第65話 ヤオティーン族
「田中君! おもしゃいニュース 出っだじぇ」
「どれどれ おぉぉ! こだなごど有るんだがした!?」
現地のローカル新聞(Tuoi tre紙) を読んでいると、ヨダレが出そうな記事が目に入った。
ヤオティーン(Dao Tien) 小数民族はフートー(Phu Tho)省の高地に住んでいる。
小数民族の生活水準も向上したが、奇妙な風習がまだ残っている。
夜這いも一つの例である。
娘の恋愛を自由にさせるため、両親は入口や台所のドア近くに娘のベッドを置く。
夜中に男が家に来て、彼女のベッドに寝る。
彼女が同意すればエッチをする。
同意しない場合は、娘は両親を起こすので男は素速く逃げなければならない。
女は結婚を決めるまで、毎夜別の男と寝られる!! 独身の男女だけが夜這いを実行できる。
しかし、奥さんに夜這いを許可された既婚男性や精力絶倫者も夜這いで新しい愛人を探せる。
ヤオティーン族の娘は結婚前に複数の男性と寝るのは普通のことである。
ヤオティーン族の青年は15、16才頃から夜這いを始める。
「こだなごど まだあるんだべずね~」
「おっ オレもヤオティーン族になっだいな...」
半ばマジな顔つきの田中君であった。
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