とても愉快で面白い日常。それでいて、リアリティが感じられます。山形に行きたくなりました。願わくば、山形弁がもっと全国に広まりますように。
部長は山形の会社の営業さん。家族の日常、営業マンとしての活躍、日本各地への出張。そんな毎日のエピソードが、時におっさんくさく、時に真面目に、時におバカに、時にカッコ良く、時に下ネタ全開に山形弁で語られています。卓越したユーモア、おっさん全開のネタ話。どのお話もとにかく面白い!何より山形弁が最高です!
サクッと読めるサラリーマン短編集。何気ない日常が軽いタッチで描かれて、ほのぼのとした気分になります。それにしても山形弁は難しい。