一章魔物達の街を得よう
1話:VRへ突入だ
「春あと30分後にはもうログインしないといけない時間だよ」
「あっホントだ。じゃあ自分の部屋に行っとくよ」
「お母さんもこれ洗い終わったらログインするから」
〚ようこそNEWWORLDへ〛
種族を決めて下さい
種族はランダムにしますか選択しますか?
「じゃあランダムでお願い」
了解しました種族はランダム
ランダムだとユニークスキルを手に入れる可能性もあるので始まったら確認してみてください
ランダムの結果あなたの種族は食屍鬼になりましたのでキャラメイキングに移ります
「おぉ変更出来る内容幅広いな戦争等があるからあまり変えれないって言ってたけど髪の色や長さも帰れるし顎を変えたり二重にしたりすることも出来るんだね」
まぁ帰ることもないからこのまま行くか…いや髪の色は変えとこ、じゃあ某喰種からとって白色にしよ。そんでもって眼は恥ずかしいから変えるのは辞めとくか
〚それではNEWWORLDを楽しんで〛
よしじゃあステータスから見ていこうか
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name:春 種族:ヒューマン【食屍鬼】
LV:1
1000マニー
HP(体力):2000/2000
MP(魔力):1500/1500
STM (スタミナ):10
STR(筋力):10
DEX(器用):10
AGI(敏捷):10
TEC(技量):10
VIT(耐久力):10
LUC(幸運):10
SP(ステータスポイント):100
スキル
喰種化 Lv1 鑑定偽装 Lv-
ユニークスキル
喰らう者 Lv1
装備
右手:無し
左手:無し
頭:無し
胴:冒険者のアーマー
腰:冒険者のレギンス
足:冒険者の靴
アクセサリー:無し
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ユニークスキル:喰らう者
人間種を倒した時倒した敵を喰らうことで取得経験値を2倍にする
戦闘中人間種に対して食人行動をした場合相手にデバフ:恐慌を与える。また、HP,MPをランダムでランダムで片方だけ回復する
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おぉユニークスキル微妙だなぁ。食人行動がどんなものか分からないってことが不安だなぁ不味かったら絶対にやりたくないもん
〚チュートリアル:スキルを手に入れよう〛
あっそうか一応ヒューマンってなってるから職業に着く事が出来るんだね
じゃあ取り敢えず冒険者ギルドに行きますか
という訳でやって来ました冒険者ギルドチュートリアルさんのナビに従って受付嬢の所まで
「すみません」
「はい今回はどのようなようでしょうか」
「スキルを手に入れに来たんですけど」
「あっプレイヤーの人でしたかスキルならそこの通路を奥に行くとワープゲートがあるのでその上に乗ると訓練所まで行けましてそこでやってますよ」
「あっありがとうございます」
冒険者ギルド訓練所は何処かな?え〜っと訓練所訓練所あったココかそんじゃワープゲートに乗ってレッツラゴー
「よぉ俺が教官のディードだ。お前はなんの武器を持つんだ」
「自分はそうですね剣から使ってみようと思います」
「そうかならばそこのカカシを切って剣の振り方を学びなさい」
剣か…刀ならおじさんの家が剣道場で刀鍛冶もやってるから教えて貰ったことあるんだけど…こうも刃が厚いと大変だな取り敢えず降ってみるか
刃は手前に引きながら握り過ぎず緩すぎす肩の力を抜いてっと
ハッ!
よっしゃ一刀両断だ!やっぱ物理法則がしっかりしてるから剣の重さをしっかり伝えられれば厚さ関係なく切れるね
「おぉ凄いじゃないかスキルを使わずにそこまで出来る人は見たことがないよ」
「えっありがとうございます!」
「よしじゃあ剣はコレで良さそうだな」
チュートリアル完了:スキル下級剣術を入手
「すみません格闘の方もやってみたいんですけど良いですか?」
「あぁ良いよ。ココで俺が出すクエストをクリアすると確定でそのスキルを手に入れれるからね。あぁ言い忘れてたココには一度しか来れないから覚えたいのは覚えといた方が良いよ」
「じゃあ全部一旦覚えた方が良いんですか?」
「それは辞めときなスキルは沢山あると次のスキルを手に入れるための熟練度が溜まりにくくなるんだ、だから欲しい戦闘スキルだけにしといた方がいいぞ」
「そうなんですね。ちなみに魔法は何をココで覚えられるんですか?」
「魔法は普通の四属性と回復だね」
「じゃあ水魔法と風魔法も手に入れたいですね」
「氷狙いか?だったら辞めといた方が良いぞ街のスキルスクロール屋に行けば売ってるからそれ買った方が良い」
「あっありがとうございます」
そんなこんなで話しながらスキル下級格闘術も手に入れれた
「じゃあありがとうございました」
「おう冒険者ギルドにも時々いるからその時は声掛けてくれよ」
「勿論ですとも」
じゃあ暗い路地とかに出て見るか、職業はレベルが10を越えるとランダムで3個選ばれてその中から選ぶ事が出来るらしい
という訳でレッツ人間狩りという訳さ
PKか難易度高すぎやろ
取り敢えず暗い路地に入って一先ず喰種化。すると紅い鎧のような物が身体を覆い隠してくれた、コレなら自分がやったってことも分からないでしょ
そして暗い路地から出て近くにいた人から食い殺していく、まあ住人だから人間も丸腰な訳で抵抗することも出来ずに逃げ惑うことしか出来ないんよね
「うわぁぁぁやめてくれぇ」
「きゃぁぁぁ」
「うがぁぁ辞めろ辞めてくれぇ」
なんかアレだなぁなんも感じねぇ。普通なら俺も人間食ってるんだし人格が壊れてもいいはずなのに
あぁそういう事か普段の食事と食べる物が変わっただけでいつも通りだからか
人間は豚や牛の肉を食べるのに罪悪感を感じないだろ?それと一緒さ食屍鬼が人の肉を食ったって別に何とも思わないのはね
そんな感じの半ば悟りに近しいものを感じたコレが俗に言う人殺しの悟りか確かに落ち着いて、顔つきが良くなるのも納得だわ
「この化け物めセランド領内での悪事は我ら警備隊が許しはしないぞ」
おっ警備隊が来たね、まあ来るのが遅かったからかれこれもう8レベまで上がっちゃってるけどね。取り敢えず剣使ってみるか
〚喰種化がレベル5になったので形状変化を手に入れました〛
おっ?じゃあこれを使って剣にしてみよっか渡されたのだったら自分だってバレちゃうかも知れないからね
「死ね化け物め」
警備隊の人達が俺の事を取り囲んだと思ったら一斉に斬りかかってきた
「兎月流円斬木の葉切り」
周りをグルリと一蹴する形で剣を振るこの時も普通に振るのではなく剣を引きながらその引く力を使って円状に振る、コレがやってみると意外と難しいんだよね
コレにより飛び掛ってきた人達は当たり前に踏ん張ることが出来ず吹っ飛ばされてしまった。それから打ち込み方が弱かった人を順に鎧を壊して食べていく
〚レベルが10になりました職業を決めて下さい〛
おっ?レベル10までいったねじゃあ逃げるとするか
「さらばだ」
格好つけることも忘れずに屋根の上にいき喰種化を解除する
「はぁ疲れた取り敢えず職業決めるとするか」
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