主人公が思いを寄せるのは、御年五百歳の神様だった――あとがきにて、「命の違う者同士の日常での恋愛」をテーマにしたと記載されてあるのですが、重苦しくない雰囲気でさらりと読める短編です。異類婚姻譚や綺麗な女の子の姿をしたお狐さん、そういう要素が好きな方に特におすすめです。