1 スイングマン
バットを持って犯行に及ぶ。フルスイングでバットを振る姿から「スイングマン」そう呼ばれた。
「スイングマンが出たー!」サラリーマンはその言葉の数秒後に頭部を強打され脳みそをぶちまけた。背後では黒煙と炎が上がっている。
スイングマンが身動きの取れない女性に向かって振りかぶった瞬間、何かがスイングマンの足にヒットし一瞬の間が生まれた。
「いけ!誠!」
スイングマンの頭上に突然黒髪の女性が現れた。
「やぁあ!」
スイングマンの頭に新聞紙の刀を振り下ろした。咄嗟にバットで防いだがバットが切断された。スイングマンは首をそらし肩を犠牲にしながら後ろに飛びのいた。
「おそい」
スイングマンの腹部に巨漢が巨大なけん玉を振り落としスイングマンを吹き飛ばす。
「数字9、能力強化」
細身の男が腰元にUNOの装着すると、男の体がみるみるうちにでかくなり素早くなる。
飛んできたスイングマンを片手でねじ伏せた。彼らの名をチルドレンズと呼ぶ。
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