第26話 気になる言葉「僕が守るから」

 昨日のバレンタインデー。羽生結弦選手の記者会見がありました。こんな時期になに、まさか引退?

 単に現在の心境説明みたいな。とりあえず練習も始めたしエキシビションにも出るしね、やれやれです。そんな大ファンではないけど、彼の登場には、やっと夢が叶った思いでした。

 それまでの日本男子フィギュアは寂しいもので、成績もそうだけどプロポーションがねえ。本田武史くんには期待したけど五輪では4位が最高成績、残念でした。そこへ現れた羽生くん。なんと見目麗しい、理想の選手がやっと出てきてくれた! 成績も素晴らしくて性格も良くて世界の選手たちから敬愛されて、言うことなしです。

 北京では4Aに挑んだことが何より素晴らしい、飽くなき挑戦にはもう、リスペクトしかありません。


 と、ここから本題です。

 今回の五輪では私、鍵山優真くんに惚れました。お父様が五輪に出ていたことは知ってます、ああ、彼の息子か、と思うだけで演技も今まで見たことなし。しかし団体フリーに始まって、個人SPでメダルを確信。みごと銀メダル!


 昨日の会見の話から、羽生選手のエピソードが紹介されました。鍵山君が世界選手権に選ばれたとき。抱負を聞かれ、

「みなさんの足を引っ張らないように」みたいな発言をしたんだそうです。すると羽生選手が、

「そんなのお前のキャラと違う、ガンガンいけ、何かあったら僕が守るから」

 ギャーと叫びそうになりました。

「王子様ですねえ」とスタジオの誰かが発言。

 一気に腐れ根性噴出、もうBLは書かなくていいや、と思っていたんですが、なんか書きたいかも。

 いや、マジで今まで彼に対して、そんな妄想したことないんですが。羽生選手が守るのは、女性より男の子が似合う、と感じたのは私だけでしょうか。


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