第11話 オープンマイク
学校で倒れて以来、俺はちゃんと家で飯を食べるようになった。そのお陰か、もう倒れることもないので、これは母さんに感謝する他ない。
因みに、学校での俺のあだ名は『食パン』になった。多分そのうち誰かが短く呼んで、ただの『パン』になるだろう。自業自得とはいえ、それは悲しすぎる。
七月は期末テストがあったため、一週間ほどバイトを休みにした。ちょっと痛いが仕方がない。バイトをしているから、勉強が疎かになっている、とは言われたくないしな。
とは言ってもバイトを休んでいる間も、ギターは弾いていた。隙間時間に。勉強の合間にギターを弾いていると、頭が冴え、記憶力も高くなっている気がする。気がするだけかもしれないが。
もう一つ、勉強に力を入れている要因がある。黒澤さん、黒澤奈美のことだ。正確に言うと黒澤さんの目標の一つ、音大に入るってやつが、心に残っているのだ。
そう、バイトをしながらギターを弾いているのでは時間的にも、レッスンを受けるにも限界がある。音大で思うままギターを弾けるのなら、音大を目指すのが一番良いのではないか、と思い始めたのだ。
あと、自宅住フリーターになるのはちょっと、と言うのもある。フリーターの身で、家族と一緒に飯を食うって、だいぶ居た堪れないと思うのは、気のせいではないだろう。
そんなわけで、最近は、敦の他に黒澤さんとも話すようになっていた。いや、これは、たわいも無い話をしているのではなく、コンクールや音大についての話、言わばリサーチだ。ちょっとづつでも、情報を集めなければな。
そう言う、実務的な話をしているだけなのに、黒澤さんに群がる男子、黒澤奈美ファンクラブの連中には、目の敵にされるようになった。面倒なので、ファンクラブの連中に「クラシックギター始めると黒澤さんと共通の話題が出来るよ」と、囁いておいた。
連中のうち何人が、クラシックギターを始めるか、見ものだ。しかし、今から始めたとして、黒澤さんと、会話できるレベルになるのは、何年後なんだろう。黒澤さん優しそうだから、初心者にも優しいだろうが、何人も相手をしてはいられないだろう。
俺が黒澤さんの前で、バッハを華麗に弾き、黒澤さんのハートを射止め。連中の憎しみに歪んだ顔を見るのも一興だろう、と邪なことも考えたが、考えるだけにした。だって俺にメリットが無さすぎる。それに、今の俺にはバッハを弾けない。黒澤さんは、特に好みじゃないし。それに俺はボサノヴァが有り、彩先輩がいる。どちらも大切なものだ。
そうそう、期末テストの結果が返ってきた。中間テストより五十番ほど上がり、母さんにはなんとなく、言い訳ができるようになった。抜いた五十人は、テスト勉強を全くしない組だったから、ちょっと勉強すれば、それ位は浮上するのだ。
そんな日々を過ごしていたある日。
敦が、
「みんなでオープンマイク見にいこうぜー」
とか言い出したのだ。オープンマイクって前敦が言ってたカーサ何とか、って言うバーだっけ?確か、月一で昼営業するっていう。
「そのオープンマイクって、何時からやってるの?」
と聞いてみた。行ける時間なら行っても良いかな、とか考えたんだが。
「今度の第三土曜。何日だっけ?まあいいや。昼営業は二時から四時半まで。三十分閉店して五時から夜営業になるみたい」
「その日は私も優吾も、二時までバイト入っているから、ほとんど見れないよ」
「だからさ、こっそり行っちゃおう、夜営業」
「えぇえぇ、絶対バレるよ」
「敦はともかく、私や優吾は絶対無理だって」
「敦はともかくって、俺そんなに老け顔かな」
「二十一か二くらいまでは行けるよ、髪茶髪だし」
「彩ちゃん先輩、メイク道具持ってない?持ってたらメイクしていこうよ」
「うーん。持っているけど、ステージ用だからなぁ……ナチュラルに仕上がるかなぁ?」
「そこは頑張ろう」
三人でギターを抱えながら、空き教室でそんな事をくっちゃべっていたら、先生が見回りに来ていた。
「おーい。喋っているだけなら、もう帰れー」
「あ、すいません、もうちょっと練習してからかえります」
と彩先輩が言った。
本当に少しだな。もうすぐバイトに行かなきゃ。
「敦はもう帰る?」
と聞いてみた。すると、敦は意外なことに、もう少し残って、練習していくとのこと。
「キャラ作るなって。似合わないから」
「ばっか、俺だってマジな時はマジなんだよ」
そうか。なんかよくわからないけど、そうか。
「じゃ、私たちはバイト行こうか」
バイトに行く道すがら、
「オープンマイクかー」
と呟いたら、彩先輩が言った。
「どうしたの?期待している?」
「期待半分、不安半分……不安なのは変装していくことかな」
「私はちょっと興味あるから、期待しているかな」
バイト先のコンビニでは、高校生カップルでなんて、いられないから、こういう通勤途中で会話したりしなけりゃ。
そのつもりだったのだが。こう言う時に限って、時間が短い。バイト先に着いてしまった。
いつものように仕事をする。この頃になると俺もだいぶ慣れてきて、接客以外の仕事も徐々に、任されるようになってきた。今は検品、品出しをやっている。
こういう綺麗に並べたり、賞味期限切れ探したりするのって、好きだ。性格に合っているのかもしれない。
二十二時になると二人とも上がる。深夜勤務の人に挨拶して帰る。
「最近さー。頑張ってるね、バイト」
彩先輩が言った。性格に合っているかもしれない、と言ったら、
「将来はコンビニオーナーになったりして」
それは、ちょっと違う感じがしたので。
「俺、プロになりたいんです、ギターの。どんな形でプロになるかは、わからないけど」
「それは、バンドの、って言うのと違うのよね?」
「なんでも。演奏家でも、作曲家でも、レッスンプロでも。どんな形でも良いからプロになりたい」
まだ、誰にも話していないことを、先輩に吐露した。話を聞いてもらうには、彩先輩が一番いいと、そう思ったからだ。
「ふーん。なんかさ、優吾変わったよね」
そうかな。何か変わっているだろうか。流れに流されやすいのは、変わってないし。勉強ができないのは、いつも通りだし。
「変わったよ。学校で倒れた日からかな。目標を持って努力している気がする」
確かに、黒澤奈美と親しくなってから、色々考えるようになっている。コンクールのこととか音大のこととか。
「多分、その日から、どうやって音楽と関わっていくか、考え始めたからだと思います」
「良い感じになっているよ。私は一生趣味かな、音楽は」
「趣味、良いじゃ無いですか。趣味な人が増えてもらわないと、プロの人が泣いてしまいます」
彩先輩は、趣味でいいと言う。俺も、彩先輩は、それでいいと思う。
でも、俺は趣味の時間は、それほど長くは続けられなくなるだろう。
ボサノヴァでは音大もコンクールも、通ることはない。課題曲にすらならない。いつかはボサノヴァ、止めなければならない。でも止めたら、彩先輩と切れてしまう、それは考えたくなかった。だから、止めるその時まではちょっとづつ関わっていこうと思う。
悩んで止まるなら、悩みながら突っ走れ。多分、敦ならそう言うだろうな。
そして、第三土曜日、十七日のオープンマイク当日だ。俺は朝六時にシフトに入り、二時で上がり、彩先輩は朝八時にシフト入って二時に上がり。それから、一度彩先輩の家にいってメイクをして、湘南台駅で敦と待ち合わせ、という予定になっている。
初めての彩先輩の家だ。緊張する。
彩先輩のうちは、2DKのアパートの二階で、外見はそんなに新しくは見えない。ただ、通路に、小さな観葉植物が飾ってあったり、プランターが置いてあったりしてガーデニングの好きな家族なんだな、と言う印象を受けた。
それよりも、お母さんとお父さんに、良い印象を与える為に、ちゃんと挨拶しなければ。
と思っていたのだが。
「うち、お母さん、午後からパートでいないの。お父さんは休日出勤だし」
お忙しいご家族のようで。
「海人、いるー?」
「なにーねぇちゃん」
「あんた、ゲームしてて良いからこっち来ないでね」
「なんでー?」
と、ガラッと引き戸が開いた。
引き戸にいたのは、そう言われれば彩先輩に、似ていなくも無い、中学生くらいの男の子だった。
「あー、ねぇちゃん、彼氏連れてきてる」
「あーもう、こっち来ないでって言ったでしょう」
「あ、ど、どうもこんにちは。おじゃまします……」
また噛んだ。一朝一夕には上がり癖、治らんなぁ。
「はやく、あんた、あっち行ってて」
「じゃぁ、外に遊びにいくから、小遣いちょうだい」
しょうがないわね、無駄遣いしないでよ、と彩先輩はいい、財布から二千円だして、弟くんに渡していた。
「ごめんね、しょうがない弟でさ」
「どこに遊びに行ったんですか」
「わかんない。あれでもあいつ、不登校でさ。来年受験なのにどうするのか」
ちょっと返しが解らない、重めの話を聞いた。俺は一人っ子なので、兄弟がいる感じがイマイチ判らない。昔は単純に、兄弟がいる人を羨ましい、と思っていたのだが。
「あ、ごめんね、変な話をしちゃって。上がって。チャチャっとメイクしちゃおう」
先に彩先輩がメイクして、なんとなく、ナチュラルメイクの感じを掴んでから、俺のメイクをすることになった。
彩先輩はさすがにメイクに慣れているようで、二三十分でメイクを終わらせていた。俺の方はというと、悪戦苦闘していた。やはり、男性のメイクというのは初めてらしく、何度もやり直ししていた。
四回目くらいで、OKが出るような出来になったので、このまま、敦と合流することにした。時間的にいえば、湘南台までは、ギリギリだ。早速最寄駅から電車に乗り、湘南台まで行った。
敦は俺の顔を見るなり、爆笑していた。
「そんなに面白いか?」
「お前の顔、鏡で見てねーの?」
「見たよ」
「お前の顔、眼鏡をかけていない、くいだおれ人形じゃん」
「なっ」
俺は先輩の方を見た。先輩は繁々と俺の顔を見ていたが、やがて敦につられるように、爆笑した。
くそ、こんな事があっていいのか、とバッグからタオルを取り出し、メイクを落とそうとした。
「あ、ダメダメ、このメイク落とし使って。余計ひどくなっちゃうよ」
先輩、今のぷひゅ、って息、絶対笑っていますよね、それくらい判りますよ。
公衆トイレに行ってメイク落としで顔を洗うと、どうにか、いつもの俺の顔に戻った。
俺の顔は、ちょっと幼いかな、二十歳に見えればいいんだけど。
公衆トイレから戻ると、敦が
「じゃ、行こっか」
と、先頭を切って歩き始めた。
駅から歩いて五分くらいの所、繁華街の少しはずれのあたりに店があった。外見はガラス張りで、入り口のドアもステンドガラス風なデザインで、おしゃれだ。
五時オープンというのに、四時半すぎで、もう人集まっていた。
「多分、昼の部の人たちと、夜の部の人たちが集まってるんだろ」
と敦が言った。あれ?こいつなんか慣れてない?
「敦、今回が初めて、じゃ無いよな?」
「うん。あれ、言ってなかったっけ?親父がこの店の常連でさ、何度か連れてきてもらったわけ。で、中学の時バンドで、二回くらい出たことあってさ。それで知ってるんだ」
「いや、初めて聞いた。なんだ、そのエピソード」
「というか、待ちながらお酒飲んでいる人、もう居るのね」
「飲み屋街のバーだからなぁ。仕方ないかも」
そういうもんなのね、と彩先輩は言った。
五時五分前頃になると扉が開いて、入り口に今夜の出演者のリストを看板にかけた。
「あれ?いつもは飛び入りだったんだけどな?事前予約が必要になったのか?」
「みゃーさん、今夜は事前予約ですか?」
と店員さんと親しげに話していた。
「あ、敦くん。今日は一人?じゃないよねー」
「ええ、友達と三人で」
「今夜は、事前に、出演表明する人が多くて、SNSから登録してもらったんだよ。それよりさ、三人とも未成年だろ?アルコールは飲まないでくれよ。店、ヤバくなっちゃうから」
酒は止めといてね、と俺と彩先輩にいって、照明とPAのチェックに戻っていった。
中はスタンディングバーと言うやつで、立って飲むのが流儀らしい。詰めれば三十人は余裕で入りそうなのだが、まだそれほどお客さんはいない。
「混む前に飲み物注文しておこうぜ」
と敦が言うので、どうやって注文すればいいのかよくわからず、戸惑っていた。
敦は、
「ノンアルコールのドリンクは全部四百円。メニューはこれ見て。あとここ、キャッシュ・オン・デリバリーの店だから、注文したら、その場で金払ってね」
「スタバみたいな感じか」
「その理解で大体合ってる」
三人でドリンクを注文しに行った。俺はドライジンジャーエールを、敦はコーラを、彩先輩は、いちごミルクを頼んでいた。
「いちごミルクなんてあるんだ?」
「なんかのカクテルに使うらしいぞ」
「すごいな、バー」
彩先輩は、一人の客の方を見ていた。
「あの人、化学の大谷先生だ」
「え」
「マジ?」
やばい、顔を見られないようにしないと。と思ったのが遅すぎたようだった。
大谷先生がこちらにやって来る。
「お前たち、こんな所で何してんだ。未成年は立ち入り禁止だぞ?」
「えと、アルコールは飲んでません。全員ジュースです」
「なら、良いわけないが、今日は見逃してやるから。アルコールは絶対飲むなよ」
「はーい」
やばかったなー。大谷先生が話のわかる人で助かった。喉の渇きを癒そうと、ドライジンジャーエールを一口のむ。と、思わず、むせそうになる。
「辛い」
「え、知って注文しているのかと思った」
と敦が言った。
「一口飲ませて」
と彩先輩がジンジャーエールの瓶から飲んだが、
「辛い。これ私無理」
「ちゃんと全部のめよ」
と、敦に言われて、少し泣きそうになる。
俺たちにとっては、ちょっとしたトラブルはあったが、オープンマイクが始まった。
弾き語りが多いかな。七十年代とか八十年代とかのフォークとか、ニューミュージックあたり。ギター一本で演奏するのは、何かのこだわりなのかと思うほど、多かった。バンド編成はそれほど多くはないかな。多くて三人くらい。
個人的には、アイルランド民謡を演るデュオと、中島みゆきのカバーを演る、なるっくま、というデュオが気になったかな。
と、お互い気になった人たちの批評をしていたら、大谷先生がギターを持ち出した。
俺たち三人は大谷先生に、目が釘付けになってしまった。大谷先生、どうするんだろう。
大谷先生が、始めると、あちこちからタニー、タニーって声が聞こえる。何かと思ったら、大谷先生の愛称のようだった。タニー。
ようし、学校で流行らせるぞー。
大谷先生は、その風貌からは、想像つかない透明感のある声で、山下達郎を歌い始めた。楽曲は知らないけど、先生、上手い。
大谷先生のあだ名は、タニーか山下になりそうだな、と俺たちは三人で話していた。
三曲演奏すると、先生は下がって、次の人と交代した。ギターをケースにしまってから、先生は俺たちの方に来て、
「お前たち、笑ってなかっただろうな」
と言ってきた。いや、本当に上手かったから、先生。
「先生ボイトレ受けてるんですか。受けているなら先生紹介してほしいです」
と彩先輩が、大谷先生に尋ねていた。
「教わっているというか、山川先生だぞ、合唱部の顧問の。島村は合唱部入るのか?」
と言われた、彩先輩は、ぃぇぃぃデスと、先生からフェードアウトしていった。
などなど、と俺たちが誉めると、あんまり悪い気はしなかったようで、ソフトドリンクを三人に奢ってくれた。
俺はドライジンジャーエールに懲りたので、普通のジンジャーエールを頼んだ。敦はコーラで変わらず、彩先輩はピーチ&オレンジというノンアルコールのカクテルを頼んでいた。
この、カーサ・エストレリャという店は、常連の間が近く、友達付き合いをしている人も多いようだ。
何よりプレイヤーが多いので、出演者が苦しそうな演奏をすると、頑張れーという声がかかったり、手拍子を鳴らしたりと、励ましてくれたりする。
ここならミスしても、大概のことは流してもらえるのでは?と思ってもみた。
和気藹々とした雰囲気の中で、オープンマイクは終わった。
五時半スタートで終了が九時だから大体三時間半くらいやっていた計算になる。一人の持ち時間が十五分としても、セットアップに五分くらいかかっているから一時間で三人が良いところか。
ともあれ、色んな人の演奏が見られて、楽しかった。
オープンマイク、良いね。出てみるのも一興かもしれない。
大谷先生は、既にビールを飲み始めている。先生は
「今日あったことは内緒だぞ」
と言っていたので、三人で
「もちろんですよ」
と答えた。
オープンマイクが終わったので、俺たちは帰ることにした。九時過ぎまで、全く何も食べていないことに気がつき、三人でマックに行って何か食べることにした。
腹に詰め込めるものなら、なんでも良いという状態だったので、俺と、敦が、ビッグマックのセットを、彩先輩がフィッシュフライとアップルパイを頼んでいた。
さて、先程のオープンマイクだが。感動して 興奮した観客が、ライブについて語り合うっていう雰囲気じゃなかったな。どちらかというと、すごくフレンドリーで、音楽を通して仲間のような関係を築いている。あれはあれでアリだな、と思った。
「それで優吾、オープンマイク出てみるつもりか」
「そうだなぁ、ライブ経験のない俺が演るとしたら、かなり理想的な環境に近いな」
「あとはいつ頃までにライブできるようになるかだな」
と敦はポテトでケチャップをかき混ぜながら言った。
「それは熟成期間を見ないとなんとも言えないね。私は突っ走っちゃう方だから、曲の完成度とか考えられない時があるけど、バンドで演るなら全体の完成度も考えないとね」
と彩先輩。
「やっと弾ける状態じゃ、ダメだと思うのよね。そこから表現力を付けていかないと」
彩先輩は完成度について考え始めている。
それは必要なことだから歓迎なんだけど……だんだんクラシックにハマってるねっ
「優吾はどう思ってるんだよ」
うん。ちょっと……ギターのローンを払い終わるまで待ってくれないか……あと四ヶ月後なんだ。
それから電車に乗り、同じ駅の敦と降りて、先輩を見送った。こう言う時先輩が一緒にいてほしい。なぜだか寂しさを感じる。あとで、メッセージしよう。
ところでさ、大谷先生のあだ名、
近いうちに、山下かタニーになるよね。
そんな話をした俺に、敦は笑顔で返した。答えは、同意だ。
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