キャラの魅力に、どれが正解というものがないので、悩ましいですよね〜。
ダメな主人公の日本代表格の一人はのび太くんでしょうか。
英国ドラマシリーズの「The office」は爆発的な人気を博しましたが、リッキー・ジャーヴェイス演じる主人公がひどいモラハラ・セクハラ上司で、毎回身をよじりながら観てました。主人公で嫌なヤツというと、まず彼の顔が思い浮かびます。
主人公がいい子すぎると逆につまらなくなったりしますが、観ててイライラする主人公を成り立たせるのも、すごく上級者の所業なのだろうなと思います。
アメさんの書く主人公はクセのある人が多くて魅力的ですよね。新作の口の悪い主人公も、きっとすてきなキャラだと思います。応募してますね!
作者からの返信
まりこさん
嫌な人物が、実はあまり書けなくて、そこ、努力しているんですけど、難しいです。
癖のある人は書けるんですけど。
主人公がいい子すぎるってのも、確かに退屈で、薄っぺらになってしまいますよね。
新作、がんばって書いております。最初は、どうなるかって思っていたんですが、なんとか。
応募期間中に終わらないかもって心配しています。
小説はキャラ主体で書く場合と筋主体で書く場合がありますね。
ぼくは筋主体で、プロットが要求するキャラクターを嵌めこむやり方を通常行っています。
『電動マッハ』なんかがそれですね。キャラ主体で作ったのは、前回のコンテストに出した『その聖戦士、ノセモノです』なんですが、書いているうちに結局筋主体になりました。そこは人それぞれで、変えられないし、変える必要もないかもしれません。
ぼくは筋主体が書くのですが、その中でも、うちのキャラクターたちは、勝手に動くことが多いですね。残念ながら、魅力的なキャラクターの作り方ないと思います。
ただ、以前公開していた小説の書き方のエッセイでは、魅力的なキャラクターを作ろうと思ったら、周囲の人をよく見ろと書いたことはあります。
作者からの返信
雲江斬太さま
筋主体とキャラ主体。おおって思いました。そして、周囲の人をよく見ろ、確かにそうですよね。
そこには人間的なあまりに人間的な人が多くて、魅力的というよりも、普通の生活があって。
なかなかに大変です。
人は感情の生き物ですよね。
ラノベの求める人間像は、その人から抜け出すスーパーヒーローなのかもとは思っています。
魅力的なキャラクターですか。
とても難しいですね。
現実には読者ができない行動をさせるというのはあるのかな、と思っています。
ざまあ、俺つえー、ハーレム。
実際には難しいこれらを体験することは難しい。
個人的には、当人にとって大事な(世間的には些細なことかもしれない)自分の定めた規範に忠実な生きざまをするキャラは好きです。
どんな汚い手を使ってでも生き残るでもいいし、義に殉じるでもいい。
行動としては真逆ですけど、それを貫く姿は惹かれます。
作者からの返信
へもんさま
そうか、自分の規範に忠実なキャラ。感動しますよね。
それもやはり、人はあやふやなので、普通はできない行動なんかじゃないかと思います。
普通はできないことをする、エンタメのキャラには大切ですよね。爽快感を感じますもの。
実際のわたしは、割と人に怒れなくて、だから、はっきりモノを言え、言ったことに責任をもって後悔しない主人公には憧れます。
私は悪の魅力を持ったキャラクターは書けないので、主人公はいつもいい子になっちゃいます……(><)
その分、読者様に好かれる子になってくれていたらいいなと思いながら書いています~(*´▽`*)
アメ様のように、もっと幅広くいろんなキャラクターを書けるようになりたいのですが、なかなかです……(><)
新作大変かと思いますが、頑張ってくださいませ~(*´▽`*)
応援しております!(≧▽≦)
作者からの返信
乙様
作品が圧倒的に面白いのに。だからこそ、キャラも立っていいですよね。特に、男性に色気があって、こういうキャラをかけたらいいのにって、わたしなんかから見ると思います。
わたしのキャラは、それほど幅広くなくて、実際のところ、よく似たタイプなんだと思います。
応援、受け取りました。がんばります!
自分は逆に「何考えているか分からない」といったキャラを書いてみたいと、今は思っていますね。これは「ようこそ実力至上主義の教室へ」の主人公を意識したものです。
リゼロとかの主人公も感情移入するタイプではないですが、人を惹くことに成功しているので、芯があれば意外と読まれるような気もします。
色々と考えましたが、主人公って様々いて、考え方も多岐にわたるので一概にダメとは言えないと思いました。
今読んでいるのはキャラ崩壊しそうなぐらいにはっちゃけていますが、それも面白かったりします。
キャラ、むずかしいですね……。悩む。
作者からの返信
夕日ゆうやさん
ほんと、これは難しいんですよね。
自分で書いてるとき、面白いと思ったりするんですが、ちっとも伝わらないこともあって、独りよがりだったのかもと思うことあります。
悩んで、そして、トライ&エラーで、そのうちに掴めるんじゃないかって思っています。
いいヤツ、いやなヤツ、悪人、クズ夫、悪女。主人公のタイプも様々ですが、人間的には嫌いでも、キャラの造形がしっかりできていれば、不思議と読めるものもありますよね。
なぜこの人はこんなことをするのか。理屈としても感情としても納得させられるだけの書き方をしたら、好き嫌いを超えて魅力になるのかも。
反対に、キャラの行動に、そうはならんだろ、なんて思ってしまうと、一気に冷めてしまいます。
特に、誰かを好きになったり大事な決断をしたりという、感情の大きな動きがあるシーンでは、しっかりとした説得力を持って伝えられるようにしたいです。
作者からの返信
無月兄さま
まさに、おっしゃる通りですね。
感情をしっかりと説得力を持って書くこと、わたしも勉強しています。
兄さまの作品、いつも描写に感服しています。
わたしもそう書けるように、これからも努力したいって思っています。
光源氏とか、夜神月とか、主人公はむかつくし全く共感できないけど、作品はめっちゃ好きなやつ。本当に不思議ですね。
デスノートでは私は月の敵だけど正義としてはこちらが正しいLのファンでした。
周りにも、主人公月を応援している人はいませんでしたねぇ(笑)。
でも、面白い。名作だと思う。何故だろう。
アメさんの新作、めっちゃ楽しみにしておりますよ!
主人公にクセありそうですが、推しキャラは見つかると思う( ´∀`)bグッ!
作者からの返信
無雲ちゃん
夜神月。確かに、あの主人公はむかつくけど、作品は、むっちゃ面白いですよね。
ただ、Lの大ファンでした。わたしも、L、最高のキャラですよね。
楽しみになんて、ありがとうね。
今、必死でがんばっています。
感情移入できるキャラクター作るのもできないキャラクター作るのも難しいなあと思います。
言葉遣いの悪いキャラ?私好みではないですかあ(笑)
長年?口の悪い人主人公の話書いているものでなんかそういう響きに惹かれます(笑)
物書きとしてはキャラクターが愛されるとなんか嬉しいですよね。
作者からの返信
野林緑里さま
コメント嬉しいです。
言葉遣いが悪いのが、好み、よかった〜〜。
自分の造形したキャラが愛されると、本当に嬉しいですよね。
ただ、ほんと難しいです。
ごきげんよう、またまた雨さまの物語を楽しむことができるのですね、楽しみ!
口の悪い主人公ですか、私の前作も乱暴口調の女子でしたが、書くのが辛かったです。可愛い女性だなぁと思いつつ書いていましたが、だから可哀想な設定にしちゃったな、なんて思ってました。
好きになれない主人公の物語、ありますよね。
でも、その行動、発言、背景がちゃんと理解できたらちゃんと物語を楽しめますよね。
主人公や登場人物を楽しむ、よりも物語を楽しむ方だと、お話に没入できるのかな、なんて。
読了してから、あ、この主人公好き、とか嫌い、とか、後からついてくる感じ。
作者からの返信
おだしのぶさま
そうか、後からついてくる。いいですよね、そんな主人公。
前作、確かに乱暴口調の女子でしたね。書くのが辛かったんですか。彼女、とても悲惨な思いもしてきたけど、でも最終的に報われているラストに感動した覚えがあります。
物語を楽しんでもらう、難しいですけど。次作、がんばります。
主役に感情移入出来ずとも、筋の通った?理不尽に「そうきたか」って落としどころがあれば、共感できるかどうかは別として最後まで読める気がします。
でも、それは好みの問題だからね。
色々とチャレンジなさって、アメさんの世界観を布教していけば、
そのうちに何かわかるかもしれん^^(知らんけど~)
作者からの返信
ことさん
うんうん。
みんなのコメントに、構成さえできれば、もうちょっとだ。なんてメッセージとして読めたよ。
今回は、一つの時代、一つの時間軸で、逃げずに書くわ。
いつもありがとうね。
冒頭、だいぶ、書き直した。
まだ、書いてる途中だから、自分ではうまくいってると思うけど、ちとわからない。がんばる。
編集済
映画の話で恐縮ですが、映画の世界では主役が悪人なんてザラな世界ですよね。
でも、それが美貌でカッコいい、自分はああなれない、というキャラだとすっごく応援してしまって。
アメさんはお好きでないでしょうが、アランドロンなんて、その代表格だったと思ってます。
でも、それでさえ感情移入出来ない作品は多々あったけど。
新作、読ませていただくつもりです。
応援しております。
作者からの返信
レネさん
お久しぶりな気持ちです。
映画で悪人なんてざら。ほんとですよね。
アラン・ドロンは美形ですけど、でも確かに、あまり好きな俳優じゃなくて。なんとなく軽薄な感じがして。
「太陽はいっぱい」、悪い男でしたけど、感情移入できる作品でしたね。
応援、骨身に沁みます。必死にがんばっています。
感情移入できるキャラって、ブレないキャラかなと思います。
場面場面で、その時作者が言わせたいことを言わされてるキャラって、さめますよね。
反対に、どんなひどいセリフはいても、このキャラならこれぐらい言うと読者が納得できたらいいんだろうなと思います。
創作論などで言われるのは、説明ではなく納得させろ! です。
作者からの返信
こころさん
最高!
いつもほんと勉強になるわ。
ぶれないキャラ、そして、納得させろ。
がんばろうって思いました。
雨 杜和様、コメント失礼致します。
私はキャラクターへの愛情が薄いんですよね。
もっと主人公を愛されキャラにできればよいのですが。
どうにも煮え切らない主人公にしてしまうことが多いです。
私自身があまり割り切りがうまくないんですよね。
まあ今は十万字の物語をしっかりと完結していく過程を重視していて、キャラクターにまで気が回っていないんですよね。
もう少し余裕ができたら、あれこれ主人公や他のキャラクターに気が回るんですけど。
ってこう書いている時点で割り切りがうまくないんだなあと。
ネガティブが好きというか、私自身がけっこうネガティブなので、それがハードルかなと思います。
雨 杜和様の作品は、キャラクターがしっかりしている作品が多いので、キャラクターへのスタンスはそのままでもいいかなと思いますよ。
7万字弱まで来ていれば、10万字目標なら半ばを過ぎた印象を持つ頃ですね。ここから物語を畳みに行くことになるので。それまでの風呂敷をどこまで畳んでいけるのか。そこを考えてみましょう。
作者からの返信
カイ様
いつも本当にありがとうございます。
カイ様のおっしゃる点。たぶん、わたしと正反対の弱点なんでしょうね。構成をしっかりと練ってみます。
今回は、逃げずに、真正面から構成を練って書いてます。
問題は、最終話をどうするか、まだ、思案中ではあるんですが。今日中には7万文字に至る予定です。
最終話まで、がんばります。ドラゴンは完結していなくても、10万文字を超えていればいいのですが、完結ブーストを考えると六月末に完結させたほうが、たぶん、いいのでしょうね。
いろいろ考えながら、がんばります。
雨 杜和さんのキャラはよく描かれていると思います。
千年比丘尼系のキャラ二人もよく立っていたし、源氏物語へ転移したキャラも良かったです。いずれも共通しているところがあるキャラなので大事に育てたら良いです。
ただ、お話は端折っている部分がありそうな感じがし、物語に対して欲求不満が生じます。
カクヨムのテーマ募集(?)に合せるのではなく、プロットをしっかり練って、マイペースで長編大作を書いてみたらどうでしょうか?
作者からの返信
もへじさん
いつも的確なご指摘、本当に勉強になります。
プロットをしっかり練る。わたしの一番、足りないところですよね。
今回の新作は、自分では、そこをすごく考えて書いてみました。
自分の書けるキャラという意味で、おっしゃる通りに共通してる部分がありますよね。たぶん、わたしの性格を反映しているんでしょうけど。
物語に欲求不満が出る。わたしの弱点です。
次作は、その点を深く考えながら書いていきます。
ありがとうございます。
こうやって分析してみると、主人公の内面、胸のうちを描くのがいかに重要か分かりますね。
読み手とは相反する考えを持っていたとしても、どういう気持ち、どういう思考のもと動いているかが分かれば、感情移入できますし。
逆にこれらを疎かにしてしまうと、例えば恋愛ものだとどうして相手を好きになったのか。バトルものだと、どうして戦おうとするのかがピンととなくて、面白く思えませんね。今まで読んできた作品の中にも、それが理由で楽しめなかった物がありました。
自分もそうならないよう、気を付けたいです(^_^;)
新作、楽しみにしています!(^^)!
作者からの返信
無月弟さま
まさに、わたしの言いたいことです。とても難しいんですけど、感情を押えるって、本当に大事ですよね。
その点、無月弟さまの作品、いつもすんなり主人公たちの気もちが入ってきて、さすがだと思っています。
まったくその通りですねー。主役に感情移入できないと読むのが苦痛になりますもんねー。やっぱり主人公のキャラ作りは大切だなと思います。
作者からの返信
ゆうすけさん
おひさしぶりです。
これ、きっと、いろんな意味でゆうすけさんなら、深く理解していただけると思いました。
アメさんの新作楽しみです!
私も今横溝ホラー構想ネリネリ中!
ネタ帳手書きからカクヨムの設定ノートに清書してますがかけるかどうか……。
嫌われてしまう主人公キャラ。実は私も公衆電話の太郎くんの前半の美咲さん。不倫してるし、嫌われないかめちゃくちゃ不安でした!(今でも不安……)
そういうのって難しいですよね!
久しぶりにお会いできて、よっしゃやるぞ!って思いました!
執筆頑張ってください!
応援していますー!
作者からの返信
和響さん
横溝は和響さんに、あっていますよね。基本、ホラー風味がないといけないミステリ作品ですから。
わたしには、ちょっと無理で、ライトノベルを追求しています。
こちらこそ、とっても嬉しいです。
がんばります。
嫌な主人公……わたしは苦手です。つづきを読む気力がなくなります。
ただ、「うっ、嫌なやつ」と感じるキャラクターというのは、「存在感のあるキャラクターが描けている」ということなので悪いこととは思っていません。書ける作者さんだなあ、と逆に感心しますね。
あと、嫌なキャラは良いキャラとセットで動かすと、お互いに引き立つし読者にもストレスが少ないと思いますけどね~
作者からの返信
藤光さま
確かに、嫌なやつって存在感のあるキャラクターを描けるってことですよね。なるほどって思います。
わたしは嫌な人を描けないのが欠点かもと、ある人に言われました。いやな人も結局、いい人になったりして、努力はしているんですけど、本当に難しいです。