第34話 魅惑のタンゴ「ヴァレンチノ」

 1990年代初頭、エイズが不治の病だった頃、アーティストも多く命を落としました。91年に他界したフレディ・マーキュリー。翌年には、この映画に主演したルドルフ・ヌレエフも。彼は天才バレエダンサーであり、パリオペラ座の芸術監督も務めました。

 ゲイ(バイ?)だった彼の邸宅の階段に、男性のヌード絵画がびっしりと飾られている映像は、見ていて恥ずかしかったです。


 1977年の映画「ヴァレンチノ」は、世紀のの美男スターを描いていますが、細部はあまり覚えてません。

 とにかく印象的だったのが、タキシードのおご子ふたりのタンゴ。ヴァレンチノと、一世を風靡したバレエダンサーのニジンスキー。脚をからめたりして、居合わせた貴婦人たちもうっとりでした。YouTIubeで久々に見ましたが、やぱり妖しい。ニジンスキーもゲイだったかも、とのうわさがありますし、一緒に踊ったヌレエフも、ですから。そんな事情を知らなくても、やはり色っぽいシーンであることは確かです。

 ちなみに、先日取り上げた「暗殺の森」では美女ふたりのタンゴシーンが堪能できます、こちらもなかなか妖艶で「ヴァレンチノ」と双璧、YouTIubeで市長できますよ。

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