#26.5 タローとサナマリのピロートーク
七夕なので、ちょっぴり甘いオマケです。
※内容は七夕とは関係ないです。
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ここはサナマリの部屋。
大人の階段を登ったタローは、これまた大人の階段を登ったサナマリを腕マクラで抱き寄せて、産れたままの姿でイチャイチャしていた。
『そういえば、一度聞きたかったんだけどさ』
「な~に?」
『サナマリっていつから俺のこと好きになってくれたの?』
「ん~、いつかな・・・?多分、2年で同じクラスになって、よくお喋りするようになってから自然と?はっきり好きだって自覚したのは、マックでぶっちゃけられた後かな?好きだったけど脈無いとおもってウルフ吉川の告白OKしたって話の」
『ほほ~、あの頃仲良くなりたくて必死に話しかけてたけど、サナマリめちゃモテるから全然ダメだと思ってたわ』
「確かに最初タローくんのこと眼中になかったかな。なにコイツ、軽っ!て思ってた。でも、喋ってるウチに気が付いたんだよね。タローくん、私に合わせてくるんだよ。話題とかタイミングとか。私に言い寄ってくる男って下心ミエミエか俺様自慢ばっかりでウンザリしてたけど、タローくんってどうやって私を笑わせようかとかどうやって私を楽しませようかとか、そういうの一生懸命考えて話しかけてくれてるのが解って、そしたら私もタローくんともっといっぱいお喋りしたくなってたよ」
『そんな褒められ方したの初めてかも・・・サナマリって、いい奴だな』
「えー、今更?」
『いや、前々からいい奴なのは解ってたけど、改めて再認識したわ』
「惚れ直しちゃった?」
『うん・・・・もっと大好きになった』
「私も大好きだよ?」
chu☆
そして始まる2回戦。
こうして二人の甘い夜はまだまだ終わらないのでした。
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