第23話
弾弾弾弾弾弾弾!鈍鈍鈍鈍鈍鈍!
20ミリにはまだ遠い距離だが、標的は巨大な戦艦だ。必中だ!
20ミリ弾は甲板上で跳ね回って情熱的な死の舞踏を舞い、対空砲の射手たちをまとめて冥界に連れ去った!
弾弾弾弾弾弾弾!鈍鈍鈍鈍鈍鈍!
操縦桿を振って甲板上に散らす!
血しぶきが甲板を染め上げる!
全力で重い操縦桿を引きつけ、機体を引き上げて水平飛行となり、一気に敵艦を越えて駆け抜ける!
被弾しなかったか!?
特殊潜航艇は!
ちょうど真下!すれ違う!
その時私は見た、特殊潜航艇の勇姿を。
船首の魚雷格納用の出っ張りが二つあり、一つは発射で空いているが、もう一発もやる気らしい。
クソッ!
特殊潜航艇の周辺海面は艦砲や対空砲弾が着弾して水しぶきが上がっており、もはや一刻の猶予もないことを知った。
私は全速で駆け抜ける!
そして数秒!眩い閃光が真珠湾を照らす!
図呉呉呉呉吽!
振り向くと、火柱が出現し、炎の化身が召喚に応じた!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます