私系は私《わたし》、私《わたくし》、わたし、アタイ、と使い分けています。
なのでルビはほぼ毎回振ります。
というか最近ルビ振りにハマっているので、同音異義語を並べ立てたりして遊んでいます。
至高《しこう》なる嗜好《しこう》の思考《しこう》
とか
歓喜《かんき》を歓喜《かんき》するとか
とか
いいまつがいもあえて挟んだりして
キャラクターの心情やセリフを際立たせてます。
※わざとバグらせて感情や精神のうねりを表現している感じと言ったらいいんでしょうかね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
言葉遊びは面白いですね。やりすぎると西尾維新のパクりと言われかねないのが困りものですが。
朕は陳の狆は珍なるとして亭でチンしたらちんだ。とか。
「『いう』は個人的には開いた方がいい」
と、とある場所で、昨年プロデビューした方がおっしゃってました。
私は「言う」は漢字ですね。
わかる。は意味で別けます。分かる。と、解るに。
開く部分は悩みますねえ。
最近は馬路まんじ先生の作品を読んで参考にしたりしてます。
ラノベを書くときはですが。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
多用する動詞はひらいた方がいいという方は多いです。出る、立つ、入る、などですね。あと、さっき使った『方』も『ほう』にしておけば誤読が減ります。
まあ、目的次第です。
「ジャンル」「作品内容」「どういった人に読んでもらいたいのか」「全体のバランス」「作者の好みや作風」で、決められたらよろしいとおもいます。
純文学の芥川賞では、わざと難しい漢字を多用した作品もあります。
児童書では、感じにルビが振ってあるものもありますが、比較的ひらがなを多く使用しています。
作品全体で、漢字を使っている割合が高ければ高いほど読みにくい、あるいは、読者の年齢層が高くなる傾向があるみたいです。
ただ、なんでも漢字を開くよりも、漢字にしたほうがすぐ理解できることもあるので、どういった読者層向けの作品なのかで使い分けるのもいいとおもいます。
「私絶対一番分かってるんだから!」
これだと、漢字が並んでいてよみにくいです。
絶対一番を強調するなら、
「わたし、絶対一番わかってるんだから!」
あるいは、絶対だけを強調して
「わたし、絶対いちばんわかってるんだから!」
私を強調なら、
「私、ぜったいいちばんわかってるんだから」
分かってるんだからを強調なら、
「わたし、ぜったいいちばん分かってるんだから」
あるいはカタカナをつかって、
「ワタシ、ぜったい一番わかってるんだから」
いっそのこと、
一番わかっていると豪語したのは、彼女だ。
みたいにするか。
物語の中で、このセリフをいうキャラがなにを言いたくてどういうシチュエーションなのかで、選べばいいとおもいます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
はい。概ね、そのようにしています。