悪魔の徒然草:制作の経緯

まだ超大作になったワケじゃないのに偉そうに書いてみてごめんなさい。

(マジで何てことしてんだ。って気もしますがありのまま書きます)

私はお笑い芸人になりたい時期があったのです。

そこに降りて来たキャラクターが件の悪魔さんこと

芥子河原けしがわらヴェンデッタさとるくんだったりする。


ヴェンデッタとは海外の言語等を勉強して

作品に取り入れたりする人なら知ってるかもしれませんが

イタリア語で「復讐する者」と言う意味です。

バイオレンスな匂いを漂わせてシュールなデビル漫談をする。

とは言ってもボキャブラリーが今よりも無い時期に出来たので

秘密のまま終わった秘密兵器。まだお笑いの事は修業中ですが

何も知らなかったころが長かったので

鳴かず飛ばずで10年ぐらい腐らせてましたね。


その間に色んな映画や、アニメを視聴しました。

新しい音楽に触れる度に違う世界観が見えたりもします。

どこか煤けた感じを漂わせながらも

良い意味で子供っぽくて人見知りで内向的な部分を持つ

そんなコンセプトで作っていきました。


好きなアニメで言うと「カウボーイビバップ」。

映画で言えば「コンスタンティン」とか「ファイトクラブ」とか「デッドプール」。

危険な男が危険な事をする。そんな中でキャラクター像を練っていきました。

異世界転生モノは全く知らないし、なんか剣と魔法の世界で1から・・・

そういう流れって書けないんですよね。今はちょっと異世界モノ書いてますが

やっぱり、悪いヤツが真面目にアホみたいな事をする。

シュールなツッコミ所を盛り込むのがたまらなく好きなんです。


悪漢劇ピカレスクだったら誰かを叩き落とすカタルシスが産まれるかもしれませんが

私は他人を僻んだり突き落としたい願望と言うモノを扱えません。

分からないでもない。って感じですが自分の気持ちが汚れる感じがして嫌です。

基本、悪魔の徒然草でも書いていますが

他人と自分は比べるモノではありません。

人は独自に進化するし、いつ死ぬかもそれぞれ違います。

悪魔さんの悪魔理論みたいなお説教臭くて申し訳ない部分は

自分が生きてく上で感じた必要な軸と言った所です


登場人物を増やす事が大の苦手です。

特に悪魔さんを雇う悪魔探偵こと今際野結イマワノ・ユイ

さんと言うキャラクター像には苦悩しました。


典型的な暴力ヒロインと言うのも手垢に埋もれるし

かと言って物語のスパイスが欲しい。

あんまり大人の女でセクシーだぞ!なんて書くのも

不必要だし文章がグダると感じました。

そういう説明は要らないなって答えで。


基本、「悪魔の徒然草」は序盤に悪魔学みたいなのを並べて

それを回収する様にバトル物語が進んでいくように・・・

なったらいいな。と思いつつふざけまくる回とか

童話の回とか入れて波を作りたい。


悪魔さんと結ちゃんの関係性としましては

10万33歳の男性悪魔と24歳の人間の女性。

どこか狂ってる世界で

お互いに大事な事に気付いてく様な

そんな関係性です。

悪魔は泣く事を知りませんが

悲しみや人間の負の感情を理解していきます。

果たして、どう揺れ動くのか


モチーフとしましては鬼束ちひろさんの

「私とワルツを」と言う曲が根幹にあります。


どちらが誰も傷つかない様に一人で踊ろうとしてるのか

そんな移り変わりを書いていけたら・・・

自分でハードルを上げたので潜る方を行きたいですが

果たして・・・と言った感じです。


初めてPCのタイプスピードをトップギアにして書く悪魔の徒然草

https://kakuyomu.jp/works/16816452220459871528

お暇な時に読んでいただけたら幸いです。

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