第三章 すれ違いを経ての気づき
第28話 最近の2人
文化祭の全日程が終わり、期末テストも乗り越えて、冬休み前のこと。
私と
そうしたら私はいつの間にか
一方の時生君は、千夏の友達の
「はぁ・・・」
あの時、時生君が言った好きな人って、筒美さん、なんだろうな。
楽しそうに話していて、見ているだけで、心がズキズキする。
「あーんず!」
「わっ!」
後ろから千夏に驚かされた。
「溜め息何回もしてるけど?」
「うーん・・・」
「しゃんとして!」
だってー・・・。
「ねぇ?もうすぐ冬休みじゃん」
「うん」
「
「へ?」
千夏、どうした?
「行くの?行かないの?」
うわっ圧力!?
「いっいっ行き、ます!」
「りょーかい!」
すると千夏は美夜ちゃんの所に行き話し始めた。
気遣われたかな・・・?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます