5話:南門の〇〇〇

西門から南門に行くに連れどんどんと浮浪者が寝てる姿が見えてくる。


そう、貧困街だ主要な店とかは北側に置かれているらしく此処は余り警備の者も居ない


ガラクタを継ぎ接ぎして作られた家が所狭しと並び動きは阻まれる


「これじゃあ攻めるのは無理そうだな身体が詰まっちまう」


「んあ?おめぇさんこの国落とす気かえ?」


ヤバい考えてた事がつい言葉に出てしまってたようだ。殺すか?辞めとくか?


「おもしれえじゃぁねぇか。なんやお前さん知らなさそうやから教えてやるは、此処南門にはこの街の領主の遊びに巻き込まれた者や革命を起こそうとして失敗した者どもの成れの果てよ」

「領主の遊びとは?」

「んなもん新婚夫婦見つけては夫の前で犯してポイッよ。しかも、バレると面倒だからって強制立退きさせて南門に放り居れるんだとよ。」

「ほぅそれで革命起こそうとした人々は今どんな感じなんでしょうか」

「革命軍か?辞めとけあんなん麻薬常習犯の巣窟だよ」


それじゃあ南門から攻めるのはやっぱり無しかな?絡まれたりしたら面倒だし


「それに、あんまり革命するだなんて言うなよ?此処には浮浪者の振りしてる騎士が何人か居るからなすぐバレる。」


それなら囮役には良さそうかな?それじゃあ大々的に参加者募ってバレるような集め方するとするか。


「ありがとうございました。参考になりました」

「おぅ良いってもんよ。そんじゃあ革命頑張ってくれよ」


それじゃあ東門に向けて歩いて行くか。明日魔物達との初顔合わせだから何とか大方の計画は立てて起きたいからね


そんなこんなで東門に向けて歩いて行く事になった。浮浪者の数はだんだん減っていき商人達がチラホラと見えるようになってくる


「東門は商店街みたいな感じか」

「よう兄さん少し話し良いかな?」


え?騎士さんですよね…ボクアヤシイモノジャナイデスヨ


「あんた魔物やろ、安心しい自分も魔物や」

「え?どゆことですか?自分魔物じゃ無いですよ?」

「何言ってるんだい魔物同士は見たら一発で分かるのよほらそこの路地入って」

「はぁまぁそれならしょうがないですね」

「それじゃあ君は何の魔物かね?自分はインキュバスだよ」


そう言って騎士の御方はどんどんと姿を変えていき紫色の肌で禍々しい角を生やして行った


「自分は食屍鬼ですよ。ほらこんな感じで」


そう言いながら自分は姿を赤い鎧に覆われた姿にって…何だこれ?


鎧になっては行くんだよなっては行くんだけど刀みたいなのが脇腹ら辺に追加されていく


それに、鎧がシュッとしてる分かるかな?シュッとコンパクトになってるんよ


「わぁ君強そうだね。良いなぁ自分人間の街に入れるだけが強味だったのにそれすら奪われちゃった」

「君は魔物の味方なのかね?」

「当たり前じゃん。逆に人間に与する理由が分からないよ。俺親殺されてるんだよ?」

「それは、済まないことを聞いたな。実はもう少しで魔物達でこの街を攻め落とし占領する事になってるんだよ」

「へぇそれなら言ってくれれば門開けれるよ」

「それと出来れば暗殺系に強い魔物をそっちに寄越すかもしれないから。それは歓迎して貰えないか?」

「了解だよ。攻める時に連絡頂戴ね」

「勿論だ。任せるぞ」


ひょんな事から攻めるところ決まってしまったな作戦も大体出来たし今日は落ちるとするか


_____________________

これから出来る限り毎日投稿していこうと思いますが、まだ学生の身なので出来ない時もあります。


そんな時は温かく見守ってくれると有難いですm(*_ _)m


それと貴方ならどんな作戦立てますか?

良ければコメ欄に書いてください

♡と☆をくれると嬉しいです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る