第7話
伸び放題の髪、化粧を知らない素肌、無造作な身振り、揺れる耳飾り
それなのに、圧倒的力を感じる
動物のような自由さと猛るスキャット
まるでジャングルの樹神
泡沫のような眼差しの先に見えるのは流行り廃りなど関係のない音楽
迷いのない声は何もかもしがらみを棄てて
誰も競わせず裁かずただそこにいるという空気は全てを取り込んで
まだ見ぬ世界へ連れていってくれる
そんな気がして
そのままのあなたがいちばんうつくしい
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