第3話 ナイトはすっごく強かったよ。
『
バリーン!
さえぎるモノなんてなんもないハズの
そしてイノシシ頭の鬼をとびこえて、トラの頭の鬼が、ものすごいスピードで、わたしに変身した
わたしに変身した
「
って、さけんで、たたいた手をひろげて「くるりん」と回転した。手からキラキラと光があふれた。すっごくキレイ。
トラ頭の鬼は、わたしに変身したキレイな
「ガオオオオオ!」
「ほい♪」
……カキン!
わたしに変身した
「がおおおおおおおおおおおおおぉ!」
「ほい♪ ほい♪ ほい♪」
……カキン! カキン! カキン!
わたしに変身した
わたしに変身した
そしたらね、
すっごく重そうな
「オマエの相手は、オレ!」
ガギィイイン!
イノシシ鬼の攻撃を、
すっごい音がして、
「それそれそれ!」
ガギィイイン! ガギィイイン! ガギィイイン!
すごい!
「ブモッ!」
イノシシ鬼は、たまらずバックステップした。そして、足で「ガシ! ガシ!」って、
「ちょっと!? あの攻撃ヤバくない?」
わたしに変身した
「ヤバイ! ヤバイけど、気合でたえる!」
え? 気合でなんとかなるものなの?
「ブモッーーーーーー!」
イノシシ鬼は、ものすごいスピードでつっこんできた。
「
さけんだのはお父さんだった。お父さんがさけんだら、イノシシ鬼のあしもとに、葉っぱがまった。葉っぱがまったと思ったら、いきなり糸がふきだしてイノシシ鬼の足にからまった。
「すごい! お父さん!」
でも、
「しょぼい! お父さん!」
イノシシ鬼は、ほんのすこしだけスピードをゆるめて、
「気合だぁ!」
ガギィイイン!
すごい!
(あと……お父さんのサポート、意味があったの?)
わたしが、
「さすが
『OK!
とたんに、あたりが緑色の葉っぱにつつまれた。つつまれたと思ったら、葉っぱから大量の糸がふきだして、イノシシ鬼と、トラ鬼をがんじがらめにした。
「
え? お父さんと同じだよね。「
(ぜんぜんちがう。お
「とどめだ!
「りょーかい!」
「りょーかい♪」
わたしに変身した
「ゲ! 〝
「だからいったろう! バカ
「ざんねん
そういうと、わたしに変身した
とたんに、うかんでたオレンジ色のシンバルがおっきくなった。イノシシ鬼とおんなじくらいにおっきくなった。そして、
「バッシーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」
って、イノシシ鬼をサンドイッチした。イノシシ鬼は、ぺしゃんこになって
「
わたしに変身した
「
と、ニコニコしながら
「今度こそ!」
「よっし! そろった!
凪斗くんは、剣を後ろにかまえると「ズバッ!」と、目にもとまらぬ速さでつきだした。剣は「バヒュン!」とのびて、トラ鬼の首をつらぬいた。
「
「ぐおおおお!」
首をさされたイノシシ鬼は、葉っぱみたいにバラバラになって消えた。すごい!
『ミッションコンプリート!』
すごい、あんなおっきな鬼を、三人であっというまにたおしちゃった。
(ところで……お父さん、戦いに参加する必要あったのかな??)
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