4話:進化の時間だよ
「ふぅこれで戦争の準備も終わったし、後はゆっくりと進化しますかね」
掲示板を閉じて自分のステータス画面を操作していく
「おっいいね分岐ルートが三つもあるじゃん」
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ヴァンパイア
長い八重歯で相手の血を吸い尽くす
種族バフ
昼夜逆転:昼にデバフがかかる代わり夜に膨大な
バフがかかる
スキル:喰種化→吸血鬼化
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上位食屍鬼
その名の通り上位種へと至った食屍鬼
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ユニーク【食屍鬼】
その者食屍鬼にして上位食屍鬼を倒すもの
古き帝国の剣聖と言われてた者の成れの果て
種族バフ
感覚鋭利:五感のロックを全て外す
スキル:下級剣術→剣の才能
下級暗殺術→暗殺の才能
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食屍鬼から食屍鬼になる進化かぁ
説明文を見た感じアレだね側が変化するみたいだね…側って言い方もあれだな
まぁいっか。剣聖の成れの果てって事は剣に特化していくってことなのかな?
ユニーク個体だし面白そうだからコレにするか
『【食屍鬼】に進化します』
進化を受諾した瞬間から俺の体を薄い膜のようなものが囲んでいく、気分的には蚕の繭のような感じになっていってるね
パキパキッと繭が割れて進化完了って感じだね
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name:春 種族:ヒューマン【食屍鬼】
LV:1 職業:下級剣士【殺し屋】
HP(体力):2000/2000
MP(魔力):1500/1500
STM (スタミナ):40
STR(筋力):70
DEX(器用):50
AGI(敏捷):60
TEC(技量):10
VIT(耐久力):30
INT(魔法攻撃力):40
LUC(幸運):20
SP(ステータスポイント):0
スキル
喰種化 Lv10 鑑定偽装 Lv-
剣の才能 Lv1 下級格闘術 Lv7
暗殺の才能 Lv1
ユニークスキル
喰らう者 Lv1
装備
右手:初心者の剣
左手:無し
頭:無し
胴:冒険者のアーマー
腰:冒険者のレギンス
足:冒険者の靴
アクセサリー:無し
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気になるステータスはこんな感じやっぱステータスポイントが1レベルに一個しか入らないの厳しいなぁ
30レベまで上げて30ポイントってステータスが全然上がらない
その代わり進化した時にステータスが上がるんだろうけどね
人間種はそこのところどんな感じなんだろう
あぁそうだった忘れるところだった危ない危ないこの街を攻め落とす時に丁度ハイドして中に入れそうな場所を探さないといけないんだった
んじゃあ見て回ろう取り敢えず街の城壁の周りをグルっと見て回るとするか、んで現在地は北門の近くの路地裏だから
こっから出て先ずは北門に行きますか
北門は飲食店が建ち並んでる感じかな?
プレイヤーやNPC問わず比較的出入りが多い印象かな?
それで今の所壁に穴とかは無さそうだね西門に向かって行くとするか
西門はどんな感じかな?なんか面白い店とかあったらいいんだけどなぁ
ん?いいねぇ川かな?大体北西ぐらいの所に川が流れてるっぽいなギルドと北門しか行ってなかったから知らなかったなそんじゃあ此処を候補の一つとでもしときますか
そんでもって西門は…おぉ職人街だね鍛冶屋とか武器防具屋それにポーション屋さんがあるね
武器見て見たいな、出来れば防具もだけどマニーが足りるかな?PKしまくって稼いだ金が150500マニーなんだよねPKしたら相手の所持金の半分が手に入るから大体300人殺してきた事になるのかな?
買えるか今見たらヤバい数持ってたね、じゃあ入って見るか
「あいよ!渡り人が来るなんて珍しいな」
「そんなに珍しいか?」
「おうよ渡り人は何考えてるんだか武器も防具も買わないで行きよる」
「それはやばいな所でおやっさんの所は武器屋だろなんかオススメの武器とか無いかい?」
「それならこれとかどうだい珍しい鋼の剣だ、何や東洋とか言うところから来た武器らしいんだけどよ。使い方が難しいらしくて誰も買ってくれんのよ」
「刀かいこれは?」
「お?刀を知っとるかそりゃよかった、買ってくれんかの?」
「いいぞなんマニーだい?」
「3000マニーになります」
「はいよ」
「毎度あり」
いやぁ取り敢えず西門で一番でかい武器屋に行ったら何でも有るね
刀はコレだけだったみたいだけどソレは置いといて基本的には種類が多いね
そんじゃあ防具も買いに行くとするか
「はいよ防具自慢のハーグリー防具店にようこそいらっしゃいました」
「あっえっと走るのに気にならないぐらい軽くて丈夫な防具ってありますか?」
「軽くて丈夫な物ですと暴れ牛の皮鎧とか激突蟹の甲良とかが有りますよ」
「そうですねぇじゃあ暴れ牛の皮鎧でお願いします」
「はい分かりました全部位で宜しかったでしょうか」
「あっお願いします」
「はいそれですと23000マニーになります」
「はいどうぞ」
「ありがとうございました」
ふぅ買えたぜ…え?会話が少ない?もっと喋れよ?何を言ってるコミュ障がそんな高度な事出来るわけが無かろうなのだ
よしそれじゃぁ買い物はこれぐらいにして歩くの再開しましょうか
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