どうしたら自作を読まれるのか? How toカクコン8
つい最近、ある方のエッセイで、どうしたら自分の作品を読まれるのだろうか考えてらした。方法がわかれば教えて欲しいと。
おそらく、90パーセントのカクヨム作者様たちは、共通の悩みをお持ちだろうと思います。いや、わたしもです。よく考えます。
どうしたら、読んでもらえるのだろう。
とくに、カクコン8は読者選考によって通過するコンテストです。
とりあえず、読者選考という過激な中間を突破しなければ、編集の方に評価してもらうための土俵にさえ上れない。
一方で、ランキング上位者。
たとえば、異世界ファンタジーの人気作品には、数千万というアクセス数や、星の数が数百万を超えるなどという、天上界の方々がいらっしゃいます。
自作と、ほどんど変わらないのにと思う方もいるでしょう。
たぶんですが、自作を読まれないと思うわたしたちは勘違いしているのです。
カクヨムから離れて外の同様な世間に出てみると。
例えば、芸能界です。
アイドルを目指す何万というアイドル予備軍のなかで、私たちが知る人気アイドルは一握りです。
例えば、SNS界です。
星の数ほどいるYouTuber。その中で光っているのは、やはり一部です。
おそらくこうしたカクヨム以上に厳しい世界で生き延びていく人は、数パーセントにも満たないかもしれません。
カクヨムで小説を書くという意味は、こうした人気商売と同じことなんだという認識が必要なのかもしれない。
何が言いたいかと言うと、数千万単位の星、一千万単位のアクセス数など、驚くほど読まれている作品。カクヨムで書く人口からすれば、全体の10パーセントもいないと思われます。あるいは、もっと少ないかもしれません。
数字の話ですが、2022年のカクヨム登録者数は90万人を突破したそうです。
おそらく、そのうちの90パーセントの書き手が埋もれているのです。学校でトップ10の成績を取るより難しい。多くの受験生のなかで東大に入るようなものです。
東大受験とカクヨムには似た点があると思いました。
東大に合格するのは、普通ではなかなか難しい。
『合格しないのが普通』なんです。
そもそもの地頭の良さで長年の努力をする。長く地道な基礎訓練と正しい方向性による勉強。そして、最後に『ツキ』も必要です。
カクヨムに書いて3年目に入りました。
成功するには、これと同じことが必要なんだと思いました。
そして、悟ったことは、『読まれないのが普通』なんでしょう。
ゲゲゲって、思いますよね。
では、一般の90パーセントの書き手はどうしたらいいのでしょうか。
これはもう、ひたすら正しい方向性の努力をして、読まれるという「ツキ」が自分に巡るのを待つしかない。
コツコツと良い作品を量産して、徐々にファンを増やしていく。そういう正しい努力、最後に「ツキ」を呼ぶ。
わたしの前には、お仕事をしながら常に書き続け、多くの人との交流も丁寧になさる。そういう地道な努力を続けて、成功への第一歩を踏み出した方々がいます。
親しく交流させていただいている数名の方々。本当に頭が下がります。
ともかく、わたしたちは『読まれないのが普通』の世界にいるのですが、しかし、「やらなければ、決して届かない」世界でもあるのです。
自作が読まれないと悩むより、正しい努力を続けるしかないのでしょう。ときどき、心が折れますけど。
だから、わたしも考えてしまいます。
どうしたら読まれるのだろうか?
🌹 🌹 🌹 🌹 🌹 🌹 🌹 🌹 🌹 🌹 🌹 🌹
これを読まれて、可哀想だと思った、あなた。
カクコン8に参加している作品は下記になります。
『陰陽師の呪縛 〜男を必ず落とす超モテ女の秘密〜』
https://kakuyomu.jp/works/16816452219750143893
お読みくださると泣きます。ついでに、パソコン前でタヌキ踊りで盛り上げ感激します。
🌹 🌹 🌹 🌹 🌹 🌹 🌹 🌹 🌹 🌹 🌹 🌹
さて、猫目孔雀さまがエッセイで作品を紹介してくださいました。それがもう素敵な紹介文で、かってにですが転載させてください。
【『陰陽師の呪縛 〜男を必ず落とす超モテ女の秘密〜』
今話題の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で源実朝の歌を添削した人、藤原定家のご先祖様、藤原兼家の娘が、安倍晴明の師匠・賀茂保憲(呪術廻戦に出てくる加茂憲倫のモデルと言われている人)の子、賀茂光栄と恋に落ちるも、弟の賀茂法光に呪われる過去を持つ主人公が現代まで生きるようです。(ようですと言うのはまだ物語が平安編なのであらすじによるとなのです)
作者さんの手腕はすでに前作、前前作で実証済みなのに、今作は更に流行りの要素をうまく取りいれて、どうなるのか楽しみです】
わああ、最高です。猫目孔雀さま、本当に本当にありがとうございます。
ちなみに、猫目孔雀さまのカクコン8参加作品は。こちらです。
「バーテンダーの僕は週末、冒険者になる。」
https://kakuyomu.jp/works/16817330649872983418
地球から転生した人が集まるバー。そこでバーテンダーをする主人公が、モンスターと戦える冒険者ライセンスをとるために奮闘する物語。
もちろん、かわいい子も出ています。冒険者が片手間の仕事で、本職じゃないって、そっからのアイディアからして、まず面白って思いませんか?
ぜひ、お読みください💓
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます