば領主だけではなく商人たちも聞きつけるでしょう、そうすると領主には武器の取引と言って沢山の商人が在らわれます。その対応をしなければ行けないのですぐには動けないと言う事です」

「はぁ良く分からないですね。取り敢えず南門の人たちを扇動して暴動を起こせば良いんですね。それなら決行日を決めていただかないと困りますね」

「そうじゃのぉ決行日を決めるとしても第二の町がいつ見つかるかによるしのう」

「あら、でもNPCと仲良くなったら直ぐじゃないかしら?NPCと仲良くなった方は居ますかしら?なれば分かると思うけどNPCって私たちよりも長い時間この世界に居るからなのか、沢山の情報を持ってるのよ」

「そうですね現状のプレイヤーの状態は狩りばかり優先してしまい武具屋すら探そうとしてない状況ですね」

「まあ戦争の準備も兼ねてるとしたら焦ってしまうのも分かるのぉ」

「まぁそのお陰で自分はこの杖メチャクチャ値引きして貰ったんですけどね」

「え、マジで?値引き交渉したらやすくなったの?」

「そうですよ。と言うかこの世界と言えば良いのか余り文明が発達して無い国とかは値引きをされるのを見越して値段を付けるので普通に買うとめちゃ高いですよ」

「マジか、普通に適正価格かと思って買っちまったよ。まあ悪い品じゃ無いから悪くは無いんだけどそんなことって」

「それはどんまいじゃの他に重要そうな情報を持っている者はいるかの?」

「私ね私からは魔物プレイヤーの主要な防具とかになる物ね。それは加護またはエンチャントよ。メリットはどんな魔物も同じ効果が得られる事と一般的な防具とかよりも上昇率がたかいわ、あとは耐久値の概念がないわ。デメリットは防具なら重ね着のような形で着ることが出来るけどこっちは1つの部位に1つまでよ。また気軽に変えることも出来ないわ」

「それはどの様な魔物が作ってくれるんじゃ?」

「基本的には王系魔物と言われる魔物達だけどまだ町を手に入れてないから分からないわ」

「それは、魔物プレイヤーが職を手に入れるのは町を手に入れてからと言う事かの?」

「そう考えていますわ」

「それじゃあ自分達ってどうなるんですか?あっ自分達って言うのは自分と春さんのことですよ。私は種族は魔人って言って人間社会に紛れ込めれますし人型なので防具も着れます」

「そうだね自分も喰種化しても防具はそのままですしね」

「そうねぇでも、エンチャントするには王系モンスターを見つける必要がありますしまだまだ先だと思いますよ」

「そういえばその王系魔物とはなんなのじゃ?」

「あら、説明を忘れていたわごめんなさいね。王系魔物は格魔物種族に一体居てその魔物たちを統べる力を持っているわ。それに、プレイヤーも王系魔物に成り得る可能性はあるわ。」

「それじゃあ自分だと魔王になるんですか?」

「そうなるんじゃない?自分なら不死王になるのかな?」

「そうね貴方達二人は未だ空席だったと思うわ。何故かというと王系になるには最低一つの王系スキルを持たないといけないですもの。ちなみに蜂王様は、毒針王を持って居ましたわ」

「王系スキルかぁユニークから進化するのかな?」

「そうとも限らないみたいよ。ユニークから王系スキルに行くのは本当にレアでメチャクチャ強いらしわよ。今で言うと亀王が忍耐王を手に入れてどの魔物一番耐久があるらしいわよ」

「忍耐王ねぇなんか七大美徳系スキルみたいな感じでは?」

「そうとも限らないらしいけど、まだよく分からないわ。」


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土日で沢山書きだめ作って来週からは毎日投稿するぞ!と意気込んではいるもののそこまで気力が持つか分からないどうもビクトルです。


最近は雨が沢山降ってて大変ですね。皆さんはどう過ごしてますか?


自分はラノベ読みながらぐたぐたして居ます(*^^*)


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