第28話 7/15 音威子府・天塩川温泉リバーサイドキャンプ場→名寄・トムテ健康の森キャンプ場

 暑い!

 疲れた…

 寝る!


 という訳で昨日書くことが全く出来なかった訳なんで朝。

 トムテのキャンプ場は林間キャンプ場の中でも山の関係なのか、朝の今からがっ!とした日差しが入ることが無いのがもの凄く助かる。

 ということでぎりぎりまでこの涼しさを堪能するのだ。

 昨晩…というよりもう日没と共に寝てしまったんだが、このキャンプ場、今年は蛾が異様に多い。

 そんで虫つながりで言うなら、天塩川温泉で夜スカートで話してたせいか、太ももの裏が酷い虫さされまくりになっている。蚊取り線香をあの爺様は焚いてたし、かゆみは割と早く抜けた(が、腫れは続いている)ので蚊ではないのかもしれない。

 一昨年最初のとき、全く関係ないことで着圧ソックスとパンストを履いてなおかつ海側移動だったので虫刺されとは無縁だったが、内陸部を行く時は暑さ対策と虫対策は必須だと去年からの経験で実感。

 今現在は虫が寄ってこないことを思うと、本当に温度のせいだろうと思う。ワタシのテントはともかく色と通気性の関係で熱くなる。


 そして暑さ!

 昨晩へばっていたのはこれで相当ばてていたからでなあ。

 ちなみにトムテのサイトは基本は林間の決まった位置が高く平らにしてある土+粗い砂である。つまり芝生と比べて硬い。

 んだが、綺麗な平たい場所+不意の砂利等が無いので、案外「傾斜があってさほど芝生が整地されてない」場所より身体的には楽なのだ。しかも暑かったので、床がひんやりしていてちょうど良かったくらいで。

 芝生サイトは気温差が激しいと恐ろしいまでの夜露が溜まる。撤収時に乾くのを待つのはなかなかのもので。

 海側の場合、そもそも気温差があっても強風のせいで結露しにくいというのがある。強すぎて大変ということはあったが概ね楽だったのはそのせいもある。


 そんな気温の落差だが。

 昨日の昼は31℃! の中、アスファルトの坂道を登ってたんだわ。あれはさすがにしんどかった。

 去年の西興部〜興部の間の峠は雨こそ降ったけど、熱中症にはならなかった。

 知床峠は除外。あれはレベルが違う。ただ同じ距離だったら気温が低いだけ相当ましだろう。一昨年の野上峠は倍程度だったしピーカンだったが、気温もまだましだったし、そもそもの服が違った。

 そう、しみじみ思うが、あの綿のふわふわしたのは何だかんだ言って正解だった。もう絶対次回からはまたこのパタンに戻す。

 速乾の化繊は悪くないんだが、オホーツク側には寒かった。ワタシは超汗かきなので、これは困ったのだ。

 で、やっぱりその素材のパンツ。サイズはワタシでも余裕で履けるのはいいんだが、やっぱり膝が引き攣れて、もともと緩いらしい関節に響く。まだサルーンパンツに近いスカート転用の方がましなんだけど、作者の技術が未熟なので股がなあ。

 スカートは正しかった。

 無論、スレンダーだったり関節に来なかったり、日焼け止めだけで何とかなる場合は別に構わない。


 でまあ、風景にこれと感じるものがあまりなかったせいか写真も少なく、ひたすら進んだ次第だった。


 あ、だが情報として。

 美深の道の駅は最近では珍しくゴミ出せるぞ。

 それは本当にありがたかった。

 無料キャンプ場ではゴミを出せることがまず無い、有料でも持ち帰り、というところだともうコンビニまで持ち込むしかないんだが、たまにこういうところがあると安心する。


 …前述の爺様は実は焚き火で燃してしまっていた。台の上だとしても、芝生にはよろしくはないのだが…

 あんまり負の連鎖にならないことを祈る。


 さて今日は! ランドリー行って! 道の駅でお土産を送って! それから宿泊!

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