第一章 1つ目の気づき
第1話 今までの道のりと新高校生
高校生までには必ず痩せることを目標に、私は全力で運動と徹底的に管理した食事と毎日体重計に乗ってメモを継続。
それを小5から少しずつ効果を発揮し、中2の頃には身長に合った体重になった。
つまり、ダイエットは成功。
その後はリバウンドに気をつけて体重管理を継続。
あとはオシャレやメイク、スキンケアを勉強中。
女子らしい女子になれた気がした。
友達も増えて充実した中学校生活を過ごすことが出来た。
幼い頃に会った初恋の男の子・
あと、あの最低な元親友・
なにはともあれ、ついに私は高校生になった!
JKだよー!カッコいいー!
制服は念願のブレザー!紺色をベースにした制服で、チェックのスカートとリボン、可愛いー!
憧れでした、本当に!
大はしゃぎしたい気持ちを押さえて、登校初日。
浮かれるな私・
出だしをしくじると外される、だから浮かれるな!
自分の心の底から沸く感情を押さえ付ける。
ん?人集り?
なんぞや?と思い見に行った。
人集りを無理くり「すいません」と言いながら前に出た。
・・・
私を振った初恋の彼と大嫌いな最低元親友が、並んで歩いていた。
美男美女ってか!?
忘れるはずがないこの2人。
私の人生を変えてくれた時生君と狂わせた最低女。パッと見て直ぐ分かりました。
あぁ・・・時生君、やっぱりイケメン・・・うっとり・・・同じ学校だったなんて、はぁ幸せ・・・じゃない!
あの最低女となんなんじゃー!
でも、違和感が・・・嫌がってないか?
むぅっ、時生君に付きまとってんだな!あのクソバカ女めー!ムキーッ!
「顔怖いよ?」
「えっ?」
声がした方を見ると、女の子だった。
ショートボブの丸眼鏡がトレードマーク。
「すいません、失礼します」
「いや待て、待て待て待て!」
ん?
「呼び止めた意味は?」
「君、面白そうって思って」
「いやいや、面白くない!」
「良いねぇ~最高、気に入った!名前は?」
何が良いねぇ~だよ!
どんどんくる系だし、圧が凄い。
「佐藤あんず、です」
「私は
おぉ・・・出だし好調?お友達ができました。
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