第4話
第4話 土野(つちの)すみれ
高2の私達は文化祭に立つチャンスは後2回しかない。(勿論、受験勉強は終わってから頑張ろうと私、土野すみれは思っている)
火野ほむらを『熱狂』させたボーカル能力に私も興味しんしんで。速く6人で揃って合わせたいなと思った。幼い頃からピアノを習わせてくれた家族には悪いけど、私もクラッシックばかりでなく、バンド活動がしたい。
「「Argonavis(アルゴナビス) from BanG Dream!」の「星がはじまる」と「ゴールライン」を表現したい。(私もどちらの曲も好きだから)
ほむらに『ももえちゃんとみかんちゃん』にアポの連絡をとれとメールしてベットに潜り込んだ。
おそらく『了解』のメールだろう?スマホは点滅していた。いつ、どこで、どんなシュチュエーションで『聴ける』のだろうと、ドキドキして、ろくに眠れなかった。
深夜、目がランランする私は掛け布団をはねのけて、スマホを見てしまった。したら「みかんちゃんが聴かせたとの事で、ももえちゃんが「Argonavis」に興味を抱いた」とのメールが、ほむらからあった。『神さま』ありがとう!☆/。私達は幸せ者です。
ももえちゃん、みかんちゃん、どんな美声を聞かせてくれるのだろう?
嬉しくって嬉しくって笑い涙がでてしまった。ティッシュで痕にならない様に『その痕』を拭った。それから遅刻寸前まで爆睡してしまった私、すみれであった。
木野(きの)みどりへつづく
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