残虐で暴力的な作品



「カクヨム」上での表現について、運営さまサイトには下記のような記述があります。


 下記は、作品のレーティングについて、運営さまサイトに書かれた文章です。


【表現の自由を制限するものではありませんが、青少年を含む利用者が気持ちよく利用できるように以下の表現についてはそれ自体が作品の目的(テーマ)ではなく、物語上の必要な要素として必要最低限の描写となるよう配慮をお願いいたします。

『カクヨム』に小説を書かれている方は、書籍化作家さまもいれば、はじめて小説を書いたという方まで、いろいろな方がいます。】


 となっています。


 実は、現在、書いているミステリー作品は、一般公募のミステリー応募作品であり──それが理由というわけでもないのですが──かなり暴力・残酷描写が多い作品になっています。

 セルフレーティングとして、『残酷描写あり』『暴力描写あり』を指定として入れています。


 ただ、疑問を感じています。


 R-15のレーティングなどもそうですが、どこまで描写していいのか。

 すごく悩みました。


 実は、ある方が、現在、公開している作品を読まれて、パトリシア・コーンウェル作「検屍官」シリーズ を思いだすと教えてくださいました。


「検屍官」シリーズといえば、かなり残酷な描写、暴力的描写も多い作品です。

 主人公は検屍官であり、検視する描写は具体的で、その上に、延々と書かれています。残酷です。また、数々の暴力描写も非常に具体的で、主人公であるスカーペッタに思わず感情移入してしまう作品でもあって、思わず、ぞっとするほどです。


「検屍官」シリーズ は、大ベストセラー作品であり、比較するのもおこがましいのですが。


 さて、ここでわたしの疑問なんです。


『カクヨム』では、この「検屍官」シリーズレベルの残酷、暴力描写は、大丈夫だろうかということです。


 今、公開している作品は、これに近い残虐性があり暴力的な内容になっております。

 物語は、8月27日時点で第五章が最終話になります。あと、第六章と最終章が残るだけです。

 これまでも、結構、残酷な描写を書きましたが、さらに残酷かもしれません。ですから、少し不安があります。ただ、スカーペッタシリーズが問題なければ、大丈夫な気もします。


 本当に素朴な疑問です。作品は下記です。お読みくださると、とても嬉しいです。


 彷徨さまよえる王【横溝正史ミステリ&ホラー大賞応募作品】

 https://kakuyomu.jp/works/16816927863278356267



 **************


 書籍化された作者様たちに代わり、ちょっと宣伝です。


 澄田こころさん(書籍名:伊勢村朱音さま)の作品「姫君と侍女 明治東京なぞとき主従」が本屋さんに並びました。

 明治時代の謎解き主従。とっても面白いですよ。


 激甘作品が得意の乙姫さまの作品。

「銀狼は花の乙女に癒され、まどろむ ~身代わり侍女は冷酷皇帝の抱き枕~」

 こちらの綾束乙さま作品は9月1日発売だそうです。


 そして、

「酔っぱらい盗賊、奴隷の少女を買う」新巻へもん様作

 第2巻がすでに発売されています。


 全部、本屋さんで見て、買って、楽しみたいと思います。

 カクヨムの皆さんの活躍、すごく嬉しくなります。乙さまの作品が出たら、紀伊國屋書店まで買いにいきますね。


 わたしも、いつか、書籍化できることを夢に見ながら、皆様の活躍、応援しております。

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