第27話 気になる言葉「お姫様だっこ」

 引き続きフィギュアスケートの話です。問題のエキシビション、の練習中。羽生選手が中国のオペア男子にお姫様だっこされる写真がアップされてて、はあ、でした。これで六度目とか、どんだけ羽生くんが好きなんだ! ペアなので隣に女子選手がいるのですが、眼中にないみたい。

 それだけでもニヤニヤしてたんですが、本番では、だっこして何度もくるくる回ってましたね。どちらもとっても嬉しそう。衣装がまた、男子にはありえないほど袖が長くて生地は薄いし回転につれてぐわふわ舞って、このために選んだ衣装か、と疑ってしまいます。


 こんなBLぽい場面を全世界に流してしまっていいのでしょうか、腐のつく助詞やゲイ傾向の男性など狂喜乱舞ですよね、私もそのひとりですが。

 単なるお姫様だっこなら、「女房役」swも書いたように、ヤクルトの村上が山田哲人を、なんてこともありました。あちらは、ああ無邪気でいいわね、とは思うけど、妖しいムードは皆無です。

 しかし今回は! 長身がっちりタイプの首に腕を回し微笑む羽生くん! 今回、彼がもう二十七歳にもなっていることに気づき、なのに、あの犯罪的なラブリーさ、他の男子選手がお姫様だっこされても、あの雰囲気にはなりませんよね。どちらもにこにこしてるしエキシビションだからね、で済むのですが、はあ、眼福でした。


 肝心の羽生くんの舞がまた素晴らしかった、すっかりごひいきになった鍵山くんが「明日へ」に乗せて舞ったのもエモくてよかったですが、あとで羽生君の演技を見たら、次元が違うとはこのことでした。あの白い衣装で要請のようでしたね。

 今後、競技を続けるかは不明ですが、あの美しい姿はアイスショーでも感銘を与えることでしょう、

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