技術的な校閲をありがとうございます。



 現在、サスペンス作品『彷徨さまよえる王』を連載しております。


 この作品、ミステリーで、現代もので、書くにあたって、いろいろ調べることが多く、資料も増える一方です。


 そんななか、カクヨムの皆さまの温かい助言も多く、とても支えられております。

 とくに時代、技術、言語(中国語:まったくわかりません)、組織などの専門的なことを調査しているのですが、間違えることもあり、ご指摘、とても助かっております。

 ゆうすけさんからのご指摘で、登場人物の中国名を変更しました。

 朱常浩じゅうちゃんはおです。前の名前は女性名としては奇妙らしく、変更しました。ありがとうございます。


 これまで、カクヨムで長編を多く発表させてもらいましたが、この作品ほど、皆さまから、いろんなご意見、ご指摘をいただく、嬉しい作品はありません。

 本当に感謝しております。


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 さて、第3章『外務省の男 1』では、映像についてのご指摘がありました。猫目孔雀さまからです。

 

【退色するのはアナログのフィルム(この場合VHS)が経年劣するからであってVHSからDVDに焼いても退色はしないと思いまふ。

 ただそれより、ジジジ、バチバチという音に関してはフィルムが退色して出るというより、フィルムに付いた傷がアナログの音響機器で再生される際にノイズとなって再生される物なので、ただVHSのカメラで撮ったフィルムが退色しただけではノイズ音は出ないと思いまふ。

 この場合考えられるのは、フィルムで撮影して劣化した映像を上演設備がある部屋で上演して、その様子をVHSのカメラで撮った場合には退色もノイズも出ると思いまふ。

 直すほどでは無いと思いますが、参考まで】



 映像記録媒体として8ミリフィルム。これが家庭に入り、活躍したのは1960年代だそうです。

 実は、この描写、実家にあった8ミリフィルムの映像を、父がDVDに焼き直したことがあって。その映像を見たことを思い出して書いたものでした。

 実際は、実家に残っていた昭和の古い映像フィルムだったので、ジジジという音がした記憶が残っていたのです。


 その辺りを整合性を合わせるために書き直しました。

 猫目孔雀さま、ありがとうございます。


 作品を紹介させてください。


『VRMMOで出会った美少女は、ヘッドショット聖女の異名を持つ凄腕のVTuberでした。』猫目孔雀様作

 https://kakuyomu.jp/works/16816927862734109624


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 ☆涼月☆様からは下記のようなご指摘が。

 やはり、第3章『外務省の男 1』です。


【私も詳しくは無いのですが、インターポールが外務省でこんなふうに事情を聞いたりするのかなと。まずは日本の警察に協力要請するのではないかと】


 この部分は非常に悩みました。

 インタポールについて説明を深くしてもいいのですが、あまり本題とは関係のないことで、だから省いたのです。


 そもそもフランスのインターポールに所属する日本人職員は、警察庁の出向がほとんどです。ですから、協力要請を警察から外務省にしているという形で書いておりました。情報がデトロイトの日本総領事館に、こういう場合は最初に米国から入りますので、その情報共有をしているのです。


 その説明は省きました。あったのほうがいいのかな。迷った結果、第3章『外務省の男 3』ラストシーン。外務省職員との日常会話のなかで、ほのめかしておきました。



 ☆涼月☆様、本当にありがとうございます。

 作品を紹介させてください。


『お弁当温めますか? 深夜のコンビニで紡がれる食レポ&恋』 ☆涼月☆様作https://kakuyomu.jp/works/16817139556574766899


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彷徨さまよえる王』

https://kakuyomu.jp/works/16816927863278356267


お読みくださると嬉しいです。

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